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。鈍。  作者: 深水葉月
27/89

21刀



「ふ、ざけんなよお前らぁぁぁ!!!」

「なんだ、いつかの不法侵入者。」

「黙れ、藍季あいき。そして死ね」

「君こそ敬語を使ったらどうかな?野蛮人が」


 理事長室では、犬猿の仲コンビの火花がバチバチと散っていた。


「はいはいはい、stop!止まりなよ、錮皇こおうちゃん!」

「黙れ、安曇あずみっ!」

「喧嘩はよくねェぞ」

「く、そっ!」

 錮皇は、藍季に掴みかかっていた手を放しバンッと、机を殴った。


「知ってるだろ!お前らも!

 鎦花りゅうかに潜在能力なんて使わせたら『あの日』の記憶が…!」

「好都合じゃないか。」

「っテメェ!」

 藍季を錮皇が睨みつける。


「知ってるだろ、この学校の卒業者なら。

 バトルシップはただの戦いごっこじゃない。

 潜在能力を効率的に発動させる場所だ。」

「だが…。」


「はいはい、いい加減sistercomplexも卒業したらどう?

 もう隠すことがあの子の為にはならない年頃でしょ?」

「…安曇」

「ほら、お前の妹なら救護塔にいるから。

 明日ぐらいには退院できるぜ。逢いに行ってやれよ」


「うるせぇ、お前らなんか嫌いだ。」






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