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10刀
「あの、仁さん?何の話だったんですか?
っていうか、何がわかったんです?」
「…鈍いな…。自分で考えてみな」
えええええ!?
そんなこと分かりません!
「じぃんっ!りゅっうちゃーーーん!」
「きゃ!」
夕暮さんが空気を切るように私に抱きついてくる。
「おい、はなs「あのね!自分らトーナメント見はった?」
「……(イラッ」
「え?もう貼り出されてるんですか?見ましょうよ、仁さん!」
「鎦花誘ってる?」
「???なんですか、ソレ?」
「いや、別にいい」
何故か赤面する仁さん。
「きゃ!此処に変態がいるさかい☆」
「うぜぇ!夕暮!!!」
で、肝心のトーナメント。
の前に。
「一時予選あるんやなぁー…。」
「知らなかったのかよ」
「なんやて!僕が知らなくたってもええやろ!」
ということで。
とりあえず、今日終了なわけですよ!
「お!おかえり」
「ん。」
錮皇兄さんがエプロン姿で出てくる。
「今日、カレーだぞ」
「昨日の残りね」
挨拶(?)を済ませると速攻で、部屋に潜りこみパソコンをつける。
明日からなんか楽しみだなぁ…。
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