21.お茶会
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茶会では穏やかに時間が過ぎていった
セレスティアが2人にティアとお呼びくださいというものだからリーゼロッテもリズと呼んで欲しいと言った時にそれは起こった
「ティアか可愛いね、セレスもいいかなぁ?それとリズも可愛いけれどリジーとかもいいよね、どうだろうか?」
リジーと呼ばれた時否定したかったが相手は王族だ
どうしたものかと思うとベルドリオがムッとした表情で告げた
「ダメだ、いくら兄貴でもさすがに失礼だろう? リーゼロッテ穣も困ってる」
「……あっと、不躾だったね。けど、ふぅん?」
意味深な笑みを浮かべるとベルドリオをみるべリューク
それに不機嫌を隠そうとしないベルドリオ
二人の雰囲気に女性二人がオロオロとする
すぐにべリュークもベルドリオも穏やかな雰囲気になったので胸を撫で下ろす
それからセレスティアが先に退出し、リーゼロッテが次に退出した
王子2人は主催者なので見送りに馬車まで送ってくれた
セレスティアと第2王子が話しているのを遠く見た
「悪かった」
急にベルドリオが謝罪してくるのでじっと見つめると続く言葉をいってくれた
「兄貴でもリジーって呼び方は、やだったんだ」
「え?」
「リジーの名前は両親と俺だけのもんだろ?」
その言葉に頬に熱が集まる
「そう、です」
冷静を装って返事をするとニカッと笑ってくれる
勘違いしそうになると思いつつ苦笑する
ベルドリオに見送られ馬車に乗り込む
「またな。体調には気ぃつけろよ?」
「はい、ルドも……」
そういうと嬉しそうに笑ってくれた
無事終わったとホッとしていたリーゼロッテは知らなかった
ベルドリオとべリュークがこの後に小さな騒ぎを起こした事を……
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