3.はじめてのにじそうさく~自分は何のために書くのか~
そう、人生初の二次創作の話。
ふとんは今まで二次創作を(文字に)したことがないというお話は本エッセイの1話でしたと思います。
その理由についてはそこに書いた通りです。他人の世界観に手を付けるのが恐ろしい。自信がない。自分が設定厨だからこそ、他人様の設定に生半可な理解で挑めないと震えていたのです。
なので様々な二次創作人の方々の作品を読んでは「すごいなぁ」と感心しておりました。たまに涙が出るほどの名作がありますよね。本当に深くて素晴らしい世界です。ふしぎ。
そんなふとんが二次創作!! 人生何があるか分からないと、いつも言っている波乱万丈。
きっかけは……前々から、私が書き手活動をしていることを知っている友人から「やってみないか」と勧誘を受けていたのと、自分自身興味があったこと、そこへ長編小説の完結が重なって「今がチャンス!」となった感じ。なるようになるとはこのこと。
そうして、勉強という名の読み込みは趣味として済んでいたので、早速設定を練るところへ。
元の作品のことを読み直したり、それ以外にも普通の執筆と変わらない調べ物をしたり、色々な準備をいたしました。これはとても楽しいことですね。やはり設定厨。設定練り練りが一番楽しい。
あと気づいてしまったんですけれど「完結」にこだわらなくていいっていうのが一番新鮮でした。そしてその気楽さがとてもハッピーでした。やっぱり完結ってとてもエネルギーを使うし大変な作業なので、しっかり公開しているオリジナル作品でやるのが精いっぱいって感じ。エタってもいいなら気楽も気楽。思いつくままにほいほいのほい。
そうして、友人と自分用に、公開範囲を限定して投稿という形になりました。
いつの間にか四万文字を超えている……慣れれば早いということですね。
なので、燃え尽きてはいるものの、何も書いていないわけじゃないのです。それどころか毎週連載のペースで1話基本5000文字とかいう勢いで書いています。たのしい。
そうして気づいたことが一つ。
ふとんの軸はやはり「自分が読みたいから」なんだな、ということです。
オリジナルの創作で様々な大波小波を経験し、読まれるもの読まれなかったもの、色々あります。
どうして書いてるんだろう、何て悩んだことも多い。けれどいつだって結局は「自分が読みたかったからだよね」というはじまりの心に落ち着きます。
だって読み返してみれば、数字なんて関係なく面白い。自分が読みたかったものがそこにある。ふとんは万人受けより自分受けを重視します。それじゃなきゃ書くのがつらいもの。
それでいいじゃんと思えるので、自分の軸のブレなさを大切にしたいといつも感じ入ります。
それが二次創作でも変わらなくて、軸の安定をよりいっそう感じられました。
勿論、他の誰かに読まれたいという気持ちはあります。でもやっぱり一番の読者としての己が一番大事です。万人に受ける作品なんてものはなくて、だったら自分に刺さればいいじゃないって思います。それでついでに少数の他人にも刺されば儲けもの。その人たちの声があっても「自分」がいるから話の流れは決して変えません。
絶対に最後まで付き合ってくれて、毎回感想をくれる読者=自分。
心強い味方です。それで満足じゃないですか。
だから、ふとんの小説公開マインドは「私の『好き』を見てみて!」なのでしょう。見られないなら見られないで自己満足していますし、見られたら見られたで「ありがとう」の気持ちでいっぱい。
つい欲をかいて苦労した時期もあったけれど、やっぱり自画自賛の力は偉大。好きなものを好きなように書きたい。数字はもうたくさんいただきました。その記憶があればもうそちらの欲は満たされたままでしょう。少なくとも今のところはそうです。
オリジナルの作品を書かない期間でも、自分の書き手魂がぶれていなくてよかった。
この調子です。このエッセイ優秀。
さて、次はどうしよう。
二次創作のジャンルはひみつよ。




