2日目
「戦士」の加護を受けることにした。
生き延びるためにまずは力が必要だろう。
鍵開けは何となくできたし、隠密は直ぐ見つかったし、とりあえず魔法も使えるようだし他のことは後回しで良いだろう。
敵から奪った装備の中で一番丈夫そうな帝国軍の鎧一式と剣と盾を装備することにする。
見た目は立派な将校様だ。
見た目のせいで厄介な目に合わなければ良いが。
加護を受けたあと別行動しようと言いながらずっと前に一緒にいるレイロフという男について町を目指す。
それにしてもこの世界はなかなかレベルが上がらないな。
帝国兵数人、熊、スパイダー等色々倒したのにレベルが未だ1のままだ。
片手武器と解錠のスキルは増えたがそれだけだ。
とりあえずやてなスキルは成長する様子なのでまずはつねに忍び歩きをしながら次の街を目指すことにする。
しばらくすると「リバーウッド」というところにたどり着いた。砦から近いこともあり街につくなり老婆がドラゴンを見たと喚いている。
荷物が重かったので最初に見かけた鍛冶屋でいらないものを売り払う。
そこで鍛治についての手ほどきを受け、
ナイフを作った。完成したので喜んで持っていくと砥げと言われた。研いだら品質が上がった。
いまの自分のメイン武器を研いだり防具を強化するにはどうやら鋼鉄が必要そうだ。
そして鍛冶屋の親方がどこかに行ってしまった。
鍛冶場に併設された家にも居ない。
研ぎ終わった短剣を見てもらおうと思ったのにどうしよう。
近くを歩き回ると宿屋があった。中に入ると親方がいた。
研ぎ終えた短剣を見せると今度は皮をいじってみないかと勧められた。
材料が見当たらないので親方を探すも見当たらない。
家には鍵がかかっている。
仕方ないので町(いやこの規模だと村かな)の周辺を散策することに。
狼と遭遇して戦っていると「重装」というスキルが上がった。だがまだレベルは1のままだ。
しばらく彷徨っていると等族に出くわした。
さっき行った宿屋で主人が何か言っていた気がする。
3対1でまずいかと思ったが難なく倒せた。
この戦いで「片手武器」のスキルが2も上がり
念願のレベルも上がった。こんなに早くスキルが上がるのは戦士の加護のおかげだろうか。
そして念願のレベルも上がった。
レベルが上がるとどうやら「マジカ」「体力」「スタミナ」のどれかを選んであげれるようだ。
そしてスキルも何か習得できるらしい。
「スタミナ」を上げ、片手武器の威力を上げる「アームズマン」を習得することにした。
その後盗賊たちの守っていた建物に入る。
みすぼらしい木の箱がだが宝箱とあった。
ドキドキしながら開けると片手斧と僅かな金貨が入っていた。
世知辛い世の中だ。
いったん村に高速移動で帰ることにした。
村につくなり発見されたという表示が出たがこれは私の隠密が鶏に破られたということだろうか?
他に生物学見当たらない