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部活の後輩と付き合ってみた  作者: きりんのつばさ
波乱の連続
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そろそろ限界かな

「やっと帰ってこれた・・・」

「あ、センパイ〜〜おかえーー

って、今にも死にそうな表情してますよ⁉︎」

「ああ七海さん、ただいま・・・」

「ただいま・・・じゃないですよ⁉︎センパイ

どうしたんですか?」

「実は問題が立て続けに発生して、その対応に

追われていて・・あれご飯食べた?」

「まだですが・・」

「そうか、じゃあ作るか少し待ってて」

と僕がキッチンに向かおうとすると

「いやいやセンパイ⁉︎何してるんですか⁉︎

センパイは休んでてくださいよ」

「でも・・・」

「私がコンビニで何か買ってきますから、センパイは

何がいいですか?」

「任せます」

「分かりました。とりあえずセンパイは私が帰って

くるまで何もしないで休んでてくださいね?」

「うん、ごめんね」

「じゃあ少し行ってきます」

と七海さんを見送り、その場で寝転がる事にした。

・・・マズイ、早速彼女に迷惑をかけている。

どうにかしないと彼氏として失格だぞ。

どうしようかと悩んでいる最中、気がついたら

寝てしまい、七海さんに起こされた。


その後晩御飯を食べて、いつもなら七海さんは

部屋でゆっくり休んでいくが、今日は晩御飯を食べたら

すぐに隣の自宅に帰っていった。

「センパイは今日はゆっくりと寝てください」

との事だった。

・・・七海さんに迷惑をかけてばかりだな。

「しっかりとしろ僕。まだ倒れていい時じゃない。

まだやる事がある」

・・・会計として、幹部として、彼氏として

まだまだやる事がある。

とりあえず寝ようと思いベッドに行ったが、後輩から

悩みの電話が来て、寝れたのは日をまたいだ頃だった。


次の日は体調は万全になり、朝食も2人分普通に

作れた。七海さんからは

「センパイ、無理してないですよね?」

と言われたが、大丈夫と答えた。

・・・どうやら寝たら治ったみたいだ。

そして、七海さんが大学に行くのを見送り、僕も大学に

向かうのだった。

・・・だがこの後、僕はある意味ピンチを迎える

事になるのだった。

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