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部活の後輩と付き合ってみた  作者: きりんのつばさ
後輩と付き合ってみた
35/327

常に不穏

5月も終わりが近づいてきたこの頃


「2年生は大会まで後3週間もない。とりあえず

気がついたところから直していこう」

「「はい‼︎」」

6月中旬に行われる現2年生が出場する大会があり、

森、織田、与謝野さんを含む2年生を指導していた。

・・・別に2年生を指導するのは構わない。だが‼︎

「そうだ。その調子でやれば直ぐに”国木田”なんか

超えられる」

「・・・わかりました」

夏目が七海さんを教えているのが気に食わん。

部内恋愛禁止だから、七海さんが彼女というのを

言えないというのがもどかしい。言えないから

夏目に対して強く言えない。

・・・地味に名前を強調されるのがムカつく。

「2年生はその調子でもう一度やってみて」

と2年生に指示を出し、僕はもう1人の同期のところに

行った。

「そっちはどう?」

「おう、国木田か。とりあえず新入生はなんとか

見れている」

現状としては

僕→2年生4人

夏目→七海さん

同期1人→七海さん以外の新入生4人

という感じで指摘をしている。

「そろそろ休憩して交代しようか?」

「すまんな、一度休もう」

と僕と同期で一度下級生を休憩に入れ、僕が新入生

同期が2年生を観る形に変更した。

・・・夏目?ずっと七海さんにつきっきりだったよ。

なんかイライラするな。

・・・流石に下級生の前ではみっともないところを

見せられないのでできるだけ表情を変えない様に

していた。


そんなかんなで何とか練習は終わった。

「お、終わった・・・疲れた」

「国木田、お疲れ」

「そっちもお疲れ。なんかお互い大変だな」

「ハハ、笑えねぇ。てか夏目はまた下級生に手を

出そうとしているのか?」

「夏目も懲りないな・・また後始末かよ」

「国木田も大変だな。まぁ確かに平塚はかわ・・」

「何だって?」

「国木田、目が怖いぜ・・・」

と同期が怯えていた。

「マジ?」

「ああマジ。大マジ」

・・ありゃありゃ全然自覚ない。

「まぁまた恋愛沙汰に巻き込まれ、巻き添えだけは

くらいたくないからね」

「国木田って気がついたら巻き込まれているよな。

でもまだ巻き込まれてないからよくね?」

「・・・ハハ、そうだな」

・・・もう巻き込まれているよ。騒動の中心にな‼︎

「じゃあ僕は帰るよ」

「わ、私も帰ります」

と七海さんも帰ろうとしたが、

「平塚、飯どうだ?」

と夏目は恒例の様に誘ってきた。

「今、私金欠なんで・・・」

「それぐらい奢る」

・・・君って、男子の後輩には奢らないのにね?

「課題があって・・・」

「直ぐに終わるから」

としつこく誘う夏目。

「ほら、平塚さん。帰るよ」

と僕が助け舟を出した。

「国木田、何をする?」

「平塚さんが今日は無理って言ってんの気づけよ。

飯なら2年生さそえよ。ほら平塚さん行くよ」

「おい、国木田」

とこっちに夏目が来たので

「森、織田、頼んだ」

「「分かりました‼︎」」

と2人に夏目の足止めをしてもらうことにした。

・・今度飯奢るぜ。

そして僕らは大学を後にした。

ショートストーリー

織田&森

「夏目先輩、飯行きましょう」

「そうすっすよね〜〜行きましょう‼︎」

「お前らに興味はないが」

「そんな事言わないでくださいよ」

「後輩泣きますよ〜〜」

と織田と森は夏目に気づかれないように

国木田に向かって親指を立てた。

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