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部活の後輩と付き合ってみた  作者: きりんのつばさ
またまた波乱
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もうそんな資格なんて無い

今回は樋口視点で話が進んでいきます。

あの事件の樋口目線での後日談です。


かなり話が重たいですが

どうかお付き合いください。


そして樋口の名前ですが

祥子→翔子に変えました。

「まぁこれからも今まで通りよろしくね。

ーー国木田拓海くん」

といい、私は喫茶店を後にした。

去る瞬間の国木田の何か言いたげな顔が

妙に印象に残った。

「何であんな事、国木田に話したのかな〜」

自分でも何故話したのか分からなかった。

だけどつい話してしまった。

と考えているととある考えが思いついた。

「あっ、そうか〜国木田と似ているからか〜

ーー私の幼馴染に」

そうだ。国木田と私の幼馴染()()()彼と

雰囲気が似ているんだ。

彼は昔から何でも話せる雰囲気を出していた。

それは私が好きになった理由の1つだろう。


ーーお人好しで


ーー人が困っていたらほっとけなくて


ーー自分の事は後回しにする。


考えてみると彼と国木田はよく似ている。

だから話してしまったのかもしれない。

そして似ているからだろう、いつもならしない様な

援助をして国木田と平塚を助けたのは・・・

「いつもの私らしくないな〜帰りにコンビニで

アイス買って帰ろう〜うん、そうしよう

ーーあっそう言えば国木田に彼にトドメを刺したの

言ってなかったな〜」

彼、そう私にとって憎悪の対象にトドメを刺した

数日前の出来事を思い出していた。


国木田が常村に反撃をした日の夜。


「くっそ、あいつら俺を裏切りやがって・・・

何よりも国木田だ‼︎あいつさえいなけ」

「ーーやぁやぁ常村、随分荒れてるじゃん〜」

「はっ、誰だお前?」

目の前の男子

ーー()()()()()()()()()()()()

が目の前にいた。

・・・というか私が見張っていたんだよね。

「私?私は謎の美少女、樋口翔子ちゃんだよ〜」

「お前、頭大丈夫か?」

「私は大丈夫だよ〜君よりは」

「っ‼︎お前調子に乗るなよ・・・

今の俺は機嫌が悪いから手加減できない」

「へぇ〜だからどうしたのかな〜?

にしても君、さっきはコテンパンにされてたね〜

見てて笑ったよ〜」

「お、お前さっき見てたのかよ⁉︎」

お、慌ててる慌ててる。

そうだよそうだよ、私はお前のそんな顔を

見たかったんだよ。

「あれは傑作だったよ〜私面白くて録画したもん」

「ふざけんな‼︎今すぐ消せ‼︎」

目の前の憎しみの対象は吠える。

彼は自分の置かれている立場が分かって

ないんじゃないのかな〜?

「嫌だよ〜あ、先にネタバレしとくけど国木田に

情報をリークしたの私だよ〜」

私がそのように言うと驚いた顔になった。

「あれはお前だったのか⁉︎お前が国木田に情報を

バラさなければ俺はこうはならなかった‼︎」

「えぇ〜そうかな。いつかは誰かがやると思うよ?

だって君、悪さし過ぎし」

「お前・・・何者だよ⁉︎」

「教えなきゃ駄目かな?」

「さっきから人をからかう様な態度取りやがって‼︎

女のくせにふざけやがって‼︎」

「その女に追い詰められている君は情けないな〜」

「黙れ‼︎黙れ‼︎」

彼の怒りは既に頂点に達しているようだった。

・・・じゃあそろそろ終わりにしようかな。

「ねぇ、君って○○高校だよね〜?」

「だからどうした‼︎」

「でも君って最初は□□高校にいたよね」

「はぁ⁉︎な、何でそれを知っているんだ⁉︎」

「だってその学校から追い出したの私だし。

ーーまぁいいや、今君の家に膨大な額の請求が

来ていると思うよ」

「何を言っている・・・?」

「クレジットの仮想請求を一気に君の家に

送るようにしたから、今ある財産全部使っても

借金まみれだね」

今頃、常村の家は凄い事になってるだろう。

元々常村本人だけにしようとしていたが

あの家族も色々と表では言えない事をしてきたし

ーー何よりも彼に家族ぐるみで酷い事をしていたので

許すつもりは無かった。

「お、お前何してるんだよ・・・」

「君は色々とやり過ぎたんだよ〜

いや、君の家族もかな?」

「待てよ、お、俺がお前に何をしたんだ?

お前には何もしてないだろ?」

やっぱりダメか・・・

ねぇ()()私やっぱりこいつ、許せないよ。

「あれ?何もしてないって?ハハ〜

ーー笑わせんな、クズが」

「は・・・?」

「ーーお前は私から全てを奪った。

私にとっては世界そのものであった彼を

私からお前は奪った」

「おい、俺は野郎に何か興味はないぞ‼︎

人違いしてんじゃないか」

「黙れ‼︎お前が彼から‼︎広樹から彼女を取らなければ‼︎」

・・・私の世界はまだあっただろう。

広樹は私にとっての世界そのものだった。

「ひ、広樹って誰だよ?」

すっかり常村は怯えている。

ついつい感情的になってしまった。

私はいつもの口調に戻り

「まぁ後請求が来るまで残されている時間だけでも

楽しんだら〜?

ーーそして一生後悔し続けなよ」

と言うと私は常村に対して後ろを向き、帰る事にした。

・・・まぁ実際はそこまで膨大な額を吹っかけなかったが

常村の家族の悪評をあちらこちらにばらまいた。

・・・これで彼の生活は終わっただろう。



そして話は現在に戻る。

「ふぅ・・・何かな、全然スッキリしないな〜」

あんなに憎かった常村をコテンパンにしたのだから

胸がスッキリすると思っていたのだけど・・・

「何かアイス食べる気無くなったな〜普通に帰ろ」


ーーねぇ、広樹会いたいよ。


ーー会って広樹に話したい事が沢山あるんだ。


ーーでも私にはそんな資格無い。


ーーもうそんな資格なんて無い。

明日と明後日は更新出来たら嬉しいな・・・

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