表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
部活の後輩と付き合ってみた  作者: きりんのつばさ
ことのはじまり
1/327

出会い

「先輩」


「ん?」


「好きです」


「はい?」



ーー何もかも出来事というのは自分が思いもしないことから起こるのである。


 僕こと国木田 拓海と彼女とあったのは部活の新歓のことである。


 僕と1つ下の男子の後輩の森 結城がチラシ配りをしていた。


「一度見学どうですか~?」


「明日の7時から新歓コンパ行います~」


 とこんな風に呼び込みをしていた。

この森という後輩は部活に入ってきてから僕が1番面倒を見てきた後輩の1人。顔はそれなりに整っているのだが、かなりの人見知り。そのため新歓のチラシを森だけでは無理だと判断した僕が応援しているわけである。


「先輩、すみませんね」


「まぁ次からは1人でやれよ?」


「……善処します」


 今の若干の間はどうした?


「すみません。チラシいただけないでしょうか?」


と今日配り始めて、相手からくれと言われた僕らは


「マジ!? おい森、1枚くれ」


「わ、分かりました……わ、わ、チラシが〜!!」


と慌てすぎたため、チラシを派手に散らかすというミスを新入生の前でやらかした。


「ご、ごめんね、僕の後輩が」


「いえ、見てて楽しそうですね」


その様子を見ていた彼女は笑っていた。


「先輩、なんとかチラシ集めました」


「ありがと。はい、チラシ。

明日の7時から新歓コンパやるから是非来てよ。あと明日以降、体験入部もしていくから興味があったら来てよ」


「分かりました!!」


と彼女はさっていった。


次の日、新歓コンパをやったのだが彼女の姿はなかった。


彼女と再会するのはしばらく後のこと。


登場人物


国木田拓海くにきだたくみ

……とある部活の会計を務めている大学3年生

自他共に認めるお人好し。

基本的に困っている人がいたらほっとけない性格のため部活では信頼が高い。

主将とは仲が悪い。

森と普通に話せる数少ない人物


森結城もりゆうき

……国木田と同じ部活の大学2年生

顔はそれなりに整っているが、かなりの人見知り。

だが、人見知りが外れると一気に距離が縮まる。

国木田に関しては日々煽ってくるが、本心では尊敬している。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
[一言] 1つ下の男子の後輩の。もう少し日本語勉強してから小説書こうな
[良い点] タイトルに部活の後輩って入っていてなんだろうと思ったら大学生なんですね。 [一言] まだ1話しか読んでいませんがもっと読み込んでみます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ