『プロローグ:暗闇のスープと規格外な双子の妹』
はじめまして!インドネシアから参りました、新人作者です。
幼い頃から日本のライトノベルやアニメ文化に深く魅了され、「いつか自分でも心躍る物語を書いてみたい」という強い情熱から、この「小説家になろう」への投稿を決意しました。
本作は、私が母国語で一から書き上げた完全オリジナルの物語です。
日本語はまだ勉強中の身であり、執筆にあたってはAI翻訳ツールの助けを借りています。そのため、日本語の表現が不自然だったり、日本の文化と少し違う部分があるかもしれません。
ですが、もし違和感を感じた時はどうか、「この作品独自の世界観なんだな」と温かい目で見守っていただければ幸いです。
日本の読者の皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯努めます。
どうぞ、よろしくお願いします!
暗い……。
冷たい……。
狭い空間の中で、ドロドロのスープに漂っているような感覚。例えとしては最悪かもしれないが、これがやけにリアルなのだ。
ここは地獄か? いや、永遠の業火が燃え盛るという地獄にしては寒すぎる。
なら天国か? それもないな。天国がこんなに空虚で寂しい場所なはずがない。
それとも……死後、単なる無の空間に放り出されただけか?
いや、感覚はまだある。寒さを感じるし……時折、別の刺激もある。神経をくすぐる微弱な電流のような?
なんだこの感覚は。
そして何より重要なのは、隣……いや、目の前かもしれないが、俺以外の「何か」の存在を感じることだ。暗闇が深すぎて確証は持てないが。
『おい、そこのお隣さん。あんたも死んでここに送られてきたのか?』
口を開いて喋れないことは完全に理解しつつ、俺は心の中でそう問いかけた。
突如、奇妙なエネルギーに背中を押されるような感覚があった。
そして……暖かさを感じ始めた。
暗闇を一条の光が貫く。次の瞬間、光は爆発的に広がり、重力が再び俺の体を乱暴に鷲掴みにした。闇に慣れきっていた目は、一瞬にして視力を奪われる。
「奥様……元気な男の子です。それに……お顔が奥様にそっくりですよ」
安堵に満ちた若い女性の優しい声が耳に届く。流暢な日本語だった。
彼女は俺を抱き上げた。その手はとても暖かい。
『日本語だと?』
俺は混乱した。
「でも……おかしいですね。なぜ泣かないのでしょう?」
わずかな沈黙。背後からは、苦痛に喘ぐ別の女性の声だけが聞こえる。
『ああ、なるほど。ここで何が起きてるか、だいたい察しがついたぞ——』
若い女性が戸惑っている間にも、俺の後ろから、信じられないほど元気で大きな赤ん坊の泣き声が響き渡った。
「オギャーッ……! オギャーッ!」
「奥様……今度は女の子です。見てください……お顔立ちが旦那様に似て、とてもお美しい……」
「二卵性の双子、男の子と女の子ね……」
弱々しいが、愛情に満ちた優しい声だった。彼女は少し言葉を切り、深く息を吐き出す。
「どうか、この子たちが健やかに育ちますように……」
俺はようやく強烈な光に慣れ始めた。目が、入ってくる視覚情報を処理し始める。
俺の体は柔らかい面の上に置かれていた。おそらくベビーベッドだろう。
視界がクリアになった時、目の前には病院のベッドに横たわる一人の女性がいた。全身汗だくで、荒い息を繰り返している。長く黒い髪は乱れているものの、その美しさは損なわれていない。スミレ色の瞳に、雪のように白く透き通った肌。
その顔は……美しい。恐ろしいほどに。控えめに言っても、前世と今世を含め、俺がこれまでの人生で見た中で最も美しい女性だ。
彼女の傍らには、露出の少ない上品なヨーロッパ風のメイド服を着た若い女性が立っていた。茶色のショートヘアにはメイド特有のカチューシャがつけられ、黒茶色の瞳に、東アジアの女性らしい標準的な白い肌をしている。
彼女は、安堵と喜びに満ちた表情で俺を見つめていた。
俺は必死に首を動かし、隣を見た。そこには、漆黒の髪をした異常に元気そうな赤ん坊がいた。
『って、顔……イケメンすぎないか? これで女の子? 意味がわからん。どんな遺伝子してんだよ』
「ハルト……ハルナ……」
スミレ色の瞳の女性が、美しい微笑みを浮かべて呟く。
俺は自分の腕を上げてみた。
小さく、もろく、か弱い手。指も信じられないほど短い。
『どうやら、俺の嫌な予感は的中したらしいな』
「あうー……あー」(どうも、奥さん)
口を使って何かを言おうとしたが、赤ん坊の喃語以外、気の利いた言葉は一言も出てこない。
俺はこの現象の名前を知っている……。
これは——転生。
『あるいは、重度のオタク共がよく呼ぶ名前……「異世界転生」ってやつだ』




