第2話 ルームメイト
本日第2話です!もしよろしければ感想や誤字脱字報告をお願いします!!
僕が目を冷ますとそこには知らない天井があった。
ここはどこだろう?それよりも、なんでここにいるのかがわからない。確か、能力を発動させて校長の思考を読んで……その後何が起きたんやろ?
周りをキョロキョロしていたら白衣を着た人がこっちに近づいてきた。
「目が覚めたかい?」
「ここはどこですか?」
「ここは学校の医務室、君は校長室で倒れてここに運ばれてきたんよ」
「そうなんですね」
「もう、入学式終わったから寮に行かないとだね。じゃあ、寮の説明本当は入学式で説明するはずなんだけど私から説明するね。寮は1つの部屋につき2人入ることになる。その人が3年間ペアになるんだよ。それでね、学年での成績によって部屋の設備がグレードアップするんだけど最初はみんな一緒でベッド2つにキッチン、そして机と椅子。これが用意されている。成績が上位になると部屋は豪華になり普通の一軒家みたいになる。もし成績が悪かったらベッドだけの部屋になる。あと、絶対評価だから学年全員が豪華な部屋になるかもしれないね。これで寮についての説明は以上質問あるかな?」
「特にないです。」
「じゃあ、体調が良くなったらペアの人の案内してもらってね」
「わかりました」
――――――――――――――――――――
体調良くなったし、ペアの人呼ぶかぁ
僕はペアの人に連絡を取った。
「あんたが月宮蒼生か、よろしくな」
電話をしたら息切れしながら男子がやってきた。
「よろしくお願いします。」
彼の名前は如月光流能力は光操能力。光を操り様々な攻撃や防御ができる。
僕は光流に連れられて寮に向かう。
寮の自分の部屋に入るとそこにはマンションの一室のような場所が出てきた。ドアを開けると玄関があり、奥に進むとキッチンとダイニング、そして自室があった。
「すごくきれいな部屋だね」
「あぁ、俺もはじめ来たときはそう思った」
光流が部屋を見渡しながら言った
「これからよろしくね!光流」
「よろしくな」
「僕の部屋はどこなの?」
「この部屋だ、あと寮長が廊下などの共用部以外は自由に使ってくれだとさ」
「わかった」
「そういや、あんたの能力はなんなんだ?」
「ん〜、言っていいんかわからないんだけど干渉って能力らしい」
光流は干渉と聞いた瞬間強そうで驚いたがすぐに冷静さを取り戻した。
「強そうだな、だが使いこなせるのか?」
「実は今日始めて自分の能力を知ってまだうまく使えない。使えたとしても頭が痛くなって倒れる」
「なるほど、じゃあ俺が教えてやるよ。まだ、未熟ではあるが実技の授業が始まる前に使いこなせるようにしてやる」
「ありがとう!でも、なんでそこまでしてくれるん?」
「そりゃ、あんたのせいで成績が悪くなったら困るからなぁ」
光流は困ったような顔をしながらどう強化しようか考えていた。
「いつから特訓する?」
「ん〜、明日は休みだから寮の訓練施設借りてやろうか」
「えっ、寮内にそんな施設が!?」
僕は目を見開いて驚いた。
国内最高レベルの高校ってそんなものまで用意されてるんだ。
「とりあえず、昼ご飯食べようぜ!そっから、寮を見学しよ!」
「昼ご飯はどうするの?外で食べる?」
「それもいいが……冷蔵庫の中に食材色々と用意してもらってるからそれを使おう」
「そんなのもやってもらえるん!?」
「そりゃ、この学校めっちゃお金あるし」
改めて、僕はこの学校が能力を学ぶのに適してるのだなって思った。
『いただきます!』
「てかさぁ、光流ってご飯作れるんだね!すごっ!」
「まぁ、寮生活する上でこれくらいできないとな」
頼もしすぎるやろ、僕のペア
「そういや、あんたはなんでこの学校に入学したんだ?」
「なんか、高校選びしている間に僕あてに郵便が来て招待された」
「てことは、特待生ってことか!?」
光流は急に立ち上がった。
「そうなるんかな?」
そんなに驚くことかな?
「そうだよ、だって特待生って校長と学年長が推薦した人しかなれないぞ!それって、すでに有名な能力者になってるかそれとも名が通ってるってことだぞ!蒼生って有名人?」
光流は早口で僕に問うた。
「いや、そんなことはないと思うよ。だって、僕能力うまく使えないんだよ。」
「それはそうだが……じゃあ、なぜだ?」
「ん〜、わからん!」
だって、月宮家について話せないんよね。仕方がない……。
「そ、そうか……」
光流は僕が大きな声で’わからん!’と聞いて少し引き気味に相槌を打った。
「光流のご飯美味しいね!」
「そりゃ、こっち来る前にたくさん料理を練習したからな!」
「なるほど、僕も練習しようかな?流石に任せきりはよくないしね」
「おぉ〜、いいんじゃない?これも教えてやるよ」
「ありがとう!光流、優しいね!」
「そ、そんなことないぞ」
光流は少し照れながら言った。
えっ、光流少し照れてる?
「光流〜少し照れてる〜?」
「べ、別に照れてねぇし」
「ほんとに〜?」
「ほんとや!」
『ごちそうさま!』
「食器の片付け僕がやろうか?」
「いや、俺も手伝う」
そうして、僕らは昼食を食べ終え寮の捜索に向かっ
第2話を読んでいただきありがとうございます!感想や誤字脱字報告をできればお願いします!!本日の投稿はここまで!皆さんの評価が高ければそれ以降もたくさん投稿しようと思います!
ちなみにこれは余談なのですが下書きは3枚目までできてます!