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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第三章

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ダグル迷宮地下第二階層……迎え撃つ

エル達はセルギガの眷属の二人にあとをつけられて……。

 ここは地下二階層のまだ未開拓の通路。

 あれからエルとシルフィアとログスとララファは、周囲を警戒しながら通路を進んでいった。

 その背後からセルギガの眷属の二人がついてくる。


(なんでついてくるだけなんだ?)

(エル……確かに変ね。なんのためについてきてるの?)

(まるで行き止まり……あっ、そうか。行き止まりなら、俺たちは逃げられない)


 そうログスが言うと三人は頷いた。


(どうする?)

(どうするって……エル。どっちにしても逃げられないよね?)

(ララファ、確かにそうだな。そうなると、わざと行き止まりまでいくか)


 そう言いエルは三人をみる。


(そうね……それしかないわ)

(俺もそう思います)

(うんうん、そうしよう)


 それを聞きエルは、ニヤリと口角を上げた。

 その後エル達は、そのまま通路を歩きすすむ。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 エル達は行き止まりまでくると、わざと引き返そうとする。

 すると、あとをついて来ていた二人がエル達の前に立ちはだかった。

 それは長身で赤髪の男と小柄で黄緑の髪の男だ。


「ここならいいだろう」


 そう言い赤色の髪の男は、持っていた五個のアイテムを背後に放り投げる。

 そのアイテムは、仲間に居場所を教えるための物だ。

 それをみたエル達は警戒した。


(アレってなんだ?)

(居場所を教えるアイテムよ)

(じゃあ、五個投げたってことは……)


 そう言いログスの顔は、一瞬で青くなる。


(五人くる……そうなると七人だな。眷属を、そんなに増やすってことは……)

(エルのことを、かなり警戒しているってことになるはね)

(ああ……だが、まだ俺のオーパーツのことは知られていないはず)


 そう言いエルは、目の前の二人を見据えた。

 黄緑色の髪の男は、三つ折りになっている黒く光っている鉄のような棍棒を持つ。その後、即座に折りたたんである部分を真っ直ぐにすると長い棒になった。

 そして黄緑色の髪の男は、黒い棍棒を身構えるとエル達へ視線を向ける。

 片や赤髪の男は、黒い鎖鎌を持ち構えた。

 それをみたログスは、エステルスの十文字槍を持ち身構える。

 片やララファは、魔水晶を持ち詠唱し始めた。そして、エルとシルフィアとログスの強化をする。

 シルフィアは素早くキャットクローを装着すると、目の前の二人組を睨んだ。

 一方エルは、大剣を背中の鞘から抜くと構えた。


(とりあえず、俺は能力を使わないで戦う)

(そうね……私もその方がいいと思うわ)

(そうですね。まだ手の内をみせない方がいいと思います)

(うん、アタシもそう思う。アタシは戦えないけど、サポートするね)


 そうララファが言うと三人は、コクッと頷く。


「セルギガの話じゃ……確かエルは、紫の髪のヤツだ」


 そう黄緑の髪の男は言い赤髪の男をみる。


「ああ、そうなると……分かってるな?」

「勿論だ。じゃあ、やるとするか」


 そう言い黄緑の髪の男と赤髪の男は、エル達へ突撃した。

 それをみたエル達は、戦闘体勢に入る。

 そして四人はその後、黄緑の髪の男と赤髪の男と戦ったのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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