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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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拒否と企てと談話と

セルギガは魔剣バスターヘルギアと話をしていたが……。

 ここは倉庫街の奥にある酒場。そして二階にあるセルギガのための部屋だ。

 ここにはセルギガが一人いて、イライラしながら部屋を行き来している。


(クソッ! なんなんだ。あの感じは、恐らく神のオーパーツ。まさか、こんな所に居るとはな。

 だがそっちは、ほっといても問題ないだろう……刺激しなければ……。それよりも、エルの方だ。

 バスターヘルギア、エルのオーパーツがなんなのか知っているな?)

 ”知っていても言えん”

(なぜだ?)


 そう言いセルギガは首を傾げた。


 ”オーパーツ間の約束事だ。それにアレと関わり合うのはやめておけ”

(言っている意味が理解できん。まさか、エルのオーパーツが怖いのか?)

 ”そういう事だ。だからエルには近づくな!”


 それを聞きセルギガは、近くにあるツボを思いっきり蹴る。ツボは見事に粉々に割れた。


(ふざけんなっ! 俺のオーパーツよりも格上だと。それも……。クソッ……だが、このままじゃ気が治まらん)

 ”馬鹿なことを考えるな”

(フンッ、口を出すな。それならエルを始末して、そのオーパーツを奪うだけだ)


 そう言いセルギガは、ニヤリと笑みを浮かべる。


 ”やめておけ! あのオーパーツがお前になびくとも思えん”

(言っている意味がわからんのだが。そんなとんでもない物をエルが手に入れたと云うのか?

 ハハハハハ……笑わせるな。いくらエルムスの子供だったとしても、戦闘の経験が浅いガキが手にすることなんて無理だ)

 ”ああ、そう思うのが普通だろう。だが、事実だ。そもそも、あのオーパーツは人嫌いだからな”


 セルギガはそれを聞き更に混乱した。


(だから、なんでそんなオーパーツをエルが所持している?)

 ”そこまで知る訳ないだろ。それよりも、とにかくエルには近づくな!!”

(さあな……どのみち、エルの方からくると思うが)


 そう言いセルギガは、無作為に一点をみつめる。


 ”そう思うなら、エルから遠ざかれ!”

(ふざけるな! なんでこの俺が逃げなきゃならん。馬鹿らしい……もういい、自分で考える)

 ”勝手にしろ! お前がどうなっても知らん(やはりセルギガは、王の器じゃないようだ。それなら、勝手にやらせておくか)”


 そう思いバスターへルギアは、それ以上のことを言うのをやめた。


(ああ、そうさせてもらう)


 セルギガはそう言うと机の方へ向かい座る。


「さて、どう誘きだす?」


 そう言うとセルギガは、高笑いをした。


 ――場所は、エルの家へと移る――


 あれからエルは、真っ直ぐ家に戻ってくる。

 そして床に寝そべっていた。


(あ、そういえば何も買ってないや……まあいいか)


 そう思い疲れていたため目を閉じ眠ろうとする。


(エル、聞こえてるか?)

(ああ、ログスか……どうしたんだ?)

(ううん、何もない。さっきグリモエステルスに聞いて、シルフィアさんのことが心配で)


 それを聞きエルは、ニヤッと笑みを浮かべた。


(シルフィアは、確かに大怪我したけど心配ない。まぁ明日には起きられるだろうけど。一週間は、施設を出られないだろうな)

(えっ!? そんなに酷いの?)


 そう言いララファは驚いている。

 勿論ログスも驚いていた。


(酷いと言えばそうだな。だけど、自業自得だと思う。なんで喧嘩してたのかは知らないけど)

(そうなのか。でも、心配だからあとでお見舞いに行きたい)

(ログス……じゃあ、明日いくか?)


 エルはそう言い瞼を開き天井をみつめる。


(うん、行きたいです)

(アタシも行きたい)

(じゃあ明日、ログスの家に迎えにいく)


 それを聞き二人は、分かったと言った。


(それと聞いているかラクドサスの件?)

(聞いてる。でも、まさか……まだ信じられない)

(そうだよね。だけど今思えば、ラクドサスが悪かったんじゃなくて……ダスカや一部の仲間だけだったのかも)


 そうララファに言われエルは、なるほどと納得する。


(そうかもしれないな。まあ何かあれば、グリモエステルスを通してラクドサスに応援を頼める)

(ああ、エル……なんか不思議な気分だけどな)


 そして三人はその後も、しばらく話をしていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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