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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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譲れない想い×喧嘩

市場のひと気のない場所でシルフィアとキキョウは喧嘩をしていた……。

 ここは市場街の、ひと気がない場所。

 辺りは広く、使われていない古い建物がたっている。

 現在ここには、シルフィアとキキョウがいた。


 あれから二人は、人通りがない所で心置きなく戦おうという事になりここにくる。


 そして只今シルフィアとキキョウは、取っ組み合いの喧嘩をしていた。


「クッ……中々やるじゃないの!」

「シルフィア……永遠の美貌をよこしなさいよ!」

「ちょっ! 趣旨が変わってるんですけど!」


 そう言いシルフィアは、キキョウを投げ飛ばす。

 キキョウは投げ飛ばされ空中で眷属武器の鞭を構えると、シルフィアの腕に目掛けしならせる。と同時に鞭が伸びシルフィアの腕を絡みついた。

 シルフィアはその鞭に噛みつき切ろうとするも硬くて無理だ。


「あら、シルフィア。眷属の武器はないのかしら?」

「そのぐらい持ってるわよ!」


 挑発にのってしまいシルフィアは、瞬時にキャットクローを装着する。それと同時に、鞭が絡まる右手で手前に引っ張った。

 するとキキョウは、シルフィアの方に引き寄せられる。

 足で踏ん張るも間に合わない。そのままシルフィアの鉄の爪がキキョウの顔を襲った。そしてキキョウの顔には、ひっかき傷が見事につく。


「イタア~イ!! 何してくれてんのよ!? このメス、ドS猫ぉぉおお~!」


 そう叫びキキョウは、素早く鞭をシルフィアから外した。と同時に鞭をしならせると、シルフィアの腰に巻き付ける。

 シルフィアは巻き付いた鞭を解こうと試みた。


 《……――電撃!!》


 そうキキョウは小声で叫んだ。


「ギャアァァアアアー!!」


 シルフィアは間に合わず真面に電撃を浴びる。


「あら、丈夫ね。髪が、パーマがかってる程度なんてねぇ」


 そうキキョウに言われシルフィアは、口から煙を吐き身構えた。


「ゴホゴホッ……やってくれたわね!」


 そう言いシルフィアは技を使おうとする。


 だが丁度その時……。


 ”シルフィア、何をやっている!”


 グリモエステルスは怒っていた。


 ”何があった、キキョウ!”


 強い口調でセイントチェーンは問いかける。

 だがシルフィアとキキョウは、その言葉を無視していた。というよりも、お互いに頭に血がのぼっていたため聞こえていなかったのである。

 その後もシルフィアとキキョウは、グリモエステルスとセイントチェーンの問いかけを無視し取っ組み合いの喧嘩を続けていた。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 ここはエルの家。

 あれからエルとラクドサスは、なんとか話題をみつけ間を持たせる。


「しかし……こうも遅いと気になるな」

「ああ、何かあったんじゃないよな?」


 そうエルが言うとラクドサスは、窓の方へ視線を向ける。


 ”ラクドサス、今すぐキキョウの下に向かうのじゃ”

(どういう事ですか?)

 ”何があったかはわからぬが、シルフィアと喧嘩をしておる”


 それを聞きラクドサスは、驚き立ち上がった。

 それと同時にエルも驚き立ち上がる。

 そう同じような内容をグリモエステルスに言われたのだ。


「ラクドサス、そっちもか?」

「ああ、何があったかは分からん。だが、とりあえず市場に向かう」


 それを聞きエルは頷く。

 そして二人は市場へ向かった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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