表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/110

談話と環境の差

エルとシルフィアはグリモエステルスと話をしていたが……。

 ラクドサスはキキョウを交えセイントチェーンと話をしていた。

 片やエルはシルフィアと一緒にグリモエステルスから聞いている。


 ”うむ、連絡手段か……だが共闘とはな。そうなると何かある度、常に一緒に戦うという事になる”

(そうなるよな。それより……そもそも、神のオーパーツ所持者と共闘していいのか?)

 ”それは問題ない。だが、どうする……まさか儂でもこんな展開は予想していなかった”


 それを聞きエルとシルフィアは、真剣な顔で頷いた。


(私もよ。でも、これが可能なら……)

(ああ、色々と助かるな)

 ”そうだな。手段はなくはないが、向こうのオーパーツ次第になる”


 そう言われエルは、ラクドサスに視線を向ける。


(交渉次第って訳か)

 ”そうだね……話はしてみる。だが、さっきのようにすんなりいくか分からない”

(それでも……)


 エルはそう言いかけた。


 ”エル……相手からの誘いだ。珍しい、話してくるよ”


 そう言いグリモエステルスは交信を切る。

 それを確認するとエルとシルフィアは、ラクドサスの方を向いた。


「お互い……オーパーツ同士で話すみたいだな」

「エル、そっちはどんなことを話していた?」

「今は言わないでおく。まだ、結果が出ていないからな」


 そう言われラクドサスは、フッと息を吐き笑みを浮かべる。


「そうだな。そうなると、お互い下手な会話はできんか」

「ああ、そうだな。どう間を持たせる?」

「それよりも、ここには飲み物や食べ物ってないのか?」


 ラクドサスはそう言い、ジト目でエルをみた。


「なくはないが……保存食と水しかない」

「……本当に何も買ってないんだな」

「しょうがないだろ! 買っている暇がなかったんだから」


 そう言いエルは、プイッと不貞腐れる。


「フッ、まるで子供だな……みていて飽きない。まあいい……キキョウ、何か買ってこい」

「はい、分かりましたわ」


 キキョウはそう言うと立ち上がる。


「エル、私も一緒に行ってくるね」

「ああ、頼む」


 そう言いエルは、シルフィアにお金を渡した。


「……別に私が出したのに」

「ここは俺が出すのが筋だろ」


 それを聞きシルフィアは、ニコリと笑みを浮かべる。

 それをみたラクドサスは、キキョウを自分の所にこさせた。そして無言のままキキョウに金を渡す。


「あら、珍しいこともあるのね……雨が降らなければいいのだけど」


 そう言いキキョウは、窓の外を向いた。


「キキョウ、余計なことを言わずに行ってこい!」


 ラクドサスはそう言うと、ムスッとする。


「なるほど……今まで、仲間に金を出させてたのか」


 そう言いエルは、ジト目でラクドサスをみた。


「そうなのよねぇ。パーティーのメンバーにも、お金を出させてたわよ」


 そうシルフィアが言うとラクドサスは、恥ずかしくなり顔を赤くする。


「それが当たり前だと思っていた……悪いか!」

「いや、そういう環境で育ったなら仕方ないよな」

「なんかトゲがあるような発言だな。フゥー……それよりも、とにかく買ってこい!」


 ラクドサスにそう言われシルフィアとキキョウは頷いた。その後、二人はエルの家を出て市場街に向かう。

 そしてその間エルとラクドサスは、二人っきりでしか話せないことを語っていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ