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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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神のオーパーツとその所持者

エルとシルフィアはその声の主の援護によりこの場から逃げだすが……。

 エルは声の主の動きを追っていた。


「なんのつもりだっ!?」


 そうエルは叫んだ。


「さあな……その様子じゃ、俺が誰か気づいたようだな。だが、それはあとで話してやる。今は、俺が援護してやるから逃げろ!」

「そういう事か……ってことは、お前に借りをつくったな。余り関わり合いたくなかったが」

「そう云うなよ。それよりも早くしろ!」


 そう言われエルは、コクッと頷いた。


(エル……誰なの?)

(そのことは、あとで話す……行くぞ!)


 そう言われシルフィアは、分かったと頷く。

 それを確認するとエルは、シルフィアの手を掴んだ。それと同時に、駆け出した。


「クッ、待て!?」


 そう言いセルギガは、眩しさを堪え大剣を構える。そして、エルとシルフィアを追いかけようとした。

 するとセルギガを無数の光の刃が襲いかかる。

 それに気づきセルギガは、自分の前にバリアを張った。

 だが光の刃の一つが、バリアを破りセルギガの右腕をかすめる。


「クッ……この感じは……。お前、オーパーツ所持者か? それにこれは……神のオーパーツだな!」


 そう言いながらセルギガは、声の主を探していた。


「さあ……なんのことだか知らん。フッ、だが言っておく! オッサン、ここは俺のテリトリーだ。そんで結界を張っているから、気をつけるんだな」

「オッサ……グヌッ、言ってくれるじゃねぇか!! 出てきやがれ!」

「嫌だね……そろそろ大丈夫そうだ」


 そう言いその声の主は、パッとこの場から姿を消す。

 すると眩い光も消える。


「……いったい何者だ? エルは分かっていたようだが……」


 そう言いセルギガは、苦虫を潰したような顔で倉庫の屋根を見回した。


「まあいい……あとで誘きだすだけだ」


 セルギガはそう言い歩き出す。

 そして歩きながら仲間に、倉庫の死体を片づけろと指示を出した。

 その後セルギガは、この場から去り酒場へと向かう。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 一方エルとシルフィアは、逃げながら脳内で話をしていた。


(シルフィア、あと少しで倉庫街を抜ける)

(そうね……でも、さっきのって誰なの?)

(それはあとで話す……本人にも確認したいしな)


 そう言いエルは、遠くをみつめている。


 ”その様子では、エル気づいているね?”

(グリモエステルス……全てじゃないけど、そういう事だよな?)

 ”うむ……まあ、そういう事だ。まさか、こんな近くに神のオーパーツ所持者が居たとはな”


 それを聞きシルフィアは驚いた。


(どういう事なの……じゃあ、さっきのヤツはオーパーツ所持者でそれも……)

 ”シルフィア、そうなるね”

(ちょっと待って、エル。もしかして、私も知ってるヤツ?)


 そう聞かれエルは頷いた。


(とりあえず、今はここから遠ざかろう……恐らく追ってくるだろうからな)

(追ってくるって、なんのために……それになんで逃げるの?)

(なんのために……なんで逃げるか。まあ逃げる必要ないかもしれないが、今は面倒だから会いたくないだけだ)


 そう言いエルは、ジト目で遠くをみつめる。

 シルフィアはそう言われるも、どういう事なのか理解できないでいた。


「おい、待て! そんなに急いで逃げなくてもいいんじゃないのか?」


 その声を聞きシルフィアは、振り向こうとする。

 それに気づきエルは、グイッとシルフィアの腕を引っ張った。


(シルフィア……振り返るな。気づかないフリをする、できれば関わりたくない)

(どういう事? どのみちあとで会うのよね)

(ああ、そうだが……アイツに助けてもらったと思うとな)


 そう言いエルは、嫌な顔をする。


(いったい誰なの?)

(あとで詳しく話す。ダッシュするぞ!)


 エルはシルフィアの手を引っ張り猛ダッシュした。

 それに気づいたその声の主は、ムッとし能力を使いその場から消える。その後、エルとシルフィアの前に現れた。

 それに気づきエルとシルフィアは立ちどまる。


「なんで逃げる? 俺はあとで話すって言ったはずだよな」


 そう言いその声の主……いやラクドサスは、ジト目でエルをみていた。


「えっ!? どういう事……」


 なぜ目の前に居るのか分からず、シルフィアは困惑している。

 片やエルは、ラクドサスから目を逸らし溜息をついていた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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