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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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誘い込むとピンチ

シルフィアはグリモエステルスに言われエルの家に向かう……。


そしてエルは倉庫街を歩いていると赤髪の男につけられていることに気づき……。

 ここは商店街。

 先程よりも人通りが多いようだ。

 あれからシルフィアはここにくる。

 そしてシルフィアは、エルを探し辺りを見回していた。


(人が多いわ。恐らくこの辺には居ない。そうなると、もっと人が少ない場所を探さないと)


 そう思っていると……。


 ”シルフィア、今すぐエルの家に行って儂を持ってエルの所に向かえ”

(ちょっと待って……まさか、エルはグリモエステルスを家に置いてきたって云うの?)

 ”ああ……前代未聞だ! まさか……流石にこんな展開は、予想していなかった。闇が深いとは思っていたがな”


 それを聞きシルフィアは、難しい顔になり遠くをみつめた。


(そうね……分かったわ)


 そう言いエルの家がある方角を向くと、シルフィアは走りだす。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 ここは倉庫街だ。流石に人が居ない。

 エルは無言のまま歩いている。

 細い路地裏へと入っていった。


「……」


 するとエルは、誰かにつけられていることに気づく。


(くいついたか……)


 そう思い更に奥へと向かった。

 その様子を建物の物陰から赤髪の男がみている。


(なるほど……確かにセルギガの言う通りだ。あの村の入口ですれ違ったヤツ……。だが、なんで一人でこんな所を歩いてる?)


 そう思い赤髪の男は、不思議に思い首を傾げた。


 この男はキョウゼル・バベブ、四十五歳。バッドスコーピオンの幹部であり、魔剣バスターへルギアの眷属だ。


 キョウゼルはひとまずバスターへルギアを通しセルギガに連絡する。



 ――場所は移り、倉庫街の奥にある酒場――


 この二階の隠し部屋にはセルギガがいて、ムッとした表情で無作為に一点をみていた。


(なんでエルがこの倉庫街に来ている? それも一人で……)


 そう思うと持っていたペンを、ベキッと折り曲げる。


(馬鹿にしているのか? さっき気づいていたとしたら……クソッ! ふざけるな。フッ……まあいい、一人でどこまでやれるかみてやろうじゃないか)


 そう言いセルギガは、高笑いをした。

 その後、セルギガは仲間を数名率いてエルの下へ向かう。



 ――場所は、倉庫街へ戻る――


 キョウゼルはセルギガに言われエルをつけていた。

 それに気づきエルは、更に奥へと誘いこむ。

 どんどん奥へ進むエルに対しキョウゼルは、不可解に思った。


(何を考えている? この先は行き止まり……って、まさか!?)


 それに気づきキョウゼルは、眷属の武器であるダガーを構えるとエルの下へ駆けだす。

 そう行き止まりの場所でエルに待ち構えられたら、まずいと思ったからだ。


(クッ、思ったよりも仕掛けてくるのが早い!)


 そう思いエルは、大剣を抜くと構える。

 キョウゼルはエルに跳びかかった。

 咄嗟にエルは、避けキョウゼルとの間合いをとる。


「いきなり、なんなんですか?」


 そう言いエルは、キョウゼルを見据えた。


「中々いい反応だ。それに……これは、セルギガの言う通りだ。確かに、近くでみるとエルムスに似ている」

「お前……父さんを知っているのか?」


 そう聞かれキョウゼルは、ニヤリと笑みを浮かべる。


「ああ……そうだが。お前とは、村の入口でも会っているぞ」


 そう言われエルは、キョウゼルを鋭い眼光で睨んだ。

 その後エルは、大剣を握り締める。そして怒りのままに、キョウゼルへ目掛け大剣を振り下ろした。

 だがキョウゼルは、それを軽々とよけエルの懐に入る。

 それに気づくもエルは、避けきれずキョウゼルのダガーが左腕をかすめ服を斬られた。そこから血が滲み出て、紋章が微かにみえる。

 慌ててエルは、斬られた部分を隠した。


「……なるほど、セルギガの予想した通りか」


 そう言いキョウゼルは、ニヤリと口角を上げる。

 それを聞きエルは隠しても仕方ないと思い、大剣を構え直すとキョウゼルを睨みつけた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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