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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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エル暴走中

エルはグリモエステルスに言われ諦めたが……。

 時は少し遡り……――


 ここはエルの家。

 エルはグリモエステルスに止められたが、どうしても諦めきれないでいた。


(……やっぱり無理だ。どうしても確認したい)

 ”さっきも言ったが、自分一人で抱え込むな。それが話し合いだったとしても、エル一人で行くのは危険すぎる”

(そうだとしても……)


 そう言いエルは、遠くをみつめる。


 ”いい加減にしろ! 死ぬ気か? いや、君に死なれては困る”

(困る? なんでだ)

 ”儂は、今まで誰にも所持させなかった。自分に相応しい者がいなかったからな”


 エルはそう言われ、ムッとした。


(だからなんだって云うんだ! 俺は、確かにグリモエステルスを必要とした。でも……それは……)

 ”君が儂の力を必要であるようにな。儂は、エルに備わっている王の器に賭けているんだ”

(王の器? それってどういう事なんだ)


 そう言いエルは、不思議に思い首を傾げる。


 ”そうか君はオーパーツがなんなのか知らないんだな。まあ、殆どの者は知らないのかもしれんが”


 グリモエステルスは一呼吸おき、再び話し始めた。


 ”本来オーパーツは、王を選定するためのものだ。これも云っておくか。神と悪魔のオーパーツが存在する訳は、王を二つに分けるためだよ”

(そうなのか。でも、なんで王を二つに分ける必要がある?)

 ”一人の王だけじゃ独裁者がうまれる。二人いれば、どちらかが……それを阻止できるからな”


 それを聞きエルは納得する。


(じゃあ、俺はその渦中にいるって訳か)

 ”そういう事だ。だから王候補が、自分勝手な行動をしないでほしい”

(そうだな……)


 そう言いエルは探しに行くことを諦めた。

 そして、しばらく荷物の整理をする。

 だが、エルの脳裏に村の光景が浮かんだ。


「やっぱり無理だ!」


 そう言いエルは、バッグと大剣を背負うと外へと向かった。


 ”エルっ! 待つんだ。……反応がない、聞こえてるはず。わざと聞こえないフリをしているのか。シルフィアに連絡した方がいいな”


 グリモエステルスはシルフィアにのみ連絡をする。

 なぜログスとララファに連絡しないのかそれは、まだ眷属になったばかりで却って危険だからだ。

 そしてグリモエステルスは、シルフィアに連絡をしたあと再びエルに呼びかける。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 ここは倉庫街の入口付近。

 あれからエルは、ここに来ていた。


(人通りがない方が誘い込むのにいい。……これもグリモエステルスに聞かれてるんだよな。グリモエステルスの声が聞こえてくる……)

 ”それが分かっているなら、やめるんだ! それに今どこにいるんだい?”

(なるほど、居場所まで特定できないのか。じゃあ、ここがどこか言わなきゃ大丈夫だな)


 そう言いエルは、ニヤッと笑みを浮かべる。


 ”クッ、いい加減にしろ! 儂を家に置いてきたな”

(ああ……邪魔されたくないからな)

 ”その大剣だけじゃ、それほど力を引き出せない”


 そう言われるもエルは、それを無視して倉庫街へと入っていった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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