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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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気づかれる

エル達はギルドの外で話をしたあと商店街に向かうが……。

 ここはミライゼル冒険者ギルド商会の建物の外側。その入口付近には、エルとシルフィアとログスとララファがいる。


 あれからエル達は、依頼書をカルシャにみせ受理してもらった。その後、外に出てここで話をしている。


 現在エルは、カルシャから渡されたダグル迷宮内の地図が記載されるプレートをみていた。


「これって、シルフィアが持っていたのと同じだよな?」

「そうね。だけど、さっきカルシャさんも云ってたでしょ」

「ああ……全く新しい物で、ちゃんと仕事をしているのかを調べるための地図なんだよな」


 そうエルが言うとシルフィアは頷く。


「そうね。それで……その地図に歩いた場所が記載されるから、怠けてるかどうか分かるって訳よ」

「シルフィア……依頼を受けて、怠けるヤツって居るのか?」

「……中には居るわよ」


 それを聞きエルは、なるほどと納得する。


「それはそうと……これからどうする?」

「エル……偶には、みんなで買い物でもしない?」


 そうシルフィアが言うとログスとララファは、ニパッと満面の笑顔で頷いた。


「いいですね。どこに行くんですか?」

「アタシは、アクセサリーをみたいなぁ」

「んー……俺は、別に予定がないからそれでいい」


 そう言いエルは、シルフィアをみた。


「じゃあ、決まりね。じゃあ、行こうー!」


 シルフィアはそう言い歩き出し、そのあとをエル達が付いていく。


 ∞✦∞✦∞✦∞


 ここは商店街。

 エル達は街路を話しながら歩いている。

 そんなエル達を物陰から監視している者たちがいた。そうセルギガとダスカである。

 実はギルドの建物の物陰に隠れて、感づかれないようにエル達を監視していたのだ。

 その後エル達が移動したのでダスカは、向かった方角から場所が分かり裏道を案内したのである。


「なるほど、ギルドからの裏道があるのか。これなら正面からみえるな。それはそうと……。あとは俺だけでいい。お前は、アジトで待っててくれ」


 それを聞きダスカは、不満に思うが顔に出さず頷いた。


「何をされるのかは、分かりませんが……承知しました」

「余計なことは、言わんでいい。……目障りだ、いいから去れ!」


 そう言われダスカは、渋々この場から姿を消す。


「やっと行ったか。さてと、エルか……エルムスの子供ならばどちらかに似ているはずだ」


 そう思い物陰からエル達の方をみる。


(アレはシルフィア!? なぜそこにお前がいる? そういえば、バスターへルギアが奇怪なことを云っていたな。一人、眷属が減ったと……まさかそれがシルフィアなのか)


 そう思いながらセルギガは、シルフィアを見据えた。


(そうだとすると、誰かの眷属になっている可能性がある。まさかそれが、あのエルなのか?)


 そう思考を巡らせエルの方へ視線を向ける。


(……フッ、可能性はあるな。これは……昔のエルムスに似ているじゃないか。いや、あの顔は……村の入口で会っている。似ているとは、思ったが……しくじったか)


 そう思うとセルギアは、苦虫を潰したような顔で悔しがっていた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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