表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/110

過去の真実と正当な権利者

エルはシルフィア達と話をしていたが……。

 エルとシルフィアとログスとララファは、グリモエステルスの返答を待っている。


(返答がくるまで依頼書をみてないか?)

(エル……今の心境で、落ち着いて依頼書なんかみれないわ)

(うん、シルフィアさんの言う通りだと思う。俺も……気になって無理だ)


 そう言いログスは俯いた。


(アタシも無理……エルのことを考えると、余計にだよ)

(みんな……ごめん巻き込んで)


 エルはつらくなり三人から目を逸らす。


(巻き込まれたなんて思ってないわよ。ただ……エルのことが心配なだけ)

(シルフィア……ありがとう。ううん、ログスにララファもな)


 そうエルに言われシルフィアとログスとララファは首を横に振る。


(ありがとうは、俺の方だ。どんな形でも、兄貴を探すのを手伝ってくれた)

(うん、アタシもログスと同じ……それに仲間にしてくれた)

(そうだね……エルは、誰とも関係を持ちたくないと思っているかもしれない。でも、本心は違うよね……誰よりも人と関係を持ちたいと思っている)


 そう三人に言われエルは、泣きそうになった。


(ああ……自分でも、ここまで人と関わりたいと思ってたなんて気づかなかった)

(そうなのね……エル、私たちは貴方の眷属であって仲間。だから、なんでも話してって言わないけど……溜め込まないで)


 そう言われエルは頷く。


 “待たせたね……どう話すか考えていた。それでエル、君は洞窟で捕まった”

(ああ、捕まって父さんとソイツと戦った。そのあと父さんは……)

 “うむ、だがエルムスはその戦いで死んだのではない”


 それを聞きエルは、不思議に思い首を傾げる。


(じゃあ、どうして……何が原因で)

 “エルムスが戦った相手は、オーパーツ所持者だった。その意味が分かるかい?”

(そうなると……エルムスは、そのオーパーツの所有者を倒したことになる。じゃあ、戦いのあと二体のオーパーツを所持していたってことなの?)


 そう言いシルフィアは思考を巡らせた。


 “そういう事だ”

(んーだけどなんで、それが原因なんだ?)


 エルはグリモエステルスが言ってることを、いまいち理解できず困惑する。


(そうよね……二体のオーパーツを所持したからって、死ぬ原因にならないはず)

 ”うむ、普通ならな。もし二体のオーパーツの相性が悪かったらどうなると思う?”

(それって……最悪、所持者に影響がおよぶわ。じゃあ、エルムスの死因って……)


 そう言いシルフィアは俯いた。


(だけど、俺があの洞窟に行かなければ……)


 エルはそう言いテーブルの一点をみつめる。


 ”いや、エルムスは喜んでいたらしい……エルの成長をね”

(どういうことだ? それに、なんでそんなことが分かるんだ!)

 ”それは、バスターへルギアに聞いたからだよ。エルムスの遺言としてな。本来なら、バスターへルギアが君に伝えるはずだったことだ”


 それを聞きエルは首を傾げた。


(父さんの遺言?)

 ”ああ、そういう事だ。君があの洞窟に行ったことは褒められることではない。でもそれ以上に、あの泣き虫のエルが一人でやったことを褒めていたそうだよ”


 そう言われエルは泣きそうになっている。


 ”それと、これも言っておいた方がいいね。本来なら魔剣バスターへルギアの正当な権利者は、エル……君だ。だが、今はその権利は別の者へと移行しているけどな”


 そう言われエルは驚いた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ