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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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打ち明ける

エルはシルフィア達に打ち明けるが……。

(……話さないと駄目か?)

(エル、話せることで構わない。もしつらいことがあるなら、一人で抱え込まないで)

(うん、シルフィアさんの言う通りだよ。俺にできることがあるかは分からない。でも、話を聞くだけならできる)


 そう言いログスは、目の前のエルをみる。


(アタシも同じ気持ちだよ。昨日、エルが泣いた時に思ったの。今まで一人で、頑張って来たんだろうなって。だから、ここまで強くなれたんだよね)

(ララファ、そんなに美化できるような人間じゃない。過去に、俺は人を殺している。と云っても、直接的にじゃないけどな。でも、結果的に俺のせいで……)

(ねぇ、エル。もしかしてそれって、エルムスのこと?)


 そうシルフィアに聞かれエルは俯いた。


(……ああ、そうだ。父さんは……あの時、俺が一人で洞窟に行かなければ死ななかった)

(エル……洞窟で何があったの? あのエルムスが、そう簡単に死ぬなんてあり得ない)


 シルフィアにそう問われエルは、その時のことをつらそうな表情になりながら思い出している。


(あの時……俺が八歳の頃、一人で洞窟に行った。いつも父さんに、愚図だとか……もっと強くなれとか言われていたんだ。だから自分一人でもできる……そう思って洞窟に、だけど……)


 そう言いエルは、更に苦痛の表情が増してきた。


(……洞窟にみたこともない怪物と知らない男たちがいた。俺はソイツらに捕まって、あとから来た父さんが助けてくれたけど……。

 その時は逃げられたんだ。でも……その時に負った傷口に、毒が入ったらしくて……それが原因で父さんは……)

(変ね? 毒ぐらいで、あのエルムスが死ぬとは思えないわ)

(シルフィア、それって……どういう事だ?)


 そうエルに聞かれシルフィアは思考を巡らせる。


(ねぇ、グリモエステルス。ログスとララファに、エルムスが所持してたオーパーツのことを話しても大丈夫?)

 ”ああ、問題ないよ”


 その会話のやり取りを聞いていたログスとララファは驚いた。


(もしかして、エルのお父さんもオーパーツを所持してたの?)

(ララファ、そうね。それに私は、エルと出逢うまでエルムスの眷属だった。ううん、魔剣バスターへルギアの眷属って言った方がいいわね)

(そうなのか……それで、シルフィアも強かったんだな)


 そう言いログスは、真剣な表情でシルフィアをみる。


(そうなるわね。それでなんだけど……エルムスは、バスターへルギアの所有者だった。だから傷口に毒が入ったぐらいじゃ死ぬはずないのよ)

(シルフィア……オーパーツ所持者だから死なない訳じゃないよな?)

(そうね……でも、エルムスはオーパーツの力で毒耐性を強化していたから)


 それを聞きエルは、どういう事だと思考を巡らせた。


 ”エル……他に死ぬ原因があったのではないのか?”

(思い出せない。グリモエステルス、俺の記憶をみることができるなら……分かってるんじゃないのか?)

 ”ああ……勿論だ。だが、儂が話してもいいものか……少し考えさせてくれ”


 そう言いグリモエステルスは考え始める。

 それをエル達は待っていたのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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