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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第二章

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タイマンと瞬殺

エルはラクドサスと対峙していたが……。

 ここはダグル迷宮付近にある広間。

 ここでは、エルとラクドサスが対峙していた。

 二人の対戦をみるため、周囲に人が集まって来ている。

 その中には、シルフィアとログスとララファもいた。


「ほう、口だけかと思ったが……よく逃げずに来たな」

「こい、と言われたから来ただけだけど」

「なるほど……いい度胸だ。じゃあ、俺が勝ったらシルフィアを返してもらう」


 そう言いラクドサスはエルを睨んだ。


「傲慢だな。それを選ぶのはシルフィアだろ」

「フンッ、そんなのは知らないな。強者は、なんでも欲しいものを手に入れることができる。特にここではだが」

「なるほど……だけど、俺はそう云うのって嫌いだ」


 それを聞きラクドサスは、大笑いする。


「欲がないのか?」

「欲……いや、普通にあると思うけど」

「……」


 返って来た言葉が意外だったため、ラクドサスは何も返答できなくなった。


「えっと……どうするんだ?」

「フゥ……まあいい。お前がどう思っていても、俺のルールでやらしてもらう。それに勝つのは俺だからな」

「ああ、どっちでもいい……サッサと終わらそう」


 流石の能力を使っていないエルであっても、イライラして来ている。


「そうだな。それで、対戦のルールだけ言っておく。武器や魔法の使用は禁止、お前もその方がいいだろう」


 そう言いラクドサスは、ドヤ顔をした。


 ――いや、ラクドサス……お前がな。


 それをみてエルは、呆れて何も言えなくなる。そして、とりあえず頷いた。

 その後エルは、身構える。

 ラクドサスは、ファイティングポーズをとった。っと同時に、エルに殴りかかる。

 それを察知しエルは、素早く避ける。すかさずラクドサスの右手を掴んだ。

 するとラクドサスは、エルの腹を蹴り上げる。


「グハッ……」


 流石は最強パーティーのリーダーだ。

 エルは蹴られ後退し腹を押える。口の中を切ったらしく、ペッと血を吐いた。


(へぇー……口だけじゃないみたいだ)


 なぜかエルは、笑っている。


(なんで笑ってる? なんだ……全身を襲う寒気は……。まぁ……気のせいだよな)


 そう思いラクドサスは、エルに突進していった。

 エルはラクドサスの動きを観察している。

 そして掴まれそうになりエルは、即座に避けるとラクドサスの頭を目掛け回し蹴りをした。

 ラクドサスはその蹴りを真面に喰らい、バタンっと地面に倒れる。それは一瞬だった。

 そのため周囲でみていた者たちは、何が起きたのか分からず呆然と佇んでいる。


「ハァハァ……これで終わりか?」


 息を整えながらエルは、地面に血を流し気絶しているラクドサスを覗きみた。


(もっと楽しめるかと思ったんだけど……呆気ないな)


 エルは物足りなそうだ。

 我に返ったシルフィアとログスとララファは、ラクドサスが動かなくなったことに気づく。そして、エルのそばへと駆け寄る。


「エル……終わったの?」

「ああ、シルフィア……そうみたいだな」

「えっと……エル、やっぱり強い。あのラクドサスが一瞬で……」


 そう言いながらログスは、気絶しているラクドサスをみた。


「うん、アタシも……ビックリした。本当に強いんだね……」


 目を輝かせララファは、エルをみる。


「あーえっと……どうだろうな……ハハハ……」


 そう言われエルは苦笑した。

 周囲の者たちも我に返り、辺りには歓声が湧いている。

 そして物陰から体格のいい男が、その様子をみていた。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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