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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第一章

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ダグル迷宮地下二階層……状況悪化と観念する

エルはドラゴホースの攻撃をかわしていたが……。

 エルは大剣を構え直し切っ先をドラゴホースに向ける。即座に右に体を捻りながら、大剣を右斜め上に後ろへ引いた。そしてドラゴホースに視線を向ける。

 ドラゴホースは魔法陣を展開し終えた。するとドラゴホースを中心に激しく揺れる。


「クッ、ただの地揺れ? いや、それだけじゃない。まだ魔法陣が光ってる」


 激しく揺れているせいでエルは、体勢を崩しよろけた。


「これじゃ、戦いづらい。どう戦う? 迷ってる暇はないな」


 そう言いエルは体勢を整えると、大剣を持ち直し身構える。だが揺れているため足の位置が定まらない。


(……足元が……狙いが定まらない。この揺れをどうにかしないと……)


 エルは焦る。攻撃したい。揺れのせいで狙えず。それでも、なんとか体勢を保っていた。


(早く攻撃しないと、次がくる!)


 額に汗をかきながら、狙いやすそうなドラゴホースの弱点を見据える。

 揺れは更に激しくなってきた。と、その時……ドラゴホースの真下に大きな魔法陣が現れ激しく発光する。

 すると今とは比べものにならない程に揺れた。それと同時に、エルの真下から尖った大きな岩が突き出る。それを察知しエルは、後ろに避けた。


「ハッ!?」


 地面に着地すると尖った岩が突き出てきた。

 それも避ける。しかし避けて地面に着地する度、尖った岩が現れ逃げるだけでも必死だ。時折、大剣で尖った岩を破壊していった。


(避けるだけで、攻撃できない。クソッ、やっぱり能力を使わないと駄目なのか。でも……まだだ。他の方法を探さないと。できるだけ、あの能力は使いたくないからな。体力もだけど……)


 そう考えながら尖った岩を避けている。


(魔法……いや、それも駄目だ。技の斬撃でなんとかなるか? それをやるにも、狙いを定められない)


 そう思考を巡らせながらエルは、尖った岩を破壊して避けた。


「やっぱ、この体勢で技を使うしかないか。外れてもいいように、何回もできるヤツがいいよな」


 エルは尖った岩を避けながら剣を構える。かなりやりづらそうだ。

 ピョンピョン跳びはねながら柄をギュッと握りしめた。


 《メテオバースト・スラッシュっ!!》


 そう言い放つとエルは、大剣を左から右へ振り切る。それと同時に、剣身から漆黒の刃が放たれた。その攻撃を四、五回繰り出す。

 漆黒の刃は、ドラゴホースに全て当たり爆発する。だが上手く弱点に当たっておらず、ほぼ傷一つ負っていない。

 その攻撃でドラゴホースの表情が一変した。そう無表情だったのが怒ったのである。


 ――ガオォォオオオーン……――


 そう途轍もなく大きな雄叫びを周囲に響かせた。

 エルはその鳴き声を聞き耳を塞いだ。


(嘘だろう……これ、どうすんだよ。クッ……嫌だけど、能力を使うしかないのか)


 そう思いエルは、ドラゴホースを睨みみる。

 地揺れはやみ尖った岩の攻撃も治まった。するとドラゴホースの目が、ピカッと赤く光る。

 それに気づいたエルは、考えている暇がないと諦め能力を使うことにした。

 するとバッグから魔導書を取り出すとエルは、ドラゴホースの方へ視線を向ける。

 そしてエルは、魔導書の上に左手を翳した。


(……下手をすれば、シルフィアにバレる。でも、仕方ないよな……この状況をどうにかしないとならないし)

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)


今年の更新は今日までです。皆さん読んで頂きありがとうございました!

来年は1月11日からになりますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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