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英雄迷宮〜特別な魔導書と大剣を手にし探求者となりしエルは誓いを胸に旅立ち迷宮へと、そこで何を知り何を得るのだろうか〜  作者: みけ猫 ミイミ
第一章

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エルの両親を知る者

シルフィアはエルの両親と村のことを知っていた。そのことをエルが聞こうとするも……。

「エルが、エルムスさんの……。それで、エルムスさんとマルセさんは元気?」


 そう聞かれエルは暗い顔になり下を向く。


「……父さんは、八年前に死んだ。それと母さんは……」

「そうだったんだね。エルムスさんは既に、もしかしてマルセさんも?」

「母さんは……半年前、誰かに殺された。村のみんなも……」


 エルはその時のことを思い出し、憎しみの表情へ豹変していた。


「エル……そうかぁ……。それで、犯人は?」

「よくは分からない。だけど……」


 その時のことをエルは、シルフィアに詳しく話す。


「数名の冒険者、かぁ。なんとなく覚えているのが、顔に大きな傷のある男。……それだけじゃみつけようがないよね。会えば分かるの?」

「どうだろう……自信はないけど、分かると思う」

「そうかぁ。みつかるといいね。その時は、私にも声かけて。何か手伝えることがあるかもだし」


 そう言われエルは頷く。その表情は、いつのまにか穏やかになっていた。


「そういえばシルフィアは、なんで父さんと母さんのことを知ってるんだ?」

「あー、そのことね。えっと……あとで、ここじゃない所で話すわ」

「それって他のヤツに、聞かれちゃまずいってことか?」


 そう問われシルフィアは頷く。その後、キョロキョロ周囲を見渡した。


「うん、そうなるわね。断言はできないけど……エルの村が襲われた理由、それにアイツらの仕業かもしれないから。だからそれについては、あとで詳しく話すわ」

「分かりました。気になるけど、そうする」


 それを聞きシルフィアは、ニコッと笑う。

 シルフィアの笑顔をみてエルは顔を赤らめる。


「それにしても、ログスとララファ……遅いわね」

「そういえば、どうしたんだろう?」


 そう言いエルは、辺りを見回した。


「確かに変ねぇ。家に行ってみる?」

「んーここを離れて、行き違いになってもなぁ」

「恐らく二人と、行き違いにはならないと思うわ」


 エルは不思議に思う。なぜそう思うのかと。


「なんで分かるんだ? 他にも道はあるし、家からコッチにくるとは限らない」

「そうだね。だけど、あの二人は特定の道しか通らないのよ」

「どういう事だ?」


 そう聞かれシルフィアは、その理由を話し始める。


「あの二人ね。前にいたパーティーのメンバーの一人から、酷い扱いされてて。ソイツが通りそうな道は避けるのよ」

「なるほどな。でも、なんでそんなこと知ってるんだ?」

「私もそのパーティーに居たから……」


 そう言いシルフィアは俯いた。


「そうか……そのためか。シルフィアが二人の依頼を受けるって聞いて、なんで喜んだのかと思ったけど」

「そういう事! それでどうする、迎えに行く?」

「このまま、ここで待つよりも……その方がいいか。それにさっきの話を聞いて、心配になったしな」


 そう言うとエルは二人の家がある方を向き歩き出す。

 それをみたシルフィアは、エルのあとを追う。

 そして二人は話しながら、ログスとララファの家へと向かったのだった。

読んで頂きありがとうございますヽ(^o^)


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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