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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第九章 少年時代 夏休みの時間編
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九十四 パン作り

 前から買ってきたパンに少し不満を持っていた。もう少し柔らかいパンにならないかなと思いながら買ってきたパンを食べている。食べていてふと思う。それならパン作ればいいじゃないかなと思って、土粘土を取り出し、パン用のプレートを作り始めた。これで、食パンが作れると思い練り始める。

 一応作る前に、お母様にも案を聞いてから作業を始めている。パンを作る時に呼んで欲しいといわれたからだ。

 食パンを焼くプレートが三枚出来たので、この間作った焼き釜へと入れる。熱を上げる為に、マキを割ってかなりの量を入れて火にかけた。これで、二時間半置いておけば完成だと思いながら自宅に戻りお母様に声をかけた。


「お母様。そろそろ作りますよ」

「パンの材料は、あるの?」

「準備は、出来ているので、後は好きな形を作ってやくだけですけど」


 キットンへと足を運び材料になるパンとそれ以外に詰める材料を収納ボックスから取り出していく。その作業を見ていたお母様が、それいつも見てるけど便利ねと言ってきた。


「私も魔法使えるから覚えようかしら」

「それならお婆様の所で習った方がよいですよ」

「今度行った時に、覚えてくるわね」

「お母様て、時空魔法も使えるですね」

「最近覚えたのよ」

「便利なので、いいですよ」


 そんな会話をしながらお惣菜パン、フルーツパン、丸パン、動物パンを作りに形を作っていく。お惣菜パンは、焼きそば、お好み焼き、ソーセージ、カレーと入れていく。


「作ってるのを見てるだけでも美味しそうね」

「分かります」

「そう言えば娘達が居ないわね」

「出かけてますよ」

「それも三人で」

「珍しいわね」

「てっきり始めは、お母様も行くのかと思ってましたが、先ほどお話を聞きに行くまでは、居ないと思ってました」

「私の勘が、残ってると何か起きると思ったから残っていたのよ」

「おかげで、楽しくパン作り出来たわ」


 お母様は、可愛い動物のパンを作っている。今は、ネコさんと子猫のパンを作っている。凄く器用に作っているので、流石に凄いなと思ってしまう程だった。

 僕は、お惣菜パンが、作り終わって、フルーツパンに取り掛かっている。よくあるレーズンパン、フルーツミックスパン、甘く砂糖を使ってパインを乗せたパンなども作っていく。作っている間に、お惣菜パンは、オーブンに入れて焼き始めている。


「パンの焼ける香ばしい匂いがするわね」

「今は、お惣菜パンを焼いてます」

「私の動物パンも入れて大丈夫」

「場所は、あの辺が空いているので、そこに入れて下さい」


 お母様は、開いている所に、動物の形をしたパンを次々入れていく。入れる前に、卵の黄身を塗ってからいれていくので、パンが輝いて見えた。

 一時間かからないうちに、お惣菜パンが、焼き上がりテーブルに乗せていく。入れる場所が出来たので、フルーツパンを入れていく。

 そこで、こっそりとクッキーも入れていく。ばれていないようだ。お母様の動物パンも数分してから焼き上がり、テーブルの上に並べていくとそこからお母様が一個取って味見をしていた。


「バターの風味と味がしっかりしていて美味しいわね」


 嬉しそうに、食べているのが分かる。次に、良く食卓に買って来る。丸パンをかなりの数を作っていきながら終わったと思うと次に、クロワッサンを作っていく。

 クロワッサン用のパン生地は、別にしていてそれを収納ボックスから取り出して作っていく。作り終わりオーブンに入れた後で、そとの釜へと足を運び。食パン用のプレートを取り出して、キッチンへと思ってきた。


「あらそれ食パンのよね」

「三個あれば足りますよね」

「十分足りるわね」

「お兄様達とお父様達が、食パン派ですよね」

「そうね、自分で好きに食べるのが好きよね」


 三個の食パンを作ってもよく食べるお兄様達が、一人一個食べてしまうので、三個でちょうどよいのだ。残りの一個は、お父様が朝に食べる分と出かける時に、サンドイッチにして持っていく分としてつかわれるのだった。


「パン生地を四つに並べて入れて」

「あの子達、本当に食パン好きよね」

「今作ってるの食べたらもっと好きになるのでは?」

「そうね、今後これしか食べないかもね」


 そんな笑い話をしながら焼き上がったパンを取り出し。机の上に並べていき、食パンをオーブンに入れていく。一時間半くらいしたら完成だろう。さっきコッソリ焼いたクッキーを取り出して、紅茶を入れてテーブルに居るお母様に持っていく。


「あらクッキーどうしたの?」

「作ってる合間に、焼きました」

「本当に、器用ね」

「食パンが焼けるまで時間あるので、休憩しましょう」


 そう言って、お母様とクッキーを食べながら食パンが焼けるまで休憩をする。その間一時間は、二人っきりで最近の話題を話ながらゆっくりとした時間を過ごした。

 それから食パンが焼けてから数時間が過ぎた頃に、買い物から帰ってきたお姉様達に、焼いたパンをだして、お昼の時間となった。お腹を空かしていたお姉様達は、焼き立てパンをかなり気に入ってくれたので、美味しく食べていた。マールムお姉様の虜になったのは、お母様が作った動物パンだった。可愛いでも食べたら可哀想などといいながら食べている所が、面白かった。

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