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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第九章 少年時代 夏休みの時間編
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九十二 夏と言えばこれ……

 コトコト、コトコト、コトコト、野菜を煮込んでいる。人参、玉ねぎ、ジャガイモ、生姜、ピーマン、那須、南瓜が入っている。今日は、朝からカレーを作っている。ルーは、まだ入れていないが、野菜を煮込んでいる。凄く野菜の甘い香りがした。これで、スープを作ったら美味しそうだなと思いながら少し火の火力を弱める。


「お母様。おはようございます」

「あら。おはよう」

「何を作っているの?」

「カレーですね」

「それにしても野菜の香りがいいわね」

「このまま豆とか入れて、スープとかでもいいですけど」

「それだとスープよね」

「それは、次回にでも作ります」

「それよりもなんでカレーなの?」

「マールムお姉様が、夏バテしているので、いいかなと思いまして」

「貴男て、お姉ちゃん大好き子よね」

「褒めても何もでませんよ」


 そんな会話をしているとスープの匂いに釣られて、ロートゥスお姉様がこられる。それもゆっくりと気配をけしてきた様子だが、お母様も僕もそれくらいなら解る範囲だったりする。


「ロートゥスお姉様どうしました?」

「びっくりした」

「なんでばれたの!」

「解りますよ」

「お母様にもばれていますよ」

「二人して、凄すぎでしょ」

「それよりどうしました?」

「凄く美味しそうな匂いがしたから」

「お昼ご飯カレーですよ」

「それは、凄く楽しみだ」

「マールムお姉様大丈夫そう?」

「うん。ゆっくり横になってるよ」


 三人で、麦茶を飲みながらマールムお姉様の状態を話している。今年は、珍しく夏バテしてしまって、ベットでゆっくりと眠っている。デザートに、果物のゼリーでもと朝早くに、桃とリンゴで作っておいたので、お昼には、固まるだろう。そんな事を思いながら三人で話し、僕は、料理を作る方に戻る。

 あれから煮込んでからルーを入れて、弱火で煮込んで、さらに少し氷が入った空間で冷やして置いておく。これにより、ねかしたことになるので、かなり魔法は、便利だったりする。


「マールム大丈夫」とお母様が様子を見にいき。


 何とか落ち着いたと言ってきたので、時間も良い時間だったので、ご飯を出す事にした。一気に食べると消化にも悪いと思い少なめにご飯を盛って、カレーをかけて出した。


「これ凄く美味しいね」

「カレーライス食べれそうですか?」

「うん。少し落ち着いたから大丈夫」


 それを聞いて、カメッリアお姉様とロートゥスお姉様にも声をかけて、お昼に食べる。カレーライスをだす。二人は、食欲があってかなり食べるので、カツを作ってかけてあげていた。


「カツが、サクッとしていて、カレーに合うね」


 カメッリアお姉様は、嬉しそうにカレーを頬張っている。ロートゥスお姉様は、早い事に、二杯目を食べ始めている。お母様も美味しいわねと鳥カツを食べている。から揚げカレーを食べていると言う事だ。

 マールムお姉様は、カレーを食べた後は、デザートのゼリーを食べてからご馳走様をしていた。


「ゼリーがさっぱりしていて、美味しかったよ」

「ありがとうね」


 それから夏バテもなんとかなおり、いつものマールムお姉様に戻っている。いつもの元気なお姉様に戻って良かったと思う。

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