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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第九章 少年時代 夏休みの時間編
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八十一 魚料理にチャレンジ

 カメッリアお姉様も帰って来て、皆で狩に遊びにいきながら感想などを聞いていた。そんな中で、調味料を買いに、海岸の方に行った時に、珍しく鯛に似ている魚を手に入れる。それを一匹買ってから家に、転移ポータを使って戻ってきて魚の下ごしらえをしていた。


「フルグル。おかえりなさい」

「何か凄く、潮の香りがする」

「海岸の方で、魚を手に入れに行ってきたので」

「そっか~」

「カメッリアお姉様こそ。他のお姉様達は?」

「買い物に、行ったみたいだよ」

「僕は、お昼の準備あるので、このまま魚の下ごしらえとかしてますね」

「見てていいかな?」

「面白くないかもですけど」

「どうぞ、見ていて下さい」


 下ごしらえも終わり、魚を切りながら綺麗に捌いていく。食べる部分を切り分けて、それ以外は、綺麗に切り分ける。それを骨と一緒に、ご飯を炊く様に作っていく。これにより、潮の香りをするご飯を作っていけるのだった。


「いつも思うけど」

「包丁捌きが、凄く綺麗だよね」

「そうですか?」

「うん。見てて憧れるよ」

「お姉様が、もし。料理を作りたいと思ったら教えます」

「その時に、なったらお願いするね」


 こうして、ご飯を炊く準備をして、切り身は、人数分に切って置いておく。勿論氷の魔法で、冷えるように、箱の中に入れて置いておく。今回は、料理に、かなり力を入れている。美味しいと思って貰えるような料理を追及していく。


「フルグル?」

「その魚を一口食べちゃ駄目?」

「いいですよ」

「はい」

「……あーん」

「うーん。これ凄く美味しい」

「新鮮の状態で、捌きましたらから」

「少し。甘みを感じるよ」

「新鮮だからだと思います」


 新鮮なお魚だった事で、カメッリアお姉様に、美味しい魚を食べて貰う事が出来た。食べている間は、凄く嬉しそうに頷くように食べているのがとても可愛いかった事は、内緒にした。そんな中で、玄関からロートゥスお姉様とマールムお姉様が、元気よく帰ってくる。


「「ただいま~」」

「おかえりなさい」

「おかえり~」

「フルグル?」

「ロートゥスお姉様どうしました」

「卵が安かったよ」

「あ、丁度欲しかったです」

「ありがとうございます」

「そう言えば、最近……」

「あの大豆で、何か作っていたよね」

「醤油ですね」

「それって、美味しいの?」

「美味しいですし。お昼のご飯で使いますよ」

「そうなんだ」

「楽しみにしていてください」

「うん」


 いい感じに、ご飯も炊けたし、骨を取ってご飯をかき混ぜてと。さて、切り身が冷えた事を確認して、そろそろお昼の時間となり、準備をしていく。カメッリアお姉様は、結構な時間見ていたが、疲れたあって一度部屋に戻っている。準備も出来て、皆を呼びに言ってくる。


「お姉様達。ごはんですよ~」

「「「は~い」」」

「ご飯だ~」

「お昼だぁ~」

「お昼ですね」


 皆それぞれおりてきて、テーブルに着いた。皆が席に着いた事を確認してから準備に入っていく。どんぶりに、ご飯を盛っていく。皆沢山食べると言っていたので、大盛で入れる。綺麗に切って、鯛を更に盛り付けて、生卵と少し甘めの醤油に入れて準備をしていく。


「お姉様。出来ましたよ」

「ワァァ」

「何か凄いねこれは……」

「鯛めしに、この切り身の鯛を乗せて、さらにこの醤油と卵をかき混ぜてからかけて食べてみて下さい」

「どれどれ」


 皆で、醤油の中の卵をといていきながら混ぜていく。黄色と黒のコントラストが、凄く綺麗な幻想をいだいているようだった。ご飯も炊いご飯に、鯛の刺身を乗せてタレをかけて食べる贅沢な一品となる。


「いただきます~」

「何か凄く豪華だね」

「美味しそう」


 食べ始めた途端に、会話がなくなり皆黙々と食べ始める。カタカタとたまにスプーンの音が聴こえてくる感じがする以外は、音が聴こえない状態だった。そんな中で、ロートゥスお姉様の声が出た。


「これ。さらさら入って美味しいね」

「これは、豪華だけどお代わりあるの?」

「残りは、お母様の分なので、気に入ったらまた今度作りますよ」

「分かった」


 こうして、皆で楽しくお昼ご飯を食べいるとお母様も戻り。同じようにご飯を食べてゆっくりとするのだった。みんなの感想は、とても豪勢で美味しかったと言われて嬉しかった。

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