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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第九章 少年時代 夏休みの時間編
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七十八 夏休みになり帰還する

 今日のお昼頃に、カメッリアお姉様が、家へと夏休みとなり帰ってくるらしく朝から皆バタバタとしている。カメッリアお姉様が、帰ってくるからバタバタしていた訳ではなく。お母様の用事で、お婆様とお爺様が家に来ており、さらに家族全員が揃うと言う事が起きてバタバタする事になった。


「珍しく、皆いるね」


 マールムお姉様が、ポーカー中にそんな呟きをした。朝からロートゥスお姉様、マールムお姉様の三人で、ババ抜きから始まり。七並べをして、ポーカーをしている。ようは、トランプ遊びもそろそろ違う遊びがないかを探すように、色々と順番にやっているが、正しい答だったりする。


「……フルグル。トランプ遊びなんかないの?」

「ありますよ」

「今…遊んだ以外でだよ?」

「あるには、あるですけど」

「三人だと遊んでもいいですけど」

「ならカメッリアお姉様が、帰ってくる前にやろうよ」

「三人で、ルール覚えとけば楽でしょ」

「そうですね」

「大富豪と言う遊びがあります」


 大富豪と言う。トランプで遊びがあるが、三人でどれくらい盛り上がれるかを試してみる事にした。

 やり方をトランプを使って、丁寧に説明していくとロートゥスお姉様が、凄く嬉しそうに楽しそうと言ってきた。マールムお姉様もそこまで、難しいルールじゃないからカメッリアお姉様も簡単に、覚えられるかなと断言するほど覚えやすいと話した。


「トランプ配りますね」

「三人だと結構枚数あるね」

「五十四枚を三人で分ける訳ですからありますよ」

「四人でやれば一人当たり十二枚くらいだね」

「マールムお姉様。計算早いですね」

「ロートゥスお姉様じゃないもん」

「マールムそれどう言う意味よ」

「それなら十二枚を四組足したらいくつ?」

「簡単だよ。五十一でしょ」

「ロートゥスお姉様一枚足りません」

「五十二て事?」

「ほら。間違えている」

「二人とも意地悪」


 そんなほのぼのとトランプを配って、一回目の大富豪が始めろうとしている。始は、ロートゥスお姉様のスペードの三から始まった。


「数が大きいのが良いだよね」

「そうですね」

「ならハートの五だす」

「僕は、ハートの八で縛りです」

「「ずるい」」

「スペードの五を出しますね」

「ハートの九をだす」

「クローバーの十三かな」

「僕パスで」

「私もパス」

「ダイヤの五を三枚」

「クローバーの十を三枚」

「私ないからパス」

「僕もないからフルグルの番だよ」

「きました。十二を四枚で、革命です」

「弱いのが、強いだよね」とロートゥスお姉様が発言する。

「それならこれでどうだ」


 ロートゥスお姉様が、数字の四で、四枚だして、革命返ししてくる。それを待っていたかのように、叫んで言ってくる。


「革命返し」

「ロートゥスお姉様。狙ってました?」

「そんな事はないよ」といいながら凄くニヤニヤしている。


 そんな事を二人でしているとなにやらマールムお姉様の手が、ゆっくりと伸びる。そして、一言が言われた。


「それなら革命返しの返しで、二を四枚だすよ」

「「エェェェ」」


 僕とロートゥスお姉様が、声が重なり凄く焦ったように叫んだ。流石姉弟なのか、行動が同じになるとは予想もできず。ただ見守るだけになるように、マールムお姉様の動きを見つめてしまう。


「私の番だね」

「八を三枚で、私の番だよね」


 何だかんだ言って、あのままマールムお姉様のターンが続いてしまって、二人してまけるのだった。本当に、三回目の革命は、強すぎとおもってしまう。

 こうして、トランプをしてお昼の時間になり、お母様達が忙しそうだったので、そのまま僕がお昼を作って、賑やかに三人で楽しく話しながらご飯を食べていると玄関の方で、鐘の音が聞こえる。聞こえたと思ったらマールムお姉様が、急いで扉を開けに行くと?


「あれ? マールムだ」

「ただいま~」

「あ、カメッリアお姉様おかえりなさい」

「……皆は?」

「お出かけしていないかも」

「エェェェ」

「そんな……寂しい―」


 泣き崩れるように、玄関に膝をついたカメッリアお姉様だったが――。


「うそうそ」

「皆いるよ」


 マールムのちょっとした冗談で、言っただけだった。朝から皆いる事は、知っていたがそれを言わずに、冗談を言っただけだったりする。そして、数分した頃に、お母様達と姉弟が迎えるのだった。

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