七十四 卵とじ
「フルグルに、言われた通り」
「縄に、石をつけて投げると……」
「ひくう鳥が、取れるな」
「これは、お昼が期待できそうだ」
石の重りで、取の首が閉まり落ちてきた所を蹴りを入れて倒してを繰り返す。五羽目をゲットした所で、狩をやめて家に帰る事にした。
「ただいま~」
「ロートゥスお姉様。おかえりなさい」
「はい。フルグルこれ?」
「あれ。ひくう鳥ですねこれ」
「この鳥で、お昼ご飯作って欲しい」
「狩りしてきたんですね」
「それも大量ですね」
「美味しいご飯つくれる?」
「丁度卵を買って来たので、ピラフできますよ」
「それならお願い」
鳥を受け取る。鳥肉を綺麗に剥ぎとり、料理の準備をする。トマトも買ってきていたので、それとライスを炒めて、となりのフライパンで、鶏肉をコショウと塩で味付けをする。そして、ご飯と一緒に炒めなおす。卵に、砂糖を少し加え。空気を入れるように、かき混ぜていく。
フライパンに、バターを引き。ゆっくりと卵を入れて焼き目をつけていき閉じる。チキンピラフの上に、半熟の卵を乗せて完成する。
「はい。ロートゥスお姉様」
「オムライスをどうぞ」
「卵が綺麗だね」
「この赤いご飯は、何が入っているの?」
「トマトと一緒に炒めてます」
「この白いのが、鳥肉でいいんかな?」
「味がついてますので、そのまま食べて下さい」
「どれ。一口」
「あむ」
「美味しい」
「卵がトロトロしていて、このトマトと鳥の味がしっかりしてる」
「マールムも呼ばなくて大丈夫?」
そう言えば。マールムお姉様のお昼ご飯だから呼びに行こうと思っている所で、ロートゥスお姉様にあって鳥を渡されて、お昼を作ってたんだと言われて思い出す。急いで、マールムお姉様を呼びに行く。
「マールムお姉様。お昼ご飯です」
「フルグル。さっきから凄く良い匂いがするよ」
「ロートゥスお姉様が、食べている」
「オムライスの匂いです」
「オムライス?」
「変わった名前だね」
「それが、今日のお昼ご飯?」
「そうですね」
「良かったら下に下りてきて下さい」
「分かった」
こうして呼びに行って、マールムお姉様をリビングへと案内する。案内が終わり、ご飯を作りに戻る。
マールムお姉様にも。オムライスを作る為に、火をつけて焼き始める。少ししてから溶き卵を入れて、焼き入れていき閉じる。
炒めたご飯の上に、焼き上がった卵を乗せて、切り目を入れて完成する。
「マールムお姉様。完成しました」
「わぁ~」
「綺麗な卵だね」
「ご飯が、真っ赤かだね」
「凄く。美味しそうな匂いがする」
「どうぞ。召し上がって下さい」
「いただきます~」
「はむ」
「ん~」
「美味しい」
「卵がトロトロしてて、凄くごはんとまっちしてて」
「美味しいね」
ロートゥスお姉様からお代わりと言われて、二回目のオムライスを作りにいく。少し時間が経った頃に完成して、リビングへと持っていく。
「まってたよ」
「このオムライスは、本当に美味しいよ」
「機会があったら、違うオムライス作りますね」
「「おねがい」」
こうして、楽しい時間と共に、お昼ご飯を食べ。食後のデザートとして、トランプをして夕食まで遊ぶのであった。勿論勝負は、負けると言うのは、内緒である。




