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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第八章 少年時代 楽しく遊ぼう編
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七十三 ハニー

 さてと。クッキー焼いて行こう。鼻歌まじりに、生地を練ってクッキーを作っているとロートゥスお姉様が話しかけてくる。


「フルグル何をしているの?」

「友達の女の子に、お菓子を貰ったので」

「お返しに、クッキー焼いてます」

「カメッリアお姉様の居ない間に、彼女出来た?」

「違いますよ」

「女の子のお母さんと一緒に、作ったらしくて余ったから貰いました」

「それは、プレゼントじゃないの?」

「どうなんでしょ」

「良く遊ぶメンバーの一人なんで、解りません」

「フルグル。寂しいの」

「そんな事言う。お姉様には、おやつあげませんよ?」

「卵焼きだけ焼いてくれればそれでいいよ」

「この卵は、クッキーに使う分です」

「それよりも、本当に、卵焼きで良いですか?」

「まるで、何か作るみたいな感じだね」

「クッキーは、お返し用の物で」

「おやつは、別に作りますよ」


 珍しく。ロートゥスお姉様が、僕をからかってくる。そんな彼女が出来る訳がないのと、そんな事をカメッリアお姉様が、知ったら大変な事くらい解っている。そんな話をしていると、クッキーが上手く焼ける。


「やっと焼けた」

「クッキー食べていいの?」

「そこのパンケーキ食べていいですよ」

「それ、貰ったものじゃないの?」

「美味しかったですよ」

「フルグルの為に、作ったのを食べたら失礼でしょ」

「作り過ぎてならいいじゃないですか?」

「フルグルの彼女になる人。本当に大変だね」

「確かに、パンケーキ美味しい」

「ロートゥスお姉様。あーん……」

「……はむ」

「クッキーの方が美味しい」

「それは、良かったです」


 クッキーを焼き終わり、ラッピングして、綺麗に包装して渡す準備をし終わる。これで、明日にでもお返しすればいいやと思い次のおやつの準備をし始める。


「何を作るのおやつ?」

「食パンをオーブンで、焼いてお菓子を作ろうかと思いまして」

「パンを焼くおかして事?」

「そうですね」


 僕は、長方形のパンを四角に切り、白い部分の周りを四角く切り目を入れて、バターを入れて、蜂蜜をたっぷりとかける。上にもバターを乗せて、そのままオーブンへ入れて、五分ほど焼く。

 すると時間が、過ぎると香ばしい匂いが、リビング内に匂いが広がっていく。


「凄く。美味しそうな香りがする」

「マールムお姉様。おかえりなさい」

「ただいま~」

「今日のおやつは、なあに?」

「食パンのおやつですね」

「こんなに、香ばしい匂いがする」

「もう少しで、完成です」


 確認の為、オーブンを軽く開けるとこんがりと焼けているのが見える。ゆっくりとオーブンから取り出して、冷たいアイスクリームを上に乗せて、リビングの机に持っていく。


「フルグル。これは、何?」

「ハニートーストです」

「バターと蜂蜜が上手くやきめになっていて、その上に。バニラアイスを乗せて完成した物です」

「凄く。美味しそう」

「今切り分けますね」

「凄く、バターの香ばしい匂いがするね」

「切り分けたので、どうぞ」

「「いただきます」」

「冷たいアイスに、焼きたてのバター蜂蜜が凄く美味しい」

「簡単なのに、美味しいね」


 こうして、簡単なおやつを作り。お姉様達とおやつを食べた。食べ終わった頃に、お母様が帰って来て、もう一個焼く事になったりしたのだった。

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