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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第八章 少年時代 楽しく遊ぼう編
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六十五 涼しもうその一

 この間作ったラーメンは、大好評で。結局夜にもお兄様達に振舞う事になるほど人気が高かった。そして、今日もとある場所に行って。氷の塊を取りに行ってきた。



「マールムお姉様。本日のおやつは、涼しい食べ物です」

「何かのフルーツ?」

「フルーツをジュースとして使ってます」

「楽しみだ」

「ロートゥスお姉様。学校から帰ってきてないけどいいの?」

「大丈夫です」

「お母様もいないよ?」

「二人で。食べましょう」



 氷の塊を風魔法で、四角に切り。お婆様の所から借りてきた氷を削るかき氷器に、氷をいれてシャリシャリと削っていく。綺麗に削れたので、フルーツのシロップをふんだんに乗せ。切ったフルーツを乗せて完成させる。



「これが。今日のおやつです」

「白くて、カラフルだね」

「かき氷て言う。食べ物です」

「このスプーンで。食べて下さい」



 マールムお姉様は、不思議そうにスプーンをすくって食べ始める。はじめは、何故か白い氷の部分を食べて、頷き。次に、まわりのフルーツを氷と一緒に食べて、ようやくシロップのついた氷を食べる。



「これ。美味しいね」

「順番に、食べたけど」

「シロップの所が、一番美味しい」

「その。シロップとフルーツと一緒に食べても……」

「美味しいですよ」

「……ほんとだ」



 ゆっくりとシャリシャリと音をたてながらかき氷を食べていく。部屋には、氷を削る音だけが響いていると? 玄関から声が聴こえてくる。



「ただいま~」

「今日は。……熱いね」

「誰かいないの?」

「ロートゥスおねしゃまおかえりなさい」

(シャリシャリ、ゴックン)

「フルグル。何か食べてる」

「おやつ食べます?」

「フルグルと同じの食べる」

「今用意しますね」



 かき氷を削る音が、食卓内に響く。シャリシャリとリズムよく響く。大皿に入れて作っていく。氷の周りに、フルールを乗せていき。フルーツのシロップをたっぷりとかける。綺麗に完成した所で、ロートゥスお姉様のいるテーブルへと持っていく。



「今日のおやつは。かき氷です」

「なにそれ?」

「氷のおやつです」

「凄く。美味しそうだね」

「ロートゥスお姉様。美味しいよ」



 先に食べていたマールムお姉様が、嬉しそうに美味しさを表現している。ちなみに、二杯目に入っている。それほど美味しかったらしい。



「これもフルグルが、考えたの?」

「お婆様の家にありました」

「色々あるよね。本当に……」

「いただきます」



 シャリシャリとフルーツとシロップのついたかき氷をおもいっきりほおばる。そんなに、一気に食べると大変な事にと言う前に、起きてしまった。



「つめたぁぁぁぃ」

「頭に、キンキンする」

「少しずつ。食べないと頭にきますよ?」

「フルグル。言うの遅い」

「これ。身体も冷えていいね」

「熱い日は。これに、限るね」



 そんな場面もあったもののその後は、ゆっくりと食べる。結局三杯目を食べた。マールムお姉様は、お腹が冷えて壊してしまうと言う事件がこの後に、起きるのだった。

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