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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第五章 幼少時代 それぞれの道編
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三十七 お祝い

今日は、朝からご機嫌だった、なんと、二歳になったのだ、まだ二歳と言われたらそれまでだが、これで、去年よりは、行動範囲が増えたはずだ。

「フルグル、おめでとう」と朝一番に、何と珍しく、双子の姉妹に、お祝いしてもらった後で、カメッリアお姉様からおめでとうと言われる。

「私が、先に、祝おうと思ってたのに、先を越された」

 カメッリアお姉様は、崩れるように、落ち込んでいる。去年は、一番に言った事を覚えていたらしく、今年もと意気込んでいて、昨日の夜は、明日、覚えていてねと言うくらい……、言う気まんまんだったらしいが、仕方がない。

「カメッリアお姉様、ありがとうございます」

「例え、二番目でも嬉しいです」

「来年から、お祝いの言葉を言ってもらえないかもしれないので、ありがたいです」

「そっか、試験受かってたら、来年からお祝いできないのか……」

 また、ショックを受けているが、戻って来た時に、お祝いしてくれればいいだよと言う言葉は、さすがに、言えなかった。

「次の月で、結果が、でますね」

「フルグル、私は、受かるよ」

「フルグルが、目指してる高みに……、学校行って学んで、必ず追いつくから――。

「学校に、行ったら僕以上の人達と出会いがありますよ、逆に、帰って来た時に、自慢して下さい」

 学校は、いろんな種族が集まる、そんな中で、僕を中心に考えていたら伸びないだろうし、もっと先にいってほしいと心から思っている。

「先程、お母様とお父様からお祝いのメッセージもらいましたけど、一番嬉しかったのは、カメッリアお姉様ですから、そろそろ落ち着きましょう」

弟君おとうとくんが、そう言ってくれるならそれを信じるよ」

「お姉様は、主席取れると言ってましたが、僕が出した問題とか簡単に解けます?」

「今のフルグルから出されたら解ける自信ないよ」

「お婆様から借りた本の問題ですし、難しくないですよ?」

 この前に、遊びに行った時に、本を大量に借りたのが、かなり勉強になって、最近は、覚えるのと、お姉様の勉強も見るようになった。嬉しい事と言えば、ペンを持ってかけるようになり、知りたい事は、メモをする癖をつけている。

「この間、分離する魔法を見つけたので、次回の問題それでいですか?」

「フルグルの問題が、試験よりハードなんだけど、私に何を求めているの?」

「カメッリアお姉様は、僕が認める人でいて欲しいです」

 そんな事言われたら、頑張らないと駄目じゃない……、今だって、まだ弟君おとうとくんが、好きなのに、どんどんかっこよくなっていくし、悔しいな。

「その問題頑張って、覚えるから後で、教えて」

「良いですけど、教える前に、自分で考えてからにして下さいね」

 プレゼント渡すつもりが、違う大変なプレゼントを貰ってしまった。最近どんどん考えが、追いつかないのは、分かっているだけどそれでもどうするかを考える癖をつける。

「僕は、これからお母様と買い物に、行ってきますけど」

「カメッリアお姉様も、一緒に着ますか?」

「うーん、行きたいけど、この勉強したいから辞めとく」

「解りました、お母様には、伝えておきます」

 せっかく問題もらっただから、読んでみて解らない所が、出たら聞こう。それに、買い物て言っても、魔導書を買いにいくって、解ってるからいかないもん。

「それじゃー、僕は、行きますね」

「いってらっしゃい」

 フルグルは、お母様と買い物に行ってしまう。誕生日の本を買いに、普通の子どもなら? 玩具とかお洋服を買ってもらうのだが、フルグルは、必ず知識を求める。格闘とか武器については、一切学ばないけど、それでもたまに詳しい話とかしてくる。「全部本から学んだ事なんですけどね」と言ってくる。

何て言うか、一日あれば、いっぱい勉強で、知識を手に入れる事ができるからと言っている。確かに、勉強したり、魔法を練習すれば幅も広がるけど、それでも限界がくるのに、フルグルは、そこから違う考えを考えて、答えを出す……、だからっ、天才なんだろうなと思ってしまう。

「カメッリアお姉様、凄く難しい顔してるよ?」

「あら、マールムじゃない、お姉ちゃんは?」

「パーティーまで、時間あるからて言って、外に出かけたよ」

「お兄様達は?」

「学校が、終わり次第戻ってくるって」

「それと、生徒会は、お休みするて言ってた」

 お兄様達は、生徒会の会長と副会長をしている。一般的な学校に、通って居るが、頭が凄く良いとお母様から聞いた事がある。私とは、違う分野だけどレベルは、高いて聞いている。姉妹の姉であるロートゥスは、勉強よりも動くのが得意と言う事で、スポーツを中心にやっているて聞いた覚えがある。それに、マールムは、手先が凄く器用と言う事で、物作りが凄く得意と言う事もお母様から聞いていた。皆それぞれ夢に向かって進んでいるだなと、勉強の本を見ながら考えてしまった。

「皆、それぞれの道があるだなぁー」

「私は、学校に行ったらどうなるだろう」

 そんな心配を抱えながら、勉強を励むのであった。

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