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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第四章 幼少時代 遊びの時間編
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三十六 遊びに出掛けよう【帰り道】

「また来ます」

「本、ありがとうございました」

「また、いつでもいらっしゃい」

 こうして、お婆様の家を出て、歩いて帰る準備をする。お土産に、パイを受け取り、次回行く事を約束する。荷物は、全部、カメッリアお姉様が、持ってくれているので、僕は、手ぶらだったりする。そもそも歩くのに、やっとの僕が、持てるわけがない……。

「フルグル、手つなぐ?」

「え、お姉様は、繋いでくれないのですか?」

「そんな事ないよ、繋ぐ、繋ぐ」

「今日のお姉様は、なんか違います」

「ん、大人っぽいて事?」

「お姉様、疲れているのですね」

「まーね、色々緊張するんだよね、お婆様と会うとね」

 本当に、フルグルは、誰に対しても、普通だった。私が、お婆様の家に、初めて行った時なんて、緊張とかして、中々喋る事も、大変だったし、オロオロしたものだ。

「そう言えば、フルグル、初めて会ったのに、全然緊張とかしてなかったね」

「魔法の事をお話したら、凄く詳しかったので、話が弾みました」

「そうだね、確かに、分からない単語が、飛び回っていたから、私も話をするのが、大変だったよ」

 お姉様、分からない単語て、僕は、そんなに、難しい話をした覚えがないです……。

「そうだ、転移魔法て、強いの?」

「お姉様、転移は、移動魔法の一つですよ、技とかじゃないです」

「フルグルが、先生モードになってる。ごめん、歩いている最中だから、簡単に、説明してね」

「ここでは、しません」

「そうなの?」

「本を読んでから、お姉様に、分かるように、二時間くらい勉強してもらうので、宜しくです」

「フルグル?」

 あれ、お姉様が、少し涙目になってるけど、そんなに厳しい事言った覚えないけど、欠伸でもしてるのかな?

「い、一時間に、まけて……」

「うーん、別に、教えなくてもいいですよ」

「フルグルの意地悪、苛めっ子」

 あ、手を離した……、仕方ないから自分で、歩いて帰るか――。

「あれ、フルグル、真直ぐ歩けている」

「行く時に、コツを摑みまして、バランス良く歩けますよ」

「お手て、繋がなくていいの?」

「解りませんが、歩けるだけ、歩いてみます」

 自分で歩けるけど、手を繋いでた方が、疲れないのは、確かなんだよな……。(はぁー)

 お姉様の横をゆっくりと進んで行く、たまに、ふらつきながら歩く、歩いているが、やっぱり、疲れてくる。止まって、歩いて、を繰り返していると?

「おい、坊主、フラフラしていると、危ないぞ」

「あ、すみません」

「ほら、フルグル、手繋いであげるから――」

 なんか、僕が、悪いみたいになってるけど、ま、いいやこれで、ゆっくりと歩ける。知らないおじさんも、お姉様の声を聞いたら、挨拶だけして、どこかに行ったし、どうでもいいか……。

「フルグルてば、聞いてる?」

「ハッ、何か言いましたか?」

「疲れているなら抱っこしようか?」

「大丈夫です、お姉様こそ、荷物持ってて、大丈夫なの?」

「お母様とよく買い物とか行ってるからこれくらの荷物なら疲れないだよね」

「なるほど、お姉様は、鍛えてるて事ですね」

「お姉ちゃんは、そんなに、鍛えてないわよ」

「そう言う事にしときます」

「そう言えば、そろそろ、フルグル誕生日よね」

「そうですね、早く大きくなって、自分の足で、いろんな場所に、遊びに行きたいです」

 学校行く前に、一人でも狩りが出来るようになっていたいな、そうすれば、学校行ってからも狩りしながら通えるだろうし、夢が広がるな……。

「フルグルの誕生日を終わった頃に、試験の結果がくるけど、大丈夫かな?」

「今のお姉様の知識と魔法なら合格してるじゃないですか」

「優秀ですし、なんだかんだ文句言っても、勉強を続けているの知ってますから」

「あれあれ、ばれていたのかぁー」

「お姉様が、一階の部屋に、置いてある勉強ノートが、内容が、街がっちる時は、なおしているので、知ってますよ」

「エェェェェ、あの問題を修正してたのフルグルだったの、てっきり、お母様かと思ってたよ」

「お母様は、そのノートを見て、チャックしてましたよ、修正後に……」

「だから、最近、問題間違えても、怒られなかったのか……」

 フルグルが、なおしてたのかぁー、凄く解りやすく訂正してあったからお母様が、私に解るように、訂正してたのかとずっと思ってたよ、と言うか、フルグルが、優秀すぎるでしょ、なんで問題とか解いて、さらに、説明とか修正できるのよこの子は……。

「良かったですね、でも、学校始まったら、自分で、なおしてください」

「解ってるもん」

「それでも、ありがとう」

「いる間は、僕の仕事なので、間違いがあったらなおしておきます」

 フルグルありがとうと、お姉様が、僕に、抱き着いてきた、周りでは、仲の良い姉弟ねと言われるが、それはそれで、良いかと思いながら歩き、ようやく自分の家に着いたのだった。

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