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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第三章 幼少時代 姉学校へ編
31/122

三十 いざ試験開始

「おはようございます」

「あ、フルグルを抱き枕したまま寝ちゃったのか」

「大丈夫ですか?」

 あれあれ、フルグルが、私に凄く優しい、どうしよう……、これは、夢なのかな?

「カメッリアお姉様、ぼーとして、大丈夫?」

「大丈夫、ちょっと考え事してて、もう、朝なんだね」

「試験大丈夫かな?」

「大好きな、お姉様なら、楽々と主席を取ってくれると、信じていますよ」

 あれ、なんか、今日のフルグルが、かっこいい……、こんなに、かっこよかったけ?

「いつも、僕は、カメッリアお姉様の事を応援してますよ?」

 あぁ、こんなに、言葉と声が、良いなんて、このまま聞いていたい……。

「そろそろ、お姉様、起きないとご飯食べれなくなりますよ」

 やばい、ドキドキしてきた。やっぱり、これは、夢なんだろうな。

「カメッリア、朝よ、起きないとご飯食べれなくなるわよ」

「やっぱり、夢だったか――」

 あのフルグルには、もう……、会えないのかな?

「どうしたの、何か良い夢でも見たの?」

「お母様に、起こされるまでの間、フルグルが、囁いてくれた夢を見てました」

「ちょっと大丈夫、勉強しすぎで、疲れているの?」

「それに、フルグルなら隣の部屋に、居るけど呼んでこうようか?」

「大丈夫です(うーん)」と背筋を伸ばし、朝を認識する。凄く良い夢を見れた。これなら試験頑張れると心に、闘志が燃え上がった。

「カメッリアお姉様、おはようございます」

「ゆっくり、休めましたか?」

「そうだよね、フルグルがあんなに、かっこいいわけないよね、可愛いだよね」

「お姉様、喧嘩うってます?」

「可愛い、フルグルに、喧嘩なんかふらないよ、愛ならいっぱいあげるけどね」

「お姉様の愛が凄く重いです」

「フルグルには、重くても、愛をいっぱいあげるだ」

「テスト勉強は、大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫」

「それに、写真貰わないとね」

「もうそれ、忘れて良い記憶ですよ」

「試験終わって、結果を知って、写真ゲット」

「そろそろ、下に、ご飯食べにいくらしいですよ?」

「僕は、離乳食ですけど」

「そうだね、いっぱい食べて、元気に試験受けないとだね」

「カメッリアお姉様、試験頑張ってね」

「エェェェェ、フルグルが、優しい……」

「今だけです」

「短、それでも、ありがとうね」

「それじゃー、ご飯いきますか」

 下に、降りて、食堂の席に、座りご飯を頼む、今朝は、パンにおかずが、挟まれたサンドイッチだった。しっかり食べて、頑張るぞと独り言を呟く。上に上がって、着替えて、試験会場に行く為の準備をした。

「僕は、ここで、お留守番しているので、お母様と行ってきて下さい」

「そっか、フルグルは、試験会場行かないだね」

「それでも、ここで、受かる様に、応援しています」

「頑張って下さい」

「ありがとう、フルグル、頑張ってきます」と扉を出ていく、下で、お母様と一緒に、試験会場に向かう。三十分程歩いた所に、試験会場である。フォールド=リッセンベルク学園である初等部の校舎が、見えてくる。

「この先は、私は、いけないから、カメッリア頑張ってらっしゃい」

「はい、頑張ってきます」

「フルグルに、宜しくと伝えて下さい」

「解ったわ」

 そして、お母様と別れて、一人で校舎の試験会場に、向かっていると金髪で、狐族の女の子がいる。

「どうしました?」

「えっと、この四百五十二番と書かれた場所に、行きたいのですが、どうやって行くのかが、分からなくて……」

「その番号でしたら、私の番号の後ろです」

「私が、場所知っているので、よろしければ、一緒に、行きませんか?」

「本当ですか、ありがとうございます」

「それでは、こっちです」

 こうして、試験が行われている会場へと足を運ぶ、これから試験が、気になるが、頑張ろう。


「フルグル、ただいま」

「お母様お帰りなさい」

「カメッリアお姉様、大丈夫そうでしたか?」

「大丈夫ね、言葉に、芯があったから、大丈夫でしょ」

「それは、良かったです」

「試験て、午前、午後の三時頃までですよね」

「あら、フルグル、良く把握しているわね」

「一度聞けば大抵は、覚えていますよ」

「結果が、一月頃ですよね?」

「そうね、楽しみね」

「そうですね」

 試験が、終われば、次は、結果……、それで、運命が決まる――。


「うーん、午前中の試験終わった」

「これから、お昼ご飯かぁー」

「すみません」

「あ、お疲れ様」

「先程は、ありがとうございました」

「無事に、試験受けられました」

「あ、紹介が、おくれちゃったね、私、ラウルス=カメッリア」

「親しい人は、カメッリアと呼ぶから宜しく」

「私も、遅くなりましたが、ウィンモカ・フォルトと言います」

「親しい家族とかは、ウィンと呼びます」

「良ければ、ウィンと呼んで下さい」

「ウィンさん、良かったら、この後に、お昼行きませんか?」

「そうですね、喜んで行きます」

 二人で、和気あいあいと、食堂に向かった。今日の食堂は、バイキング系で、好きに取って食べる方式らしく、美味しそうな料理が、沢山並んでいる。

「カメッリアさんは、何食べます?」

「うーん、お肉が、凄く美味しそうだからそれから食べるかな?」

「その料理、凄く美味しいので、お勧めです」

「ウィンさん、食べた事あるの?」

「妹が、良く作ってくれるので、味は、知ってます」

「妹さん、料理得意何ていいわね」

「はい、自慢の妹です」

「ま、姉妹なので、姉より、しっかりとした妹です」

「二人姉妹なんだ、それもいいわね」

「カメッリアさんの所は?」

「私の家は、兄が二人、妹が二人、弟が一人いて、六人兄妹かな?」

「わー、楽しそう」

「うん、皆仲良いから、楽しいし、一番下の弟が、凄く可愛いの」

「私で言ったら、妹みたいなものだね」

「そうだね」

 そんな話をしながら、バイキングから好きなおかずと美味しいとお勧めの物を食べて、お腹いっぱいになり、食休みしてから午後の試験に臨んだ。

「それじゃー、ウィンさん、試験頑張ろうね」

「はい」

 こうして、午後の試験が開始する。午前のように、試験だけではなく、技能系もあり、魔法をお披露目する時間もあった。それから最後の試験を終わり、時間となる。

「あー、終わった(終わりました)」と二人は、声をあげる。

「試験やっとおわりましたね」

「カメッリアさん、どうでした?」

「やるだけの事は、やったから、大丈夫だと思う」

「ウィンさんこそ、大丈夫だった」

「最後の試験が、二問ほど間違えてしまったのが、あったので、それがもし大丈夫なら問題ないです」

「来年に、一緒のクラスに、なれるといいね」

「そうですね、なれたら凄く嬉しいです」

「せっかく友達になれたしね」

「はい、お友達です」


『ただいまをもちまして、試験を終了します』


「じゃ、来年会えたら宜しくね」

「はい、カメッリアさんもまた、宜しくお願いします」

 こうして、二人は、別れて、カメッリアは、お母様の所へと行く、フルグルがいる宿へと戻ったのだった。

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