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暗殺一族の末裔が異世界に転生しスローライフ  作者: 敷島楓
第三章 幼少時代 姉学校へ編
30/122

二十九 宿屋で、まったりと

あれから、宿屋に泊まった後、カメッリアお姉様は、勉強やるぞと言って、机に向かった。

「フルグル、いつもどうりのかっこに、戻ったけど、どうなの?」

 耳と尻尾が、凄くよかったけど、取れるとなんか違和感があるなぁー。

「そうですね、さっきのもたまにならいいかもですが、一番これが、動きやすいです」

「それより、お母様、よくあの場所で、衣装を僕だけにしたのですか?」

「だって、カメッリア自身は、つけないわよたぶん」

 お姉様の写真とっておきたかったな、今後の為に……。

「たぶんて……」

「お母様は、何でつけなかったの?」

「衣装を貸してくれた、店員さんの方が、若かったからよ」

「お母様つけても、十分に、綺麗なのに、残念」

 お母様て、飾り物とかあまりつけないのに、綺麗なのに、なんでつけないだろう。

「あら、嬉しい事いってくれるのね」

「お母様、金髪で、凄く綺麗な髪してるし、優しいから好きだよ」

「フルグル、何か拾って食べたの?」

「大丈夫」

 真面目に、褒めたのに、抱っこしていたのに、拾い食いとかしないよ。そもそも、拾い食いてなに……。

「カメッリアお姉様だって、金髪で、目が水色で、綺麗なのに、つけて欲しかったなー」

「それ、カメッリアに、言うのは、内緒に、しとくわね」

「どうしてなの?」

「なんか、今日は、凄く素直な言葉ね」

「まるで、僕が、ひねくれているみたいな」

 フルグルどうしたのかしら、こんなに、可愛い子だったかしら、性格が……。

「うーん、そんなに、素直な事あまりきかないから」

「どうしたの?」

 あれ、お母様、僕がひねくれ者みたいに、言ってます?

「今日の衣装のお姉さんが、凄く素直な人で、それを見ていたらね」

 なるほど、それで、こんなにも、素直な子になったのね。

「なるほどね、確かに、凄く良い印象の店員さんだったわね」

「あの人を見ていたら、そんな言葉が出たのです」

「新しい事を学ぶのも勉強のうちね」

 知らない街に来て、知らない事を学ぶて、いいものだな。

「僕も、そう思います」

「それより、お姉様、勉強中ですけど、大丈夫ですかね」

 凄い、初めて、こんなに、静かなのって……。

「大丈夫でしょ、あれだけ復習しているわけだから」

「主席とれそうですかね?」

「ま、無理でも二位には、なれるわよ」

「お姉様て、いつ勉強してるのか、解りませんでした」

「フルグルが、寝てる時とか、夜遅くまでとかしてるみたいよ」

「そんな遅くに、しりませんでした」

「カメッリアはね、フルグルが居る時は、ふざけているけど、それ以外は、真面目な子なのよ」

 そんな姿見た事ないな――。

「真面目なお姉様を見せてくれてもいいと思うのですが……」

「あなたの前では、面白い、お姉さんで、いたいのよ」

「それを聞くと、何か言葉かけた方がいいですか?」

「うーん、いつものままでいいかも」

「その方が、あの子も安らげるからいいと思うわ」

「解りました」

「私の前では、可愛い事、言ってもいいのよ?」

「今日だけに、しときます」

 そうじゃないと、何か、気持ちが軽く感じるから……。

「写真じゃないけど、言葉も取っとけたらいいのにと、今日は、つくづく感じたわ」

「僕の言葉ですか?」

「そうね、いつも絶対に、聞けない言葉をきけたらからね」

「たまには、お母様にだけいいますよ」

「そうしてくれると、気持ちが楽だからお願いね」

 生まれてからこの子は、凄く賢い子だから……、こんなふうに、子供らしさをたまには、見たいと思うのも親の気持ちよね。

「お母様、そろそろ夕食の時間ですけど?」

「そうね、カメッリアを呼んできて、下の食堂にいきますか」

「ここって、声とおりますか?」

「そこの壁に声を当てれば、聞えるけど、何をするの?」

 この子は、何をするのかが、たまに解らないのよね。

「カメッリアお姉様、大好き(壁越しに)」

「ドタドタ ドタドタ ガチャ」

「今、私に、フルグルが、告白したように、聞えたんだけど!?」

「ん?」

「ご飯て、呼んだだけだよ?」

 凄い反応だった。言う時は、気をつけないと大変だ。

「あれ、おかしいな……、勉強で、疲れたのかな」

「お母様、写真を――、私に、癒しを……」

 この子たら、相当嬉しかったのね、さっきの言葉が……。

「ほら、下の食堂に行って、ご飯を食べに行くわよ」

「「はーい」」

 三人で、仲良く、ご飯を食べに行くのだった。

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