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青春パズル  作者: 凛
3/13

再会

 いよいよ中二か…。

楽しみも多いけど、やっぱり、1番多いのは不安と焦り。

中三にもなれば受験、きっと想像絶する大変さだろう。それを楽にするには今のうち少し内申点あげないと。とか、、、

もちろん、私が1番焦っているのは、勉強面。だけど、恋愛のほうもそれなりに困っているし、焦っている。

だって、 「高校も同じ」 とは限らない。ちょっと前までは、「中学で進展しないのなら諦めよう。」って思ってた。でも、気づいちゃったんだ。本当の自分に…。そんなことはできない自分に。


 もしかして、クラス替えで同じクラスになれないかな?それで、健太君と隣の席になってたりしないかな?

なんて淡い期待を胸に、一人階段を上る。3階まで上りきると、壁に張られたA4サイズのプリントが目に入ってきた。

       ~2年生へお知らせ~

     例年どうりクラス替えです。

     旧学級の教室にいってください。

     旧学級のドアに名前と新しいクラスが貼り出されています。


 よ~し。とりあえずクラス替えがある…!! あとは祈るのみっ!!

誰も廊下に居ないと確認し、先に3組に行って健太君のクラスを見よう。

誰かが来る前に…早くしなきゃ。  えぇ~っと…あ、いたいた、5組だって。

じゃあ私は? えぇ~~っと

   ―――-――4組?? 黒崎 あいか―――――――4 

何度も何度も、何度も何度も…確認した。

『またクラスが違う。』 結構なショックを受けた。

じゃあもう、諦めるしかないのかな??

つらいなぁ~。いや、でもまだ2年残ってるし、部活でも少しくらい話せる!   …のかなぁ~?

思わず深い深いため息が、こぼれ出る。「どうしたらいいのかなぁ…」

「あれ?? あいか?」

突然、廊下に響いた声。なんとなく懐かしい気がする。

そして、なぜか心臓の音がうるさいと思った。

その理由はきっと……

「この声は…きっと。」という淡い期待を胸に振り返る。そこにいたのは……

「け、健太君。。。??」

「おはよ。えらい久しぶりだな!」


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