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異法使いのポチ  作者: 枚方赤太
二章 変革
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第四話

「戻る」


「待て、ロク」


 足を止め、引き返そうとした僕の腕をツツナさんが掴んだ。 その所為で、僕の体は進もうとした方向に進めない。


「止めないで、ツツナさん」


「ロク、あんたの気持ちは分かる。 けどね、私たちが任されたのは対象の暗殺よ。 ボスは大丈夫」


 次に僕に向けて言ったのは、ルイザさんだった。 それを聞き、僕は頭にかぶせていたフードを取った。 鬱陶しいと、嫌だと、思った。


 ポチさんが、嵌められたんだ。 この距離からでも分かるほどに巨大なバリアに覆われ、囲まれている。 ポチさんは今、異法使いでなく法使いだ。 異法使いの状態ならまだしも、法使いのポチさんは弱い。 僕の異法取り消しも効かず、恐らくはあのバリアで妨害されている。 だったら、僕たちが取る選択はひとつじゃないだろうか?


「みんなは? 戻らないの?」


 僕の言葉に、他のみんなは足を止める。 しかし、何も言わない。


 ……見捨てるのか、ポチさんを。


「そう、良く分かった。 僕は戻るよ、ポチさんのところに。 良いよね?」


「駄目だ」


 僕の言葉に、ツツナさんが言う。 顔の右側は骸骨の面で隠され、見える左側だけで僕のことを見て、ツツナさんは無表情で僕のことを見ていた。


「……なら、仕方ないか。 殺そう」


 元々、嵌められたこと自体が妙なんだよ。 外部に漏れているとしか思えないしね。 ということは、僕たちの中に裏切り者が居るってことだ。 僕たちの中に、ポチさんを殺そうとした奴がいるってこと。


 それならさ、仕方ないよね。 殺されても。


「ツツナさんかな」


「……」


 僕が放った蹴りをツツナさんは片腕でいなす。 さすがに強いな、ツツナさんは。 とても反応できる速度で打ったつもりもなかったんだけど。


「ロク……! 異法執行!」


 ついで、ルイザさんの声が聞こえてきた。 僕に向けて、異法を放つ声が。


 ルイザさんの異法は分かっている。 だから、それは間違いだ。 意味はないしね、だけど僕としては意味あるものかも。 だって、利用できるからね、それ。 忘れられると困っちゃうよ、僕の異法。


「異法執行」


「ぐ……!」


 僕が言うと、すぐさまルイザさんはその場で固まった。 他のみんなはまだ、動こうとしていない。 ツツナさんを助けようとしたってことはこっちも敵かな。


「対象が動こうとする肉体的動作に発する異法……だったよね、ルイザさんのは。 意思に働く異法は厄介だ、動こうとすれば体は止まっちゃうんだから。 でもさ、ふふ。 僕の異法にはそんなの効かないよ」


 完全逆転、それが僕の異法だ。 文字通り、ルイザさんの動きは止まった。 僕に放たれた異法をそのまま返す。 そういうこともできるんだよ。


「僕よりも強いのはツツナさん。 だから、ツツナさんから殺そう」


「……」


 ツツナさんは何も言わずに僕を見る。 何を考えているのか、その視線を動かそうとはしない。


 まぁ、良いよ。 僕は僕がしたいようにするからさ。


「ッ!」


 地面を蹴り、その距離を一気に詰める。 いくらツツナさんでも、攻撃を受けたその瞬間にはダメージを負っている。 次の瞬間には入れ替えによってそれは治ってしまうが、僕の異法ならばどうとでもなる。 ツツナさんの体に傷を負わせれば、僕の勝ち。 ツツナさんの体を法使いとしてしまえば、力関係は完全に逆転する。 入れ替えても意味はない、僕の異法は当人の回路に影響を与えるものなのだから。


「……なんのつもり?」


 ツツナさんの体へ手を向け、振り下ろしたその瞬間、その動きが止められた。 僕の攻撃を止めたのは、霧生さんだ。


「いい加減にしろよ、ロク。 目的を履き違えるなって」


「僕の目的はポチさんを助けることだよ。 そっか、霧生さんも邪魔をするんだね」


 見た目だけでは変わりないけど、僕の指輪でできた刃物を防いだ。 腕を硬質化しているのか。 傷を負わせることが困難な霧生さんが、一番厄介かも。


「その行動でポチさんが喜ぶと思っているのか? 本気で。 B地区へ行って対象を殺す、それからX地区へ戻ってポチさんを助ける。 それじゃあ駄目なのか?」


「説教はいらない、僕の邪魔をするな」


 少しだけ、怒った。 体の中にあった血が、熱を持った気がした。 僕は笑って、言う。 口元を歪めて言う。 なんだか少し、昔を思い出したんだ。 昔はなんにも、なかったんだよ。 真っ暗で、見えなくて、何もなかった。


「ポチさんは、僕を助けてくれたんだ。 ふふ、だから僕も助けないと」


「ッ! ロク、お前……なんだよ、それ」


 霧生さんは物凄い勢いで僕から離れると、かなりの距離を取った。 見れば、他の皆も同じように僕から距離を取っていた。 あれ、ルイザさん動けたのか。


「……落ち着け、ロク。 俺も同じ気持ちだ」


 しかし、ツツナさんはその場から動かない。 そして僕に何かを言って、一歩近づいた。 瞬間、ツツナさんの右腕が()()()()()


「何が、何が同じなの?」


「俺にとっても、同じくらいだという意味だ。 良いか、ロク。 ポチは俺たちのことを信じて、作戦を続行しろと言ったんだ。 その中にはお前も含まれている。 どうすれば良いか、分かるな」


 ツツナさんはもう一歩、僕へと近づいた。 今度はツツナさんの顔が少し、消し飛んだ。 しかし、消し飛ばされた直後にすぐ再生している。


「分からないよ。 分からない分からない分からないッ! どうしてみんな、ポチさんのことを助けようとしないの? ねぇ、ポチさんが居なくても良いの?」


「良いわけないだろう。 だからこそ、あいつの指示に従え。 俺たちの仕事はB地区へ行くこと、そして対象を殺すこと。 ロク、それが終われば後は自由行動だ」


 体が消し飛ぶ。 そしてすぐに再生していく。 ツツナさんの力には限りがあるはずだ。 発動するには僕みたいに条件があって、それは有限でもあるしストックだってそこまで大量にあるわけではない。 なのに、ツツナさんは足を止めようとはしない。


「ロク、聞け。 俺も一刻も早く戻りたいんだよ。 それでも、今はポチを信じろ。 あいつは頭が良いからな、そんな簡単に死ぬたまでもない。 それはお前が一番知っているだろう?」


「……僕が」


 そう、かな。 いや、そうかもしれない。 ポチさんとは、約束しているんだ。 だから、僕に今できることは。 考えて、目を一度瞑って、落ち着かせた。 納得はできないけど、今一番するべきことを考えて。 余裕を持ち、本当に焦るのは全部が終わったそのときに。 敵にとって、無益なことを。 味方にとって、有益なことだけを考える。 自問自答だ。


 ここで僕が皆と揉めて、無理やりにでも戻るのは有益か?


 答えは有益ではない。 B地区は各地区の中でもA地区の次に栄えている。 そこを襲撃されるというのは、敵にとっても痛手となるはず。 よって、襲撃されるのは避けたい。


 ならば、僕たちの中に裏切り者はいるか?


 答えは居ない。 冷静に、落ち着いて、考えろ。 やりようはいくらでもある。 僕たちの作戦を事前に察知できたとしたら、裏切り者の存在と同程度で考えられる方法は、そのような法を扱える存在が居たということ。 相当な使い手に限られるかもしれないけど、不可能でもないしあり得ない話じゃない。


 最後。 ポチさんは何を持って、僕たちに作戦の続行をさせたか。


 答えは……答えは、信頼されているからだ。 僕たちなら問題ないと、信頼されているから。 だとしたら、逆に僕はポチさんのことを信頼しているのだろうか? している、そう、思っている。


 だけど、それは思っているだけ。 ポチさんは大丈夫って言っていた。 そして今、僕がしていることはポチさんを助けに行くという、ポチさんの言葉を信じていないもの。 結果としてそうなってしまう。


 ……まったく。


「分かった。 ツツナさん、僕の負けだ。 B地区へ行こう」


 息を大きく吸い、吐き出す。 ポチさんとの約束、それは忘れたことがない。 大丈夫、ポチさんなら大丈夫なはずだ。


 最強の異法使い、そして最高の法使いでもあるポチさんなら、心配いらない。


「みんな、ごめん」


「……良いって良いって。 ロクと同じ気持ちだよ、俺っちたちも。 ロクだけじゃなくて、ここに居るみんな、ポチさんには返しきれない恩があるんだからさ」


 霧生さんからはさっきの雰囲気は消えていた。 笑って、僕に言ってくれた。




「ロク」


「……ん、なに?」


 それから、再びB地区へと向かい始めた僕たち。 その道中で、ツツナさんが僕に声をかけてきた。 物静かなツツナさんが自ら声をかけてくるのは、結構珍しかったりもする。 前を走るのは僕たち以外のみんなで、ツツナさんは僕にだけ聞こえるように言ってきた。


「あまり、怒るな。 ポチにも言われているだろう」


「……うん。 分かってるよ。 分かっているんだけど、ごめんなさい」


「分かっているなら良い。 行くぞ」


「了解」


 僕がポチさんとしている約束は二つある。 ひとつは、僕が死ぬまでポチさんは死なないというもの。 そしてもうひとつが、怒るなというものだ。 でも、駄目だなぁ……ポチさんのこととなるとどうしても駄目なんだ。 ひとつ目はともかくとして、ふたつ目はどうにも難しいんだよね。


「ツツナさんはさ、ポチさんとどうやって知り合ったの?」


 そんな話から少し経ったあと、目的地であるB地区はまだ遠い。 カクレさんの異法では移動できない場所だ。 一度行ったことがある場所、尚且つ扉を設置しなければカクレさんの異法は使えない。 途中で移動手段を確保したいところだけど……その確保に向かったのは天上さん、霧生さん、リンさんたち、ハコレさんにカクレさんだ。 残ったのは僕とツツナさん、それにルイザさんで、路地裏で待機中。


「……俺とあいつか。 俺はポチが十のときに知り合ったな。 そのくらいのときからの知り合いだ」


「え、そうなんですか? へぇえええ……ツツナさんとボスってそんな昔からだったんですね、意外」


 ツツナさんの言葉に驚きの声をあげたのはルイザさん。 とは言っても、僕だって驚いた。 そんな昔からの付き合いだったなんて。


「なら、ツツナさんはポチさんとの腐れ縁ってやつなのかな? 仲が良さそうだし」


「ふっ……馬鹿を言うな、ロク。 俺は、俺が背負うべき罪のためにいるんだ。 その罰を与えたのはポチで、あいつもそれを理解して俺を使っている。 そしてあいつも、自身の罪を背負っている」


 珍しく、ツツナさんは笑って言う。 その言葉の意味こそ分からなかったが、それはルイザさんも一緒のようだった。 なんとなく踏み込みづらい空気、とでも言えば良いのか。 そんな空気を感じ、僕が何かを言おうとしたところでルイザさんが口を開く。


「訳ありってことですね、ツツナさんとボスは。 それで、ロクは? 私はそっちも結構気になるわ」


「僕? 僕は普通だよ。 昔、僕が異法使いになって少し経ったくらいに助けてくれたのがポチさんで、その流れで異端者に入ったって感じかな」


 それこそ、そのことではちゃんとした話はある。 けど、あまり人にして楽しい話ではない。 前に僕が矢斬さんとの出会いの話はしたと思うけど、ポチさんとの出会いはまた別だ。 とは言っても、わりとあのあとすぐのことだったんだけどね。


「へえ。 ふふ、今度機会があったら聞かせてね? ロクがどうやってボスに惚れたのか、興味あるし」


 と、ルイザさんは笑ってそう言った……って、待ったストップ! それはっ!


「ちょ、ルイザさん! それ、内緒だって!!」


 慌てて立ち上がり、僕は言う。 一応今の段階ではルイザさんにしか話していなくて、他の誰にもしてない話だったのに! 何よりポチさんと近い関係にあるツツナさんの前でそれを言うなんて……。


「別に今更の話だろう。 ロク、ポチに恋愛感情があるのなら、茨の道だぞ。 お前にそれがあっても、あいつにはないからな。 見ていれば分かるだろ?」


 しかし、聞かされたツツナさんは無表情で、素っ気なく言う。 驚きなんて一切していない様子で。 まるで、当然知っていたかのように。


「な……だから、そんなんじゃ」


「なによロク、言っておくけど気付いてないのはボスだけよ? 他のみんな、気付いてることだしね」


「……へ、そうなの?」


「お前は分かりやすい。 だから今更の話だ」


 そんなことを言われ、なんだか居づらくなって僕はフードを深くかぶる。


 ……むう。 そうなのかな。 僕としてはこれでもかってほどにうまく隠しているつもりなんだけど。 本当のところは、ルイザさんが言い触らしたんじゃないのかな? なんてことを思い、ルイザさんに顔を向ける。


「一応、私は口の硬さには自信があるわ。 それに加えて女の子の秘密なんて、口が裂けても言わないわよ」


「……ルイザさんがそう言うなら、信じるけど」


 ……まぁ、そうなのなら仕方ないかな。 さすがに口封じのために襲うなんてこともできないしね。 前向き前向き、前向きで行こう。 過ぎ去ったことは気にするなとポチさんも、よく言うし。


「それよりロク、ルイザ。 お前たちは特にポチに対して忠義を果たしている。 だからこそ聞くが、お前らにはポチがどう見える? どのような奴に見えている?」


 不意に、ツツナさんは僕たちに向けてそう言った。 風が少しだけ吹き、その風が僕の頭にかぶさっていたフードを捲る。


「最強の異法使い。 同時に、法使いに恨みも持っている……なんてところですかね」


 先に口を開いたのは、ルイザさんだった。 そしてそれは、僕と殆ど同じだった。


「そうか。 ロク、お前は?」


「僕は……そうだね、ルイザさんと大体一緒かな。 ポチさんは気分屋っぽいところもあると思うけど」


「……そうだな、あいつはそうだ。 だが、ポチには明確な目的がひとつある」


 そして僕の言葉を聞いて一度頷くと、ツツナさんは自身の面を手で抑えた。 何かを思い出すような仕草、そんな風に見える。


「目的?」


「お前らも聞いているはずだ。 法使いと仲良く平和に暮らしたいと」


 ……それは、確かにポチさんが良く言うことだ。 僕たちに向けてもそうだし、対峙した法使いに対しても。 けど、それはあくまでもなんらかの冗談じゃなかったのかな。元を正せば先に手を下したのは法使いで、ポチさんはあくまでも正当防衛で。 そういう流れにするための言葉だと、僕は思っていたんだけど。


「建前ではなくて、ですか?」


 そんな考えを代弁するように、ルイザさんは言う。 そして、それに対してツツナさんは首を縦に振った。


「建前なんかではない。 あいつはいつも、そういう世界を見据えてきた」


「……けど、それなら法使いに攻撃するのはおかしくないかな?」


 僕は顔をしかめて言う。 それはもっともなことだし、本当にポチさんが平和ということを望んでいるなら、僕たちがしていることはおかしくないだろうか?


 だけど、そんな思いもツツナさんは否定する。


「手段だよ、そのためのな。 今居る法使いでは話にならない、だから殺す。 分かりやすく、そして最短の手でもある。 俺の言っている意味が分かるか? ポチはお前らを騙して、殺しをさせていると言っても良い。 ロク、ルイザ、あいつに付いて行けば、勝とうが負けようが地獄だ。 それを理解しておけ」


 ポチさんはたまに言っていた。 いずれ、法使いとは戦争になると。 それは現状のような小規模ではなく、正式にという意味で。 そうなれば、僕たち異法使いもきっとタダでは済まない。 もしかしたら、異端者の中からも死人が出るかもしれない。 それは嫌だし、受け入れたくはない。 ポチさんの目的と僕らの目的はもしかしたら異なっているかもしれない。 でも。


「うん、分かった。 どんなものでも、僕はポチさんに付いて行くよ。 だってほら、ポチさんと一緒にいれば、笑えるからさ」


「そうね。 私もボスに命を助けられた。 一度死んだ命、ボスに預けるのは悪い気分じゃないわ」


 僕とルイザさんは笑って、ツツナさんに向けて言う。 オカシイかもしれない。 狂っているのかもしれない。 世界を正すために人を殺す。 それはきっと、間違ったことだ。 何かのストーリーがあるのだとしたら、僕たちは悪者だ。 悪役だし、正義の味方なんかではきっとない。


 けど、それで良いんじゃないかな。 みんなが正しく動いて、みんなが規則に従って、みんなが法に靡く。 それはそれで素晴らしい世界なんだと思うよ。 でも、素晴らしいだけだ。 そんな世界はつまらなくて、退屈だしね。


 何より、僕の中ではもう始まっているんだよ。 法使いは僕を殺そうとしてきた。 だから、殺すんだ。 偉い人は「人の命を弄ぶな」と言うかもね。 優しい人は「人をなんだと思っている」と怒るのだろう。 でも、その人たちは何も知らないんだ。


 人を殺したことがないから、そんなことが言えてしまう。 人に殺されかけたことがないから、そんなことが言えてしまう。 一度経験すれば、その人たちは二度と同じことが言えないだろうさ。


 人ってね、とっても簡単に死んじゃうんだから。 法使いでも、魔術使いでも、僕たち異法使いでも。 本当に不思議なことに、死ぬときはあっさりと死んでしまうんだよ。


 だから僕は殺し続けるし、殺され続ける。 もう始まったものは、止められない。


 殺される前に殺せば良い。 危険を感じる前に殺せば良い。 分かりやすいよね、実力行使なんだから。


 それが、僕たち異端者なのだから。 結果としては得るものが違っていても、異なっていても。 そもそもまず、それが一緒でなければならない理由なんて、ないんだ。 十人もいれば、十人の考え方がある。 同じように、十の目的が存在する。


 僕の場合は、法使いを殺したいから。 たったそれだけのことで、なんも問題なんてないんだよね。

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