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躍兵  作者: MiL
8/9

憑依

「思わぬ幸運だったな…」

そう透は自嘲気味に独り言を呟きながら帰路についていた

「あ〜。楓も二学期に来るしなぁ。すっごい暇だなぁ。退屈だなぁ。」

その時だった


ストン


その音が鳴ったあと、透が目を覚ますと砂漠の上に居た。


「ってぇ。何だよ、って。ここ。何処だよ、おい!ここ、何処なんだよ!」


パニックになった透は空に向かって叫んだ、砂塵吹き荒れる中透の声は響くわけもなく。

「ハァ、ハァ。どうする、助けが来るまで待つか?いや、来ないよな。だがどこにいけば良いんだ?地図は?…ある訳ないか…っクソっ!どうすれば良いんだ!」

叫ぶも何も届かず、孤独に満ちた世界が広がっていた。


「ねぇ?君が僕を呼んだのかな?」


何処からかそんな声が聞こえた。透は周りを見渡した。ただ、誰一人居なかった。

強い風が吹き荒れて、砂が宙に舞った。透は目を閉じた。

目を開けると、そこには今さっきまでいた街並みが広がっていた。

「戻った、のか?」

そう言い安堵したのも束の間。自分の真後ろに誰か居た。

「あぁっ。すみません。ぼーっとしてまし…。」

透はその人をじっと見つめてしまった。

否。美貌に見入っていたのだ。

「ねぇ。君が私を呼んだの?」

透は答えられなかった

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