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【越後國一之宮巡り・外伝】

　今回の旅は１日目が居多神社とその周辺、２日目が彌彦神社とその周辺について書こうと思ったが、一之宮巡りとは違った情報を少々。

　まずはラーメン。居多神社から宿に向かう途中、入り口を間違えて高速道路にのれず、遅い昼食をとることにした。ネットによるとすぐ近くに有名なラーメン屋があるとのこと。「麺屋あごすけ」行ってみると、行列もなく、駐車場も空いていたので、すぐに入店。あまかった。整理券をとってみると、20組以上待ちで、案内予定は約２時間後。疲れているし、お腹も減ったしで途方に暮れていと、意外と早く進み、１時間後に入店できた。

　味はよく知っている「ラーメン」というよりは、麺はうどんっぽく、スープは薬膳といった感じ。美味しかったですよ。でもラーメンではないかも。私の中では、白ひげのつけ麺やスタミナラーメンに属する、ラーメン亜種。副菜としてよだれどりを注文。これもうまい。薬膳料理を堪能した感じ。

　２日目は道の駅「新潟ふるさと村」の「燕三条ラーメン潤」。写真は一枚のみ。私は背脂たっぷりのチャーシュー麵。これはラーメン。嫁さんの生姜ラーメンもうまかった。生姜は佐野ラーメン永華の方が効いているかな。でも王道のラーメンで、フードコートとは思えない満足度でした。

　そして、宿。今回は「岩室温泉ゆもとや」に宿泊。彌彦神社には行きたかったが、ゴールデンウィーク中はどこも高く、日帰りも考えた。しかし、あるときじゃらんを見ると、行きたいと思っていた日付ちょうどに「〇〇日限定訳あり直前割」の文字が。「訳あり」が気になったものの、「これは彌彦の神さまのお導き」と信じ、すぐに予約。

　嫁さんは以前、山梨の宿で何かにとりつかれたことがある（嫁さんの口から女の子の声がした）。だから「訳あり」にはドキドキしたが、まったく問題なし。単なる超お得な宿だった。大量ドタキャンでもあったのだろう。これが今回、新潟を選んだ一番の理由。こんなチャンスがまたあれば、迷わずまた行く。彌彦様、また呼んでください。