ここまでのキャラクターまとめ
●ロベリア・フィンリー(23)
第三章では変な人たちに振り回されつつ、告発記事の作成に奔走していました。また、彼女が記者になった理由もこの章で判明しました。以前から父が亡くなっていることは判明していましたが、父の死と手紙の内容に違和感を覚えていたんですね。
ヴァリクに対してこれまで若干の遠慮をして踏み込んだ質問を避けていましたが、逃げたら追いかけてくるタイプの人だったみたいで、さらなる追及を決めたようです。
その割には若干の間の悪さで取っ捕まったり、うっかり踏み込んだりしている気がするので、そのうっかり感が心配になりますね。いつになればこのドンくささは解消されるのやら。
今後、どんな感じに彼女が遠慮のない厄介記者になっていくのか、見守って頂けたらと思います。
趣味は読書とお散歩とお買い物です。今はそれどころじゃなさそうですが、お洒落が大好きなようです。
●ヴァリク・ヴェルナード(26)
北海の番人と名高い、ノルヴァル王国出身。ヴェルナード騎士爵位の家の長男です。
第三章では無事(両脚粉砕骨折)に脱獄してカリストリア聖王国通信社に協力したり、ドア枠に頭をぶつけたり、ハレックに対して失言をしたり、過去のトラウマを思い出したり、なんかいい感じに戦えたりしていました。心臓ぶっ刺さなくても戦えるようになって良かったね。追手も来なかったね。これからも来ないとは限らないけどね。
でも、ロベリアに自分が戦場で見たことを話すことが怖くて、第二王子のレオンハルトに着いて行ってしまいましたね。どうなるんだろうね。
趣味はお庭いじりと思い込んでいました。状況が変わってから、一度も植物の話も庭の話もしてないので、本当は違うようです。
<<各種メディア関連>>
⬛︎カリストリア聖王国通信社の人たち⬛︎
●トーマス・グレイン(典籍卿トムフォード・グレインハースト)(56)
調べものして回ってるだけで描写が地味だから活躍は作者により省略されているけれど、告発記事を出すまでに、どういう出し方であればカリストリア聖王国通信社の立場をある程度守れるか等を、オカルト雑誌「クロニクル・トレイル」のアーレン・ストラフィルドと共に調べたりしていました。相変わらず、周囲の人の行動に度肝を抜いていることが多いですね。
クロニクル・トレイルの二人が死亡していると思っているので、今後の動き方をどうするのか、悩んでいるようですね。典籍卿の肩書きの時と同じく、慎重派のようです。
趣味は仕事とスクラップブック作りと晩酌。ダブルワークみたいなもんなので、超多忙だけどその自覚があまりない人です。
●リリィ・マクダウェル(27)
ノルドウィスプから爆速で帰ってきたと思ったら、またノルドウィスプで取材したり、第二王子レオンハルトと偶然出会ったり、被験者同士の喧嘩にドン引きしたりと、あっちこっち走り回っていた人です。ゆるふわお姉さんみたいな見た目の割に、胆力があるので逆に心に火がついたり、大胆な発言をしていたりもしましたが、クロニクル・トレイルの二名の末路にショックを受けていました。
趣味はおしゃべりとお菓子作りです。一度でもおいしいとクッキーの出来を褒めてしまうと、無限にクッキーを焼いては持ってくるカロリー製造機に化けるので注意が必要です。
●エドガー・ヘイワード(31)
ノルドウィスプに取材に行ったり、第二王子レオンハルトと偶然出会ったり、被験者同士の喧嘩にドン引きしたり、元エリザベスの部下のマルグリット・スフォルツァの取材をしたりと、この人も方々を駆け回っていました。第二王子レオンハルト曰く、市井にいる時はエドガーを兄と慕っているようですね。よく見たら、エドガー達と会話している時だけ、第二王子の口調が若干違うんですよねというプチ情報。
第二章ではいつの間にか貴族に囲まれていて怒っていましたが、以前から貴族……どころか王族が傍にいたんですね。知らないうちに望んでいない状況に陥る不運な人ですね。
趣味はお酒を飲むことです。普段から食べないで飲んでばかりなので、ヒョロヒョロした見た目になったんだと思います。
●カミラ・ロシュ(26)
ちまちまと告発記事のちょっとしたお手伝い程度のことをしているつもりだったのに、クロニクル・トレイルの二人が屋上から投身自殺をする場面の目撃者を頼まれてしまい、精神的にかなり追いつめられてそうな感じになりました。可哀想に。
これまで、自分が直接取材に出向くような仕事はしてこなかったようですが、あの場面に遭遇してしまっては、そうも言ってられなかったようですね。
趣味はスクラップブック作りと読書と掃除です。カリストリア聖王国通信社に彼女がいなければ、きっとクロニクル・トレイルと同じような書類まみれのごちゃごちゃな編集室になっていたことでしょう。
●ポートリー(42)
カリストリア聖王国通信社、印刷部の人です。勤務時間帯が午後から明け方なので、遭遇率の低いレアキャラですが、ヴァリクとは結構作業のお手伝いの中で仲良くなっていましたが、本編に関係ないので作者により無慈悲に省略されました。医師のバーナード先生を紹介するというファインプレーをしてくれています。
記者ではないのであまり立ち入った話に加わることはありませんでしたが、偶然にも告発記事のことを知ってしまう等のうっかりポジションでもありました。
趣味は食べることです。彼に尋ねれば聖王国の美味しいお店をいくらでも紹介してくれますが、そのせいでバーナード先生から厳しい目を向けられています。
⬛︎オカルト雑誌「クロニクル・トレイル」の人たち⬛︎
●ハレック ⇒ ハロルド(28)
赤毛の無造作ヘアなショートカットに濃いオレンジのチェック柄ジャケットに首元が開いたシャツという、目が痛くなりそうな配色の男です。
散々世間とカリストリア聖王国通信社とセラフ天啓聖報をオカルト記事なのか、本当の記事なのか、異端なのかそうでないのか、アウトライン上で反復横跳びして散々引っ掻き回した挙句、投身自殺を装って離脱を図ったとんでもない人その1です。最後で本当の名前らしきものが判明し、どうやら性格も違うようだというのが分かりました。とんでもないですね。
アーレン・ストラフィルド(アンドリュー)のことを相棒と呼んでいます。お気付きの人もいるかと思いますが、ド派手な性格をしている割に、体力のないインドア派です。ヒョロガリです。
趣味は仕事と昼寝とオカルト研究です。
●アーレン・ストラフィルド ⇒ アンドリュー(27)
長い黒髪を低い位置でポニーテールにして、黒縁眼鏡にスーツという、ハレックとは見た目が真逆すぎる配色の男です。
アウトライン上で反復横跳びして散々引っ掻き回した挙句、投身自殺を装って離脱を図ったとんでもない人その2です。言動から察せると思いますが、本当は死ぬ予定ではなかったようです。ハレック(ハロルド)が大怪我を負ったので予定を変更して一緒に飛び降りたようですね。そのせいで説明要員が不在になり、カリストリア聖王国通信社側に激震が走っていますが、そのことにいつ気付くんでしょうかね。最後で本当の名前らしきものが判明し、どうやら性格も違うようだというのが分かりました。こいつも一体なんなんだ。
ハレック(ハロルド)のことを相棒と呼んでいます。お気付きの人もいるかと思いますが、知識担当と見せかけて実は武闘派担当です。足技が得意です。ついでに喫煙者です。スーツの下は結構ムキムキです。
趣味は筋トレと規則正しい生活と喫煙です。
⬛︎セラフ天啓聖報の人⬛︎
●シャルロッテ・ラヴェル(31)
端正な顔立ちに、金髪に縦ロールの髪型。桃色のドレスというお嬢様スタイルの人ですが、お嬢様口調のまま口が悪い人です。意外にもジャーナリズム的な精神は持ち合わせているのですが、ゴリゴリの保守派なので、過激派のクロニクル・トレイルのハレックと非常に相性が悪かったようです。助言と言いつつバチクソにハレックと口喧嘩して帰っていきました。
セラフ天啓聖報は国内で一番の発行部数を誇る新聞で、そのことを非常に誇りに思っています。現時点では聖王国教会の熱心な信徒のように見えます。
趣味は飼い猫のマロンちゃんを愛でることです。
⬛︎魔術集会通信の人⬛︎
●オルフェウス(25)
スラリとした長身に長いぼさぼさ頭に眼鏡、凛々しい眉という、なんかインテリっぽい雰囲気の人です。魔術集会通信という、専門雑誌の記者をしている男です。偶然医術集会で出会いましたが、執念と知識欲でカリストリア聖王国通信社にすり寄ってきた、ゲンキンな人です。彼のおかげでエリザベス・クロフォードの過去の経歴を知ることが出来ました。
彼曰く、魔術集会通信は十年前にカリストリア聖王国通信社を出禁になっているので、うまいこと潜入に成功したことを知った、十年前にやらかした彼の先輩記者達は、オルフェウスを大いに称えていることでしょう。医師のバーナード先生からは「キモすぎじゃろうて」という辛辣な評価を受けていました。
趣味は勉強です。実は非常に頭が良く、医師免許を持っていますが、医師になったら勉強ができなくなるので記者になったという、頭のネジが飛んだ人です。
⬛︎オモカゲ劇団の人たち⬛︎
●ヘクトル・ヴァレンフォード(39)
ヘンリーの兄で、オモカゲ劇団の演出家をしています。ライラに避けられて、ショックのあまり膝から崩れ落ちていました。
特に描写はしていませんが、この男も案の定、年の離れた末弟のヘンリーを溺愛しています。
●バルドル・グレイソン(51)
オモカゲ劇団の団長です。ライラについて、若干妄信的に推している節があります。悪気がなさそうなのが少し面倒な人です。
<<各種勢力>>
⬛︎王位簒奪派の人たち⬛︎
●レオンハルト・アルデリック・カリストリア(19)
第二王子という肩書きですが、長男です。王位継承権が2番目であるという意味で、名乗らされているので、アストラル帝国の人とかは、ややこしくて皆イライラしていると思います。
自分で自分のことを頭が良いと思っていて、先回りして情報を得ていることも多いです。しかし、ヘンリーとユアンの有能さに気付けずにいたため若干自信を失ったり、変装している時に兄のように慕っているエドガーを前に、へんてこりんな態度(本人評価)になってしまったため、簒奪するぞ!と意気込んだ割には凹んでいることが多かった人です。
聡い故に一人で焦っていて、それを洗いざらい農地卿アティカス・ヴァレンフォードの前でゲロったところ、気に入られました。良かったね。
ウッキウキで軍防卿ガルヴェイン・ストラグナーの首をスパァンと切っていましたが、直後にロベリアに謝罪していました。良くなかったね。
趣味は市井の散策と剣術練習と勉強です。
●ヘンリー・ヴァレンフォード(24)
第三章では有閑貴族としてダリオンを保護したり、ライラを気にかけたりと、のんびり田舎暮らしをしつつ周囲を気にかける、歩く配慮みたいになっていた人です。介護士に向いてそうですね。
告発記事出てくれないと出来る事ないよね、と燻っていた王位簒奪派の中で、オモカゲ劇団で公演しようという突飛な案を出した人でもあります。
趣味は人の話を聞くことと、知らないことを誰かから教わることです。
●アティカス・ヴァレンフォード(農地卿)(43)
相変わらず身内大好きです。第二王子レオンハルトが感情剥き出しでアティカスに訴えた結果、とても気に入ってくれた人です。熱意とかに弱いんでしょうね。詐欺とかに引っ掛かりそうですね。
そんなアティカスですが、愛すべき吾輩の農夫を勝手に軍防卿配下に捕縛されて、ブチギレている場面で出番が終了してしまいました。波乱の予感がしますね。
趣味は市井の散策と愛すべき農夫たちとその家族の情報を暗記することです。
●ダリオン・ハドリー(45)
ノルドウィスプにあるヴァレンフォードの家で療養していましたが、隙を見て脱走して自死しようと考えていたりと、何かとマイナス思考でした。そんな思考停止な感じに陥った過去が明らかになりましたが、なんとか前向きになってくれそうですね。
と思ったら、一番気にかけていたライラに不運が起こっているので、ダリオンの波乱万丈はまだ続きそうですね。可哀想に。
趣味はありません。自分のことを、趣味を謳歌して良いような人間ではないと思っています。
●ライラ(16)
元被験者で、ほぼ赤ちゃんの頃に孤児院に来たため、自分の出自についての記憶がありません。
白髪ツインテールでガリガリなのは相変わらずですが、実は少しずつ顔色が良くなってきています。不器用ながらもダリオンを慕う理由を本人に伝え、家族としてのあり方を模索し始めたところでした。
オモカゲ劇団によって祭り上げられたことに疑問を抱き、自分の過去についてありのままに語り始めたところで、エリザベスの配下のエドモンド・カーターに不死者を殺す魔法を搭載したクロスボウで腹を射抜かれ、不死性を消失したようです。白髪ツインテールでしたが、黒髪ツインテールになってしまいました。
趣味はありません。彼女の中に、趣味という概念がありません。
●フィオナ(21)
元被験者です。元の生活では友人が王族であった等、身分がそれなりに高い家柄だったことが伺えます。第二王子レオンハルトに協力することで、結果的に良い方向に良くのではと判断し、彼と行動を共にしています。腕っぷしが強いため、護衛等に名乗り出ることが多いです。義足の右足の中にセラフの聖槍を隠し持っています。
因縁の相手であるエドモンド・カーターに義足で踵落としをしてしれっと復讐を果たしました。おめでとう。
趣味は武術の訓練と脱走してから出来るようになった食べ歩きです。
●セシル・ラグナ(21)
元被験者です。ユアンの調べにより、アストラル帝国出身であることが判明し、アストラル帝国介入の足がかりにされました。第二王子レオンハルトに協力することで、結果的に良い方向に良くのではと判断し、彼と行動を共にしています。肉体派ではないと自覚しているので、裏工作的な行動を好みますが、結果的に肉体を使う場面に遭遇することが多々あります。その時には体当たりで乗り切るという、捨て身のタックル戦法を取っている人です。
軍防卿が連れてきた聖騎士の一人に不死者を殺す魔法を搭載したクロスボウで腹を射抜かれ、不死性を消失したようです。白髪ぼさぼさ頭でしたが、オリーブ色の髪のぼさぼさ頭になってしまいました。
趣味は精霊術を用いたアマチュア無線工作と、それ関連の買い物や調べものです。今は多分、精霊術の欠片もないカリストリア聖王国で、つまんねー国だなぁと思っていることでしょう。
⬛︎元被験者(今現在の状況が判明している人)⬛︎
●ザフラン(16)
ヴァリク曰く、無口で自分の意志を伝えるのが下手だったようです。セシルに一番なついていそうな節があります。年長者への超過激な悪戯が趣味だったようです。リンゴが好きだったようです。
何故か新たな英雄として報道されていますが、詳細は分かっていません。今はノルドウィスプ近郊に身柄が移されているようですが、それ以上のことは分かっていません。
⬛︎アストラル帝国の人たち⬛︎
●ユアン(17)⇒(32)
アストラル帝国の調査員をしている少年と青年の間くらいの人だと思っていたら、普通に30代だった人です。これは精霊術の影響ではなく、普通に若く見えすぎるだけの人です。たまにいるよね、そういう人。
ずっと様子見的なポジションにいましたが、ライラの危機に介入するために、セシルの出生を利用しました。活動名はユグドラ・ダブルオーエイトです。
趣味は非公開です。
●オスカー(24)
元被験者です。顔の両サイドに傷があり、両耳の周囲に魔術式が刻まれています。今現在はアストラル帝国で暗躍しているようです。アストラル帝国の女王ヴァレンティア・ルクシア・エルフェゴールから求婚されていますが、塩対応でかわしています。今後、カリストリア聖王国への介入に力を貸すようですが、めんどくさがっています。
趣味は〇〇〇〇〇の歌を聞くことです。
●ヴァレンティア・ルクシア・エルフェゴール(26)
大陸随一の大帝国、アストラル帝国を支配する女王です。オスカーの顔が良いので溺愛しており、求婚までしていますが塩対応を受けています。しかしそれでもめげる様子はなさそうです。
今現在の趣味はオスカーです。
⬛︎その他⬛︎
●アラン・クレスト(17)
第二章で出番終了かと思いきや、不運が重なりエリザベスに捕縛され、不死の魔術式を身体に刻まれてしまった、あまりにも不運な人です。母と兄と共に暮らしていました。
死の間際に助け出された手前、周囲に文句を言うことも出来ずにクロニクル・トレイルで掃除をさせられながら匿ってもらっていましたが、最後の最後にアーレンに窓から放り出されるという酷い目に遭っています。
趣味は友人と遊ぶことや恋愛について考えることです。最近は彼女が欲しいなと思ってナンパを頑張っていましたが、今はそれどころじゃなさそうです。
●バーナード(83)
印刷部のポートリーが連れてきた町医者です。おじいちゃんですが、言葉使いの中に若干の若者言葉が混ざる人です。夜中にたたき起こされてポートリーを杖でシバきながらやってきた割には、きちんと診察してくれました。医術集会への案内役をしてくれ、エリザベスの過去に迫る際の重要人物となりました。最近は魔術集会通信でチェックしていたようなので、ロベリアをかなり気にかけてくれた様子です。
今現在は隠居みたいな雰囲気を漂わせていますが、昔は著名な人物であったことが、学会員の身分証である金属プレートから察することができます。
昔の趣味は医術の発展等に関する、自分の得意分野の研究発表でしたが、今は散歩と日向ぼっこです。
●イヴリン・ハドリー(享年27)
ダリオンの回想のみの登場。本編開始時点で既に死亡。
無口なダリオンが唯一心を許していた女性で、妻。不器用なダリオンを心配しつつも、見守っていた。妊娠後期に差し掛かる頃、不運にも亡くなってしまいました。死因は妊娠高血圧症候群により発症した頭蓋内出血と産科危機的出血で、カリストリア聖王国の医療技術レベルでは、手の施しようがありませんでした。
趣味は手料理でした。「食べてくれる人がいるって、とても幸せ」とダリオンに言っていました。
⬛︎八卿⬛︎
【現王寄り】
●軍防卿ガルヴェイン・ストラグナー(71):死亡
・軍事力の管理や治安維持、戦争指揮
短く刈り込んだ灰色の髪に傷跡が走る顔つき、鍛え上げられた体躯が戦場での経験を物語る壮年の男。
戦闘経験豊富に見えるが、初の戦場は五年前。この戦場での軍防卿の立ち振る舞いが、ヴァリクに強いトラウマを植え付けた。以降、ヴァリクは戦闘を肩代わりするようになってしまった。
クロニクル・トレイルの二名の捕縛に自ら赴いたことが原因で、第二王子レオンハルトにより斬首され、殺害される。
●律法卿アザリウス・ヴォルデン(63)
・宗教法や教義の運用・司法機能の監督。
鋭い目元に金縁の眼鏡をかけた、痩身で厳格な雰囲気を纏う中年の男。
●財務卿:コルネリウス・ハーヴェルク(64)
・税収管理や予算調整、財政運営
小柄で背中が曲がっており、薄くなった頭髪を全て後ろに流している男
●築造卿エゼクリオン・バスクロフト(42)
・城壁や宗教施設の建築事業の管理
艶のない黒髪をきっちりと七三に分け、細い指先で袖口を気にし続ける神経質な男
【反現王派】
●農地卿:アティカス・ヴァレンフォード(43)
・農業や水利の管理、収穫調整
●文典卿:クラウス・グランディエ(39)
・教育や記録管理、宗教教育の統括
長く伸ばした長髪の毛先の方だけ編み込んでいる、聖職者のような雰囲気の男
【中立派】
●典籍卿:トムフォード・グレインハースト(56)
・聖典や記録文書の保存・複製
【不明】
●祭儀卿:???
・宗教儀式や祭礼の運営、供物の管理
⬛︎王族関係者⬛︎
●カスパール・マクシミリウス・カリストリア(?)
現国王。エリザベスに逆らえない理由があるらしい。
●???(?)
王位継承権第一位にいる、レオンハルトの姉。レオンハルト曰く、民のことなど顧みず、ただ己の地位と名声を守ることに汲々としている。
⬛︎魔術研究関係者⬛︎
●エリザベス・クロフォード(?)
ヴァリク達への研究の責任者の一人。以前から魔術研究に傾倒していたが、30年前には魔女集会を開催禁止に追い込むほどの、倫理的に問題がある研究をしていたらしい。告発記事により、カリストリア聖王国通信社から糾弾を受けている。
カスパール・マクシミリウス・カリストリアの何かしらの弱みを握っているらしい。
●ロイ・フラヴィアン(58)
ダリオンの回想のみの登場。
長い黒髪を後ろで束ね、冷徹な雰囲気を漂わせた男。薄い青灰色の瞳を持ち、身だしなみは常に整えられている。エリザベスの命令に従順に従っており、無感情な様子が伺える。
●オリヴィエ・カーヴェル(享年34)
ダリオンの回想のみの登場。本編開始時点で既に死亡。
小柄で華奢な体型をした青年。焦げ茶の髪に灰色の目、眼鏡をかけた姿が特徴的で、研究着を常に身にまとっている。ダリオン同様、研究内容に抵抗感を持っていたようだが、ただ目の前の現実から目を背けるしか出来なかった様子。最後は、軍防卿の気まぐれのような戦槌の一撃で死亡。
●マルグリット・スフォルツァ(47)
緑色の目に、ブロンドの髪をまとめている女。肌が青白いのが特徴。
独自に感覚遮断の魔術式の研究をしていたところ、誤ってマナを逆噴射させてしまい、研究中だった感覚遮断の魔術式が身体のどこかに定着してしまい、エリザベスにより退職させられた。今現在はカリストリア聖王国中央医院の一室で、壁に向かって話しかける日々を送っている。
彼女の支離滅裂な証言の中から、エリザベスの過去の研究の目的や、現王カスパール・マクシミリウス・カリストリアとエリザベスの関係性について、断片的に知ることができた。
●エドモンド・カーター(37):死亡
長い前髪で顔を隠した、痩せた体つきの男。自分の興味以外にはあまりリアクションをしない。エリザベスの研究について尊敬の念を抱いており、エリザベスのことを「エリザベス様」と呼ぶ。
不死者を殺す魔術の証明のためライラに向けてクロスボウを発射したが、フィオナにはそれが通用しなかったため、逃走を図ろうとする。しかし、フィオナの義足による踵落としの一撃で死亡した。
<<来そうな質問を予想して先回りするコーナー>>
Q.「カリストリア聖王国は、どうして声明を出す等のアクションを起こさないの?」
A.「曖昧な情報が市民の噂とオカルト雑誌経由で少しずつ拡散してきてはいますが、正式な回答として取り上げる程の内容ではないと判断されていたためです。300年の鎖国の影響で、極端な事勿れ主義、保守的思想等が定着しており、明確なきっかけが無いと動かないような風潮が上層部に蔓延しています。端的に言うと平和ボケです」
Q.「なんで第二王子とか、言葉の使われ方が違うの?」
A.「カリストリア聖王国の成り立ちが原因です。詳細は先の章で判明します」
Q.「第二王子はなんで疎まれてるの?」
A.「平和ボケしたカリストリア聖王国生まれのくせに、野心家だからです。八卿ほぼ全員(文典卿以外)から、うっすら不気味がられています」
Q.「年齢ズレてない?」
A.「そんなような気がしています。そのうち微修正入ると思います」
Q.「貴族が貴族っぽくないような気がする」
A.「正確には貴族じゃないからです。詳細は先の章で判明します」
Q.「文典卿クラウス・グランディエだけ、第二王子レオンハルトに親身なのは何故?」
A.「ストーリーに直接関係はしないので省略していますが、彼はレオンハルトの教育係として長年仕えてきました。レオンハルトの一番の理解者であると自負していました」




