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異世界でチート無双!? いえいえ神達のミスで、相棒のもふもふ達がレベルアップしたみたいです  作者: ありぽん


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9.嫌味家族をパパ達が撃退、教会の中へ

 それからも嫌味を言い続けるバートン家族。でも途中からジークは嫌味を言うのをやめて。やめたっていうか5歳だからな、親ほどの嫌味のバラエティーがなく。たぶんよく分からないのに、親の真似をして言っているだけの嫌味もあるだろうし。

 長く嫌味を言える能力はまだ備わっていないため。そんな能力、僕はいらないけど。今度はカロリーナにちょっかいを出してきた。


 今度家に遊びに来いだの、お店通りで買い物するから一緒に買い物しようだの。そういった面倒な誘いから。今日も可愛い。可愛いんだから僕の隣にいた方が良い。何でいつもこれと。これっていうのは僕のことね。これと一緒にいるんだ。遊ぶなら自分と一緒に遊べ。


 まぁ、それはそれは、もう少し成長したジークが言ってきていたら、本当に面倒だなと思うような事を。小さい子供ながらに色々言ってきた。


 その間、何も言わずにいたカロリーナ。何で僕とばっかり遊ぶんだについてはひと言だけ。ジークと一緒にいてもつまらなし、僕のことを悪く言うから嫌い。と、バッサリと言ってくれた。


 それに対してジークは、自分達は結婚するんだから、一緒に遊ばないとダメだってさ。あ~、ここまで聞いていて分かるように。ジークがカロリーナに色々言ってきたり、ちょっかいを出してくるのは、カロリーナが好きだから。


 そしてその事を分かっているジークの両親は、身分は違うから正妻にはできないけれど、カロリーナを愛人にさせようと企んでいて。

 勿論その企みをカロリーナの両親も分かっているから、カロリーナ両親はジークの両親を、本当に嫌っていて、なるべくカロリーナを近づけさせないようにしている。


 まったく可愛いカロリーナに、ジークみたいな奴が似合うわけないじゃないか。可愛いカロリーナの相手は、僕がこの人なら大丈夫って認めた人じゃないと、絶対に近づけさせないからな!!


 と、バートン家に色々嫌味を言われて、そんなに時間は経っていなかったけれど。こんな素晴らしい日に、こんな嫌味家族と何で一緒にいなくちゃいけいって、そう思っていたのは僕だけじゃなく。


 もちろんみんながそう思っていたと思うけど、いい加減面倒になったのか、パパがバートンに気づかれないように、自分の後ろに手を回して、ささっと風魔法を使った。そうしてその風魔法はバートンの足元へ飛んでいくと、バートンが思い切りその場ですっ転び。


 何だ? と慌てるバートン。と、今度はママが風魔法を使って、今度はリリアナが尻餅をつき。バートン家ってさ、素晴らしい力を授かっていて。そこそこ訓練はしたから、他の人よりは魔法が使えるんだけど。


 そこそこって言っただろ? 魔法を使うだけで、相手の魔法を、力を知ろうとしないから。今パパ達がやったことにも気づかないんだよ。だから何が起こったか分からなくて慌てちゃって。その両親の姿を見て慌てるジーク。そんなバートン家に向かって。


「どうしたんですか? 何かありましたか? 今日ここは混み合っていますからね。もしかして今誰かにぶつかられたのでは? ちょうど後ろを貴方の部下のアドルフが通りましたよ」


「何だと!! 奴め、私に挨拶もせずに、ぶつかって通り過ぎるなど!!」


 ……やっぱりバカだ。バートン達はち立ち上がると。


「ふん、これから忙しからな。お前達の相手もこれ以上はしてられん。せいぜい少しでも良い力を授かるよう願うんだな。授からずとも、そっちのは愛人にしてやるから安心すると良い!!」

 

 それだけ言い残して、居るはずもない、だってパパの嘘だから。アドルフを探しながら、バートン家は行ってしまった。ちなみにアドルフはバートンの腰巾着みたいな奴だ。使い勝手がいいからって、バートンはいつもアドルフに、色々な事をやらせている。


「ふん! 誰がお前なんかの所へ大事な娘をやるか!! 無理やりそんなことをしてみろ、それ相応の対応をさせてもらうからな」


「はぁ、せっかくの日に、嫌な奴らに会っちまったな」


「本当ね、もう、せっかく綺麗にして、ここまでもっていたのに、カロリーナ、洋服を見せて」


「アーベルも。浄化をして、そして気持ちを切り替えて、教会へ入りましょう」


 サササッとママ達が洋服の確認をしてくれて、浄化をしてもらった僕達。汚れているわけではなかったけれど、気持ち的な問題で。浄化の魔法はその名の通り、汚れを綺麗にする魔法だからね。気持ちと周りの空気を浄化って感じかな。


 そうして浄化が終われば、僕とカロリーナは教会へ入るための子供達の列へ。名前確認の列よりも半分くらいの時間で列は進んで。

 ギリギリまでパパ達は僕達を見ていてくれたけど、そろそろ入るって頃になったら、別の場所へ移動いて行った。パパ達は後から教会に入る。


「さぁ、次はここまでの子。この神父さんに付いて行ってね、ゆっくり前の子を押さないで。押して前の子が倒れて怪我をしたら大変だからね」


 僕とカロリーナは別れることなく、他の子達と一緒に、神父さんの後ろについて教会の中へ。教会の中は相変わらずとっても綺麗で、地球の綺麗な飾りがいっぱいの大きな教会と、あんまり変わりはないかな。

 ただ魔法でふわふわと、綺麗な光をたくさん飛ばしているから、その分地球の教会よりも綺麗に見えるかも。


 そうして神父さんに付いて行った僕達は、先に入ってもう着席しているみんなの所へ。先に座っていた子の続きで座っていく。僕はちょうど端っこの席だった。この後僕達は力を授かる時間になったら、名前を呼ばれて順番に前に出るから、端っこだと出る時に楽で良いんだ。


「みんな、儀式が始まるまで、立ち上がらずに、静かに待っていてくださいね。トイレに行きたい時は、近くにいる神父さんを呼んでください」


 そう言い残し、僕達を連れてきてくれた神父さんは次の子達を迎えに。さぁ、もうすぐ儀式が始まるぞ!

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