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異世界でチート無双!? いえいえ神達のミスで、相棒のもふもふ達がレベルアップしたみたいです  作者: ありぽん


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25/70

25.結構簡単だった魔獣契約、契約完了!!

「それと、最後にもう1つ。前から言っているように、今回契約できなくても、ブーたれないこと。確かに契約できなくて残念って思うかもしれないけれど。もし今日できなくても、必ずも少しすれば契約ができるわ。それをちゃんと分かっておいて」


「うん!!」


『きゅう!!』


 2人合わせて返事。分かってる。それについては2人で話をしたからね。できなくてもその後も頑張るって、ちゃんと伝えてあるし。


「さぁ、じゃあやってみましょうか! 2人とも並んで並んで」


 ママに背中を押されて、僕達は部屋の真ん中で向かい合って並びます。それから少し離れた場所に、ママとお父さんムーンラビット達が並んで。ちょっとお父さんムーンラビット達は心配そうな顔をしているよ。


「それじゃあ、さっき説明したように、アーベルはおチビさんの事を考えながら魔力を溜めなさい。おチビさんはアーベルの事を考えるのよ」


 魔力を溜めるのは、これで結構なれてきているから、すぐに溜めることができる。だってちゃんと学校で練習しているからね。ただそれをそれぞれの魔法にするのが難しいんだよ。カロリーナみたいに、ちょっと練習しただけでできる子は珍しいんだ。


 うんうん、良い調子。体に魔力が溜まるのを感じる。それと同時に僕はママに言われた通り、子ムーンラビットのことを考えて。

 ん? これはちょっと難しいかも。今まではとりあえず魔力のことを考えて、ただ魔力を溜めれば良かったけど、今はしっかりと子ムーンラビットにことも考えなくちゃいけないから。


 魔力をしっかり溜めようとすれば、子ムーンラビットのことがおざなりになっちゃうし。子ムーンラビットを考えれば、魔力の方がおざなりになっちゃうし。


「アーベル、ゆっくりで良いのよ。いつも先生にも言われているでしょう。あなた達は魔法を学び始めたばかり。ゆっくりとしっかりと魔力を溜めましょうって」


 うん、先生はいつも魔法を使う前の、魔力を溜めるのに結構時間をかけるんだ。そうすれば僕達が魔力の存在を、しっかりと体でそれから感覚として覚えられて。それが積み重なって、そのうち自然と魔力を扱えるようになるからって。


 そうだよ、ゆっくりとしっかりと落ち着いて。大丈夫、ここまで頑張って練習してきたんだから。そう思いながら落ち着いて魔力を溜め始めると、少し止まっていた魔力がまた溜まり始めました。

 それと魔力の方が安定してきたからか、子ムーンラビットのこともしっかりと考えることができるようになって。


 それからは止まることなく、魔力を溜めることができた僕。なんだかんだで今までで1番魔力が溜められたような? でももう少しだけ。ママは今の僕ができる最大でって言ったからね。僕の最大、僕の最大……。


 それからまた数分。


「ふぅ」

 

「そろそろ大丈夫かしらね。アーベルどう? 魔力は溜められた?」


「うん! いっぱい、ぼくの1ばんでためた!!」


「良いわ。さぁ、後は言葉に出して心を込めて、家族になってほしいと」


 いよいよだ。いよいよだぞ。僕は魔力を溜めるために、集中していたから目を閉じていたんだけど。ここはしっかりと、子ムーンラビットを見て言おうと思って目を開けました。


 そしたら子ムーンラビットが僕をじっと見つめていて。その目はいつでも良いよ、家族になろう!! とお僕に言っていたよ。うん! 家族になろう!! 僕もしっかりと子ムーンラビットを見つめます。そして……。


「ぼくとかぞくになってください!!」


『きゅう!!』


 僕の問いに元気よく返事をしてくれた子ムーンラビット。その瞬間僕達を白い光が包んだんだ。目を瞑らないといけないってほど、明るい光じゃなかったんだけど。でもいきなりの事にビックリして慌てる僕。

 僕の前にいる、子ムーンラビット。光のせいでしっかりと姿は見えなかったんだけど。シルエットは分かって、そのシルエットが慌てているように見えたよ。


「しまったわ。契約に最中のことを話し忘れていたわ。2人共、大丈夫よ慌てないで。その光は今契約をしているって印だから。その光が弾け飛ばないで、あなた達の体に入っていけば、契約は成功よ!!」


 ママ、そういう事はちゃんと説明しておいて!! ママの言葉に何とか落ち着いた僕。子ムーンラビットのシルエットも静かになったよ。後は光りが消えるのを待つだけ。お願いだ、弾け飛ばないで!


 と、僕達が光り始めてどれくらい経ったのか。少しずつ白い光が薄くなってきて、子ムーンラビットの姿がしっかりと見えるまでに。そうして最後、シュウゥゥゥっと、光が僕と子ムーンラビットの体の中へ消えていった。


 し~んとする部屋の中。でもすぐにママが動き出して、子ムーンラビットの魔獣登録をした時の石を確認。ママが石に魔力を流し、文字が浮かび上がればそこに、ある文字が増えていて。


『アーベルの契約魔獣』


 って言葉が増えていたんだよ。


「アーベル、おチビさん」


 次の言葉を、子ムーンラビットを手の上に乗せながら聞く僕と子ムーンラビット。


「良かったわね! 契約成功よ!!」


 その途端僕は子ムーンラビットを抱きしめました。子ムーンラビットも僕にしっかりと抱きついてきて。その後は何回も2人でハイタッチ!!

 2人のハイタッチが終われば、今度は僕はママと、子ムーンラビットは両親と喜びあって。それも終われば、今度は全員で喜んで。


 子ムーンラビット、ちょっと泣いていたよ。なんて子ムーンラビットのことは言えずに、僕もちょっと泣いてたけどね。まさか1回で魔獣契約に成功するなんて。本当に嬉しい!!


 その後長い間喜びを分かち合って僕達は、今日は初めてってことで、お父さんムーンラビット達との契約は後日に。ママの言っていた通り凄く喉は渇いたは、お腹は空くわで、みんなで喜びの果物の盛り合わせを食べて。


 その日は興奮して寝られずに、朝方ようやく眠れた僕と子ムーンラビット。ついに、ついにだよ。僕達は家族になれたんだ!!


 それから予定通りに帰ってきたパパに報告した僕達。パパはとっても喜んでくれて、契約記念のパーティーをしてくれたんだ。カロリーナ家族も呼んで、みんなが僕と子ムーンラビットをお祝いしてくれて。


 この日のことを僕は、きっと何があろうと、絶対に忘れないよ。子ムーンラビット、僕と家族なってくれて、本当に本当にありがとう!!


 ちなみにお父さんムーンラビットはパパが、お母さんムーンラビットはママが名前をつけたいって。それでお父さんムーンラビットがモルト、お母さんムーンラビットがミルに決定した。

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