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【更新休止】婚約破棄された令嬢の激辛料理経営禄  作者: Mr.後困る
レストラン・スコヴィルの客
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ウィノの絶縁(ウィノside)

ウィノはプリン城の王国騎士団詰め所にやって来た。


「父上・・・騎士団長は何方に!?」


詰め所に居た騎士に尋ねるウィノ。

舌打ちをする騎士。


「おい!!」

「失せろっ!!!!!!!!!!!!!!!」


大声で叫ばれてたじろぐウィノ。


「な・・・それが騎士団長の息子に対しての」

「打っ殺すぞ!!!!!!!!!!!!!」


本気の怒りにたじろぐウィノ。


「い、 いや・・・」 

「おーやーおーや、 これはーウィノ君ーじゃないーかねー」


間延びした声を上げながら王国騎士団副団長のポッキー・グリコが現れた。


「私が対応するから君は行って良いよ」

「はっ」


騎士は去って行った。


「やぁ、 如何したんだい?」

「実家に帰ったら私が帰って来たら追い返せと・・・!!」

「うん、 だって君絶縁されたからね」

「は?」


呆気に取られるウィノ。


「ど、 どういう事ですか!?」

「どうもこうも、 君はラビー嬢の追放に賛同したじゃないか

だから団長が怒って君を絶縁したんだよ

書類上の手続きで君はもうアーモンド家の人間じゃないよ」

「そ、 そんな馬鹿な!! 俺は何も聞いていないぞ!!」

「何も言ってないからね、 あの人は私の様に優しい人間じゃないからね

一々お前絶縁したぞ、 とか言わないよ」

「あ、 アーモンド家は如何なる!?」

「親戚筋から養子を取ったらしいよ」

「そんな・・・父に!! 父に会わせて下さい!!」

「だぁめ」

「何故ですか!?」

「何故ってねぇ・・・君って騎士団にも入っていない一兵卒以下じゃないか

そんな人の為に態々騎士団長は時間を割かないよ

私の様な優しい人間と違って」

「そんな!! 何とか取り次いで下さい!!」

「何で?」


心底不思議そうな顔をするポッキー。


「何でって」

「君は最近訓練もしていない、 鍛えてすらいないだろう?

体付きを見れば分かる、 女にかまけて怠ける奴に事情を説明する以上の優しさなんて

かけてやらない」


話は終わりだと、 去るポッキー。


「部外者は立ち入り禁止だし君は他の騎士達から嫌われている

殺される前にさっさと帰ってね」

「・・・・・」


絶望し膝を付くウィノ。


「そんな・・・馬鹿な・・・あり得ない・・・あり得ない」


ぶつぶつと呟きながらその場を去るウィノ。


「そうだ・・・殿下・・・サンライズ殿下にとりなして貰おう!!」


ウィノはそう言うと走って行った。

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