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メディア王登場!!クッキングバトル!!

外から入って来たのはワイシャツにセーターを着るのでは無く羽織って袖を捩って

何処かのテレビ局のプロデューサーの様な恰好をした顔がディスプレイで

ディスプレイには凶悪な笑みを浮かべている男と顔が紙袋になっているADの様な男だった。


「・・・・・誰ですか?」

「本当に誰?」

「何方様ですの?」

「・・・・・メディア王マクスウェル」

「王!?」


盾の騎士が狼狽する。


「亜人の王様って事ですか?」

「人間の君に分かり易い様に説明してあげよう」


マクスウェルと呼ばれたディスプレイがにこやかに笑った後に

ディスプレイに一つの図が表示される。


「我々が今いるこの大陸には人間達が国を作っている様に我々も国を作っている

とは言え人間の国とは違い王が八人居る、 他を圧する超絶な能力を持った八人の王

その王の一人が私ことメディア王マクスウェルだ」

「・・・亜人は名前を教えない物じゃないの?」


ディスプレイに不機嫌な顔が映る。


「・・・・・私の場合は名前が外部に漏れてしまったのでね

隠す必要も無いだろうと言う事だ」

「なるほど・・・それでメディア王は何故ここに居るのですか?」

「私は新しい物が好きだ、 新しい味覚、 辛さが味わえると聞いてやって来た

我々の土地では劇物の唐辛子を使った料理、 是非とも一度食べてみたいとやって来たら

面白そうな事をやっているじゃないか、 気に入った

君達の料理対決は私が取り仕切ろう」

「展開が急だけど

私とこの万年筆の御嬢さんとの料理対決を貴方が取り仕切ると言う事?」

「その通りだ!! 辺境伯もそれで良いね?」

「嫌だと言っても強行するだろうに」


にひひと笑うマクスウェル。


「さぁ行こう!! 運命のキッチンスタジオに!!」


ピカッ、 とマクスウェルのモニターが光るとそこは

料理番組に使うキッチンスタジオだった!!

厨房が対立する様に並んでいる!!


「人間VS亜人!! 男を巡った料理対決!! 果たして勝者は何方か!!

審査員は私マクスウェルと手下のAD!! そして辺境伯の3人だ!!」

「・・・私は蚊帳の外?」


盾の騎士がぽつりと呟く。


「アンタは賞品!!」

「えぇ・・・・・」

「食材は私が用意しよう!! 互いに好きな物を言ってくれ!!」


マクスウェルが叫ぶ。


「それならば私は店に準備している物が有るのでそれを持って来たいです」

「豚肉の肩ロースとニガナと塩と我が家秘伝のだしを!!」

「秘伝のだしね、 了解!!」


数分後、 食材が準備された。


「さぁ!! クッキングバトルのスタートです!!」


紙袋のADが銅鑼を鳴らした!!

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