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大きな唐辛子!!凶悪な唐辛子!!

ラビーがドラゴンの鱗を揚げて三日経った頃。

毎日の様にやって来る盾の顔の騎士。

油も何とか手に入れてドラゴンの鱗を更に揚げる。

毎日食べるドラゴンの鱗、 美味しくて美味しくて仕方なくついつい食べ過ぎる。


そして異変に気が付くでぶ妖精。

布団代わりに使われるでぶ妖精がふと発した言葉。


「にょー、 ちょっと太った?」

「!!?」


気が付くカロリーオーバー。

ドラゴンの鱗のカロリーは一枚700キロカロリー

油とサルサソースがプラスされればそのカロリー数・・・想像もつかない!!




そんな訳で赤の森を散策する事にしたラビーであった。


「少し見てみると本当に色んな唐辛子が有るわね・・・」


赤の森には様々な種類の唐辛子が生っている。

籠に色々乗せて散策をしていると


「おや、 レストランの女将さんじゃないか」

「あら・・・貴方は・・・」


顔が勲章になっている騎士と数名の騎士が歩いていた。

数名の騎士達は以前店に来た者とは違う様でぐったりしていた。


「今日は如何なさったんですか?」

「新入り共の引率ですよ、 ちょっと赤の森を歩いただけでこの始末」

「もう5時間はぶっ続けで歩いてますよ・・・」

「休ませてください・・・何か食べ物を・・・」

「なら、 これをどうぞ」


大きな唐辛子を渡すラビー。


「止めて下さい、 部下を殺す気ですか」

「これはあんまり辛くない唐辛子ですよ、 でぶ妖精用にと思ったのですが・・・」

「・・・・・」


顔が箒になっている騎士が恐る恐る箒の中に大きな唐辛子を突っ込む。


「あまーい」

「甘い!?」

「甘い唐辛子も有るんですよ、 皆さんどうぞー」

「「「「ありがとうございます!!」」」」


新米騎士達は美味しそうに大きな唐辛子を食べる。


「唐辛子は基本的に辛いのでそのまま食べるのはおススメしませんからねー」

「「「「「はーい」」」」」

「いや、 何だかすみません」

「いえいえ、 部下の方に御世話になってますし」

「部下?」

「えぇ、 ワイバーンの盾の方」

「最近飲みに誘っても来ないと思ったら貴女の店に行っていたんですか・・・

御迷惑をかけてませんか?」

「いえいえ、 寧ろお世話になってますよ」

「それならば良いんですが・・・それではそろそろ失礼します」

「はい、 皆さんも訓練頑張って下さいね」

「「「「「ありがとうございますー!!」」」」」

「ほら、 じゃあ行くぞ新入り共ー!!」


勲章の騎士が新入り達を歩かせる。


「・・・・・!! これは!!」


ラビーが目を見張る、 ラビーが見つけた唐辛子!!

それは!!


「これはハバネロじゃない!!」


世界一辛いとは行かない物も相当辛いハバネロ

そのハバネロがこんな所に生えているなんて!!

ラビーは嬉しくてハバネロを持って帰りましたとさ。




翌日


「ハバネロは仕込みに使わないにょー?」

「あの辛さは客には出せないわ」

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