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かみさまの見ている村で  作者: 秋来一年
2/11

第〇話 おわりの話

「あっ……」

 頬に一雫の冷たさを感じて、少女は歩みをとめて空を見上げた。

 先程までは雲一つなく晴れ渡っていたはずの空は、いつの間にやらどんよりとした灰色に覆われ、雲のない部分を探すほうが難しい程になっている。


「ニコラちゃーん? どうしたのー?」

 ひとり立ち止まって空を見上げていたら、先行していた少女の一人が声をかけてきた。

「いま、雨が」

 言いかけたその時、ぽつり、ぽつりと雨粒は少女を再び濡らした。橙色の髪が濡れて、頬に張り付く。

 今度は少女の友達にも降ってきたようで、

「雨だ雨だ」

「えー、それじゃタコアゲできないじゃん」

「もう、そんなことよりこのままじゃ濡れちゃうわ」

と、にわかに騒がしくなる。


 今日はみんなでタコアゲをしに、村の外れにある見晴らしのいい丘にやって来ていた。

(せっかく“かみさま”から教えてもらったあそびを、ためしてみようと思ってたのになぁ……)

 先程ニコラと呼ばれた少女が、落胆して肩を落とす。

 その間にも雨足はどんどんつよくなり、数秒後にはバケツをひっくり返したような豪雨になっていた。


「てっぺんざくらで雨宿りしよう!」

 騒がしい雨音の合間に、友達のそんな声を聞いて走り出そうとする。

 天辺桜というのは、何もなく見晴らしのいいこの丘に、唯一生えている巨大な桜の木のことだ。丘の天辺に生えているため、そのまま天辺桜と呼ばれている。

 みんなに早く追いつこうと一歩踏み出した脚を、しかし遮るものがあった。


「だめ……ッ!!!!」


 脳内に突如響きわたった大声に、ニコラは思わず両の耳をふさぐ。

 顔の左右についている耳ではない。頭上に二つついている、獣のような三角の耳をだ。

 友達にも村の他の住人たちの誰にも着いていない、少女だけがかみさまとつながれる証。

 こちらにはお構いなしで、声の主は大声で畳み掛けるように言う。


「早くみんなをとめてこっちに呼び寄せないと大変な事になる。ニコラお願い早くみんなに、」

 何時になく必死な様子のその声に、何かをどうにかしなければならないことはわかるのだが、頭の回転が追いつかなくて行動に移せないでいた正にその時。


 視界がいきなり、白く弾けた。

 そしてほぼ同時に襲い来る轟音。


 何が起きたのかわからなかった。

 或いは、ずっとこのまま分からなければ、少女は幸せだったのかもしれない。

 たまらず目も耳も全部をふさいで、反射的にちいさくしゃがみこんでいた少女。

 彼女がおそるおそる目を開けようとすると、再び脳内で声が響いた。


「見ちゃだめ……! ニコラ、お願いだから、なにも見ないで」

 見ちゃだめって言われても、目を開けなければ移動することもできないし、なにが起きたのかもわからないではないか。

 そんな風に考え、少女は“かみさま”の静止をふりきり瞼をあけてそしてーー


◆ ◆ ◆


 私はガバリと勢いよく起き上がると、急いで洗面所へ向かった。

 また、あの時の夢だ。最近しょっちゅう見る。

 脳裏にへばりつく先ほどの光景をトイレに吐き出して、酸っぱくなった口元を流しですすいだ。

 明け方の蛇口からでる水はまだ冷たく、少しだけすっきりする。


 ふと顔を上げると、そこには幾分顔色の悪い私が鏡に映っていた。

 くりくりとした大きな焦げ茶色の瞳。年の割に幼く見られがちな、まだあどけない輪郭と唇。顎のあたりで切りそろえられた髪の毛は、ろうそくの炎のような、温かい橙色だ。   

そして、その髪の毛と同じ色をした、ふわふわとした三角形がふたつ。

まるで獣のようなその二つの耳は、神の声を聴くことの出来る、巫女特有のものだ。


神様の声を聴くこと。

そして、自らが憑代となり、神の声を直接自分の口から伝えること。

それが、先祖代々巫女の役割を務めている神木家に、長女として生まれた私のお役目だった。


とは言うものの、私とかみさまは、神託を託すものと、民にその言葉を伝えるものといったような、お堅い関係ではない。

そう、いうなれば友達のような。

だって、私はかみさまのことが好きだし、かみさまとお話ししていると楽しいし、かみさまも私とお話しして楽しんでくれてればいいなって思うもの。

そして、かみさまも私とお話ししているときは、鈴の鳴るような声でよくころころと笑うのだ。


「ニコラちゃんの髪は、細葉百日草のような橙色ね」

 鏡に映る自分の姿をみていたら、かみさまに前に言われた、そんな言葉を思い出した。

けれど、あのときはきれいな橙一色だった髪の毛に、今では赤や青、桃色になっている部分がある。それを見つけた途端、口から思わず安堵のため息が漏れた。

 よかった、みんなはまだ、私のなかにちゃんと居る。

 

 あれは、不幸な事故だった。

 みんなでタコアゲをしようということになって、風と芝生の気持ちいい、天辺桜の原っぱまでみんなで遊びに行ったのだ。


 けれど、夕立にあって、雨宿りをしようということになって。

 突然世界が白く光って、地面が揺れるような轟音がして。


 天辺桜に雷が落ちたのだと、雷は高いところに落ちるものなのだと、かみさまは後になって教えてくれた。

 雷は電気というものでできていて、水はよく電気を通すのだということも。

 雷の電気に人間の体は耐えられないのだということは、教えられるまでもなく、いやというほど実感した。

 あたりは肉の焦げるにおいが充満していて。目を閉じることも、泣くことすらできなくて。


 私のせいだ。

 私がかみさまの言うとおりに、みんなを引き留めてさえいれば、こんなことにはならなかったのに。

 だから、私がなんとかしなくちゃ。

 そう思って。


 無我夢中だった。私の体には、そもそもかみさまの憑代となるために、魂を入れる器のようなものが人より余分にあるのだという。けれど、そんなこと、その時には考えもしないで。

 ただ、ただただ、行かないでほしいと思った。


 私を置いて行かないで。

 ひとりにしないで。

 死なないで。

 そんな思いが、奇跡を生んだ。

みんなの魂を、この世界にひきとめたのだ。

そして、その魂、人格とも呼べるそれは、いま私の体の中にいる。

巫女だけが持つことを許された、本来ならかみさまの魂をこそ受け入れるはずの器の中に。




「おはようございます、ニコラさん」

 ふいに、ぽんと頭の上に手を置かれて上を見上げると、そこには私の大好きなおにいちゃんがいた。

 私と同じ橙色の髪は腰あたりの長さでまっすぐと伸びている。ほっそりとした体つきや整った顔立ちと相まって、未だに姉妹と間違えられることが多々ある。

 いつも穏やかな微笑を浮かべているその表情に、しかし、今日は心配の色が浮かべられていた。


「おはよう、おにいちゃん」

 おにいちゃんの心配を振り払うように、にっこり笑って朝の挨拶をする。

 私はおにいちゃんが大好きだ。けれど、近頃のおにいちゃんとは、ちょっと話したくないなぁと思っている。


「ニコラさん、今日は一段と顔色が優れないようですし、やっぱり、」

「おにいちゃん」

 また始まった。おにいちゃんの言葉をそれ以上聞きたくなくて、遮るように声を重ねた。

「これは、私が、決めたことなの」

 もう何度目かわからない言葉を、おにいちゃんの目を見ながらはっきりと告げる。


 おにいちゃんは、私が私の身体の中にみんなの魂を入れていることに反対なのだ。

 私の顔色が悪いのは、何も今朝あの日の夢を見たからだけではない。

 というのも、身体の中にほかの人にはない余分な器があるとはいえ、それはあくまでかみさまの魂を一時的に留めるためのものにすぎないのだ。

 三人もの魂を、それもあの事故の日以来ずっと身体の中に入れているのは、私の身体に負荷をかけてしまっている。


 その上、私の中にいるみんなは、私の意識がない時にしか活動することができない。つまり、私が眠っているときにしか、みんなは活動することができないのだ。

 私の身体が本来睡眠をとってお休みしているべき時間に、他の誰かが私の身体を使って行動する。それは、私の身体が年中無休で動かなければならないということだった。

 もちろん、みんなも毎日夜通しで活動しているわけではないから、年中無休は言いすぎなのだけれど。それでもやっぱり、ただでさえ負荷のかかっている身体が、寝不足状態の過労状態というのは、ちょっぴりきついわけで。


 おにいちゃんが私のことを心配して言ってくれているのは分かっている。けれど、みんながこうなってしまったのは、止めることの出来なかった私のせいなのだし、私が少し我慢をすれば、それだけでみんながここに居続けることができるのならばお安い御用だ。


「ところで、何やら寝汗をかいてしまっているようですが、お風呂に入りますか? もし入るようなら、たいてきますが」

 これ以上言っても無駄だと判断したのか、ふいにお兄ちゃんがそんなことを訊いてくる。

 確かに、あの日の夢を見てしまったせいか、全身はじんわりと汗に包まれ、髪の毛も幾筋か頬に張り付いてしまっていて気持ちが悪い。


 昔は、お風呂というものが大好きだった。もともとは、私のおばあちゃんが巫女だったころにかみさまから教えてもらったものらしい。

 けれど今は、シャワーがまるで大雨のようで、どうしてもあの日のことを思い出してしまって、お風呂に入るのが苦手になってしまった。


 暗い私の顔を見て、おにいちゃんはすぐに、しまった、というような表情をした。

 そんなおにいちゃんのことを見て、ふと思いつく。

「ねぇ、おにいちゃん。一緒に、お風呂にはいってもらっちゃ、だめ、かな」

 ひとりで入っていると、どうしてもあの時のことを思い出してしまう。けれど、おにいちゃんと楽しくお話をしながら入れば、大丈夫なのではないか。

 そんな考えからの発言だったのだが、おにいちゃんは驚いた顔ののち、なぜか少し焦った様子で言う。


「いけませんっ。ニコラさんはもう年頃の女の子なのですから、いくら兄妹とはいえ異性に、その、裸をさらすのは、よくないことなのですよ」

「ちぇー、おにいちゃんのケチ。べつにいいじゃないへるもんじゃないし」

「そういう問題ではありません。べつに、おにいちゃんはケチで結構です」

唇をとがらせてそう言い返すも、すぐにぴしゃりと反論されてしまう。


そして、今度はふっとやさしい表情になって、

「もしも一人で入るのが嫌なら、お母さんに一緒に入ってもらえるよう、お願いしてあげますから」

そんなことを言われては、わかったとつぶやく以外にないじゃないか。

仕方なしにうなずくと、おにいちゃんは「いいこですね」というように頭をやさしくなで、お母さんのいる台所の方へと向かって行った。




 お風呂から上がって居間に来てみると、おにいちゃんは読んでいた本から視線を上げ、私の方を見た。居間には木で作った大きなテーブルと、家族全員分の座布団がある。板張りの床には干し草を編んでできた敷物、かみさまの世界ではござというらしいそれを、敷いていた。


「意外と日本風なのねぇ」

 いつだかかみさまが、そんな風につぶやいていたのを思い出す。

 日本というのはかみさまの暮らしている場所のことらしい。


「ニコラさん。今日はいつもより体調もよさそうですし、久しぶりにお買い物にでも行きませんか?」

 不意に、おにいちゃんが話しかけてきた。そういえば、ここ数日は私が寝込んでしまっていたから、お買い物に行くのは久しぶりだ。おにいちゃんと二人で村を歩くのは、何もない日だって嬉しい。

 私は迷わず

「うんっ」

とうなずいた。




「ふぅー。ニコラさん、重くないですか?」

「これくらいへっちゃらだよー」

 二人仲良く大量の本を抱えながら、住み慣れた村を歩いていく。

 今日は月に一度の本屋さんが来る日で、隣にある大きな町からたくさんの本を売りに来ていた。この村には本屋さんがないから、読書が趣味のおにいちゃんは、毎月この日を楽しみにしているのだ。


「それにしても、少し買いすぎてしまいましたね」

苦笑しながらおにいちゃんが言う。確かに、私もおにいちゃんも互いの顔が見えなくなるくらいの本の塔を腕に築いていて、歩くたびにゆらゆらと危なっかしい。

「落とさないうちに、早く帰らないとだね」

 そんなことを話していた、その時。

 ぽつり、と、何か冷たいものが手の甲にあたった。


「これは本当に、早く帰らないといけなさそうですね」

 そう言いながら、おにいちゃんが空を仰ぐ。

 私たちの頭の上には、今にも落ちてきそうなほどどんよりとした、灰色の雲が広がっていた。

「うそっ。朝はあんなに気持ちよく晴れてたのに……」

 そんな私の嘆きも知らず、空はついにこらえきれなくなって泣き出した。


 雨粒が、ぽつりぽつりと私たちに当たる。

 本が濡れないように早足になったおにいちゃんを追いかけようとして、しかし、足が止まった。

 え、なんで。

 足が地面に縫い付けられてしまったかのように、ぴくりともしない。

 そうしている間にも、雨は刻一刻と激しさをまし、私たちの服や本に濃い色の染みをつくる。

 遅れている私に気づいたおにいちゃんが振り返るのと、腰の力が抜けて、私が本を地面にばらまくのは同時だった。


 バケツをひっくり返したような土砂降りのなか、思い出すのはあの日の光景で。

「ニコラさん……!」

 私を呼ぶおにいちゃんの声がやけに遠い。体中を冷たく濡らす雨に交じって、熱い雫が頬をつたった。

 遠くの方で、稲光に少し遅れて大嫌いなあの音が鳴る。おなかの底に響くようなその音に、私は思わず両手で耳をふさぎ、目をぎゅっと閉じてうずくまった。


 目を閉じていても分かる稲光が再び辺りを照らしたその時、私をひしと抱きしめる誰かがいた。

 こわごわと目をあけると、そこには私の大好きなおにいちゃんの心配そうな顔があって。

 先ほどまでたくさんの本を抱えていたはずの両手は、私の身体をつつみこんでくれていた。

「大丈夫ですよ、ニコラさん。さあ、お家に帰りましょう」

 そう言って、おにいちゃんは私に背中に乗るよう促した。


「ごめんなさい。おにいちゃん、ごめんなさい」

 自然と溢れ得てくる涙でしゃくりあげながら、何とかそう言う。

「ニコラさんは何も悪くないですよ。本なんて、あとで回収しに来ればいいだけですから」

 そう言って、服がどろどろになってしまうのにも構わず私のことをおぶう。

 この雨だと、本はあとから回収しても、もう読めなくなってしまっているだろう。

 それに、私の口から出たごめんなさいは、本のことだけを指すのではない。けれどおにいちゃんは、きっと全部わかったうえで、さっきの返答をしてくれたような気がした。


「ニコラさんは何も悪くないですよ」さっきの言葉を、ぐちゃぐちゃの頭の中で繰り返し再生する。甘い誘惑のようなその言葉に、思わず甘えてしまいたくなる。

 でも、だめなのだ。

 悪いのは全部私。

 だから、私が我慢して、みんなをここに居させてあげないと。


 そんなことを考えているうちに、私たちは家までたどり着いていた。

「お母さん、すぐにお湯の準備をお願いします。あとタオルも!」

 自宅の玄関口で背中から下されると、体は濡れているせいか異様に重く、体の表面は冷え切っていてつめたいのに体の中は火にかけた鍋のように熱く感じる。

 座っていられなくて、思わず倒れこんだ。

「ニコラさん?!」

 いつも冷静なはずのおにいちゃんが、悲鳴に似た声で、私のことを呼んだ気がした。




 気を失ってしまっていたのだろう。気が付くと、私は部屋着に身を包んでお布団の中に横たわっていた。頭の上には、すっかり温くなってしまった濡れタオルがのっかっている。

 誰かの気配を感じて視線を上に挙げると、丁度タオルをかえに来てくれたのであろうおにいちゃんと目があった。


「具合はどうですか、ニコラさん」

 今朝折角下がった熱が、先ほど雨に濡れてぶり返してしまったのだろう。頭はぼんやりとして、うまく働かない。

 一方のおにいちゃんは、手際よくタオルを取り換え、立ち上がろうとする。

 そんなおにいちゃんの袖を、思わずぎゅっとつかんだ。


「いか、ないで」

 知らずに零れ落ちたその言葉は、まるで涙のように湿り、震えていた。

「今日は、おにいちゃんも、ここで寝よう……?」

「同じお布団で、ですか?」

こくりと頷くと、おにいちゃんは申し訳なさそうな、困ったような表情になった。


「ニコラさん、今朝も申し上げましたが、あなたは年頃の女の子です。ですから、同じお布団で寝るというのは」

「ひとりに、しないで……!」

 先ほどの雨のせいか、体調がよくないせいか、いつにもまして心細い気持ちだった。

 みんなは私と一緒にいるはずなのに、さみしくてさみしくてどうしようもなくて。

 あるいは、みんなもさみしいのだろうか。これは、四人分のさみしさなのだろうか。


「裸じゃ、ないんだから、いいでしょう?」

 消えてしまいそうなかすれ声に、おにいちゃんは悩むような表情をした後、あきらめるようにため息をつき、

「わかりました。今晩はここにいますから、安心して眠ってくださいね」

 と、やさしく囁いてくれた。

 隣に感じる体温に安心しながら、私は眠りに落ちる。

 

 だから、その時のおにいちゃんがどんな顔をしていたのかみることはできなかったけれど。

「やはり、早急に何とかになくては」

 そうつぶやいたおにいちゃんの声の冷たさが、耳にこびりついていた。



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