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まずは

作者: 大澤豊

ピンチの時、ひとりぼっちの時、会いに来てくれるんじゃないかって、ずっと期待してしまう自分がいる。それは愚かな事で、無理な事だってちゃんと気付いているのに。

早く目を覚ませ、自分。

現実を見ろ、自分。

早く、早く。

必死に自身を急かしていたら、あの人の口癖を思い出して、余計悲しくなった。

今の私に必要な事は自分を磨く事だ、私は鼻を啜る。

早くできても中身が無いんじゃ意味ねぇよ、あの人の声が蘇り、気付いたら、はいと返事をしていた。

あの人を完全に忘れるまで、まだまだ時間が掛かりそうだ。

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