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プロローグ

この作品は全て完全なるフィクションであり、実在する、実在しないにかかわらず、他の個人・法人・団体・地名・物体等々とは一切合切、これっぽっちも欠片も関係ありません。

その世界で、人間は徐々に追い詰められていた。

いや、人間だけではない。エルフ、ドワーフ、獣人。

穏やかな文明を持つ種族は少しずつ衰退していた。


100年前、突如出現した魔大陸からの魔族の侵攻。群れないはずの魔物を統率した軍団は、徐々に人類の勢力範囲を狭めていった。


人類もただ手をこまねいていたわけではない。

100年の間、人間の騎士、エルフの魔導士、ドワーフの戦士、獣人の拳士等々……様々な者が魔族に挑んだ。

その間、魔族の重臣や有力者を倒し、一時的な平和や、均衡は確かにあった。


しかし、いずれも魔族の頂点である魔王に敵う者はいなかった。


ジリ貧。

100年経っても決定的な打撃を与えるどころか、人類は徐々に追い詰められていた。


だが、希望はあった。


この100年、追い詰められたおかげで技術革新もなされた。


特に教会を媒介とした、神のしもべとの会話が可能になったこと。


それは人類の知識を深め、伝承と呼ばれた過去が、現実のものとなった。



すなわち、「勇者召喚」。



史に残らぬほど遠い昔、同じような危機を人類が迎えたという。

しかし、大魔導士によって他世界から「勇者」が喚び出され、その危機を脱したという。


あくまでも伝説、伝承の類。

それが、現実の知識として、現代に蘇ったのだ。


人類は現在、「勇者召喚」に合わせた一大反抗のため、準備をしていた。


魔王に挑むための、勇者は1人。

それに随行するパーティの育成及び選抜が必要だった。


有象無象は足手まとい。



“各種族より、1名を選抜し勇者召喚に備えよ”



その号令のもと、人類は精鋭の準備を行う。


全ては、全人類の未来のために……



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