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ツイッター和歌集(2)  作者: 多谷昇太
芥川龍之介

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戯作三昧(4)

またこの入れ込みの湯屋の描写になぜかソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』を連想したりしてしまう。シベリア強制収容所内における囚人たちの欲場風景と、その中の一人である主人公シューホフの淡淡とした(悟り切ったと云った方がいいか?)心模様など、実に好一対ではないですか。人生・社会などというものはある意味強制収容所内なのであり入れ込みの湯です。この中にあって如何に我が戯作三昧人生を全うすべきや、臥薪嘗胆すべきや、考えさせられるものがあります。


神祇しんぎ釈教しゃっきょう恋、無常、みないりごみの湯中如何にか禊すべき


詞書:これは式亭三馬、滑稽本からで、これを自作内に引いた芥川は流石と云うもの。ちなみに昭和時代の銭湯もそんな感じでしたよ。尤もまだ児童から青春時代の時分でしたから禊云々は専ら身体洗いのことだけでしたけどね。この和歌の歌意通りのことは遙か後年、馬琴の年になってからのことです。今は銭湯も少なくなり自宅風呂の皆様ばかりだからこんな感慨はないかな…?

※ところで移民が入り乱れる昨今のご時世ならば、差し詰め馬場あき子先生のこんな歌が合うのかなあ?各自ご一考ください。↓


都市はもう混沌として人間はみそらーめんのやうな哀しみ


【浮き世風呂 face bookから引いた絵。見たかったら下のツイートのURLをコピペしてね。↓】

https://x.com/i6U3xYCHFkPR8B6/status/1904915475282485666


以下蛇足:先に同業者だなんて生意気に…私は只の無名のアマチュア作家ですけどね。つい…。ところで最後に和歌をもういっちょう(もう一首)置いて終わります…。


を意地を失くしたくない作家ゆゑナイーブと傍若無人は裏表


我が意地とはアートマンの意、真我ですね。傷つきやすくしかし傍若無人だった芥川。その故は拙歌の如しだったか?畢竟眇すがめばらや(私で云えば)ストーカーどもなぞに乱されたくないのです…。

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