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ツイッター和歌集(2)  作者: 多谷昇太
芥川龍之介

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戯作三昧(3)

 えー、ところでさても(変な云い回しかな)、このような事どもを同業者たる芥川はよくぞ描いてくれました。まこと、胸の空く思いが致します。快哉たり!ここでもう三首、和歌を挙げたく存じます。


空晴れて人皆遊ぶ園巷そのちまたともしかりとも戯作三昧


然るべき果報あらねば書くべしや戯作のうからと下げ置くべからず


文輩と笑わば笑え軽んじろ先王の道行くべき者ぞ 


 さてもしかし、これらのことはいったいどうなんでしょうねえ…この馬琴への類似感や親近感は。私だけに特異なことなのか、それとも小説をものにする同業者らすべてに於ても云えることなのか…聞いてみたくもありますよ。

(下に肝心要の芥川龍之介「戯作三昧」の語りとあらすじを置いておきました。それぞれコピペの上ご堪能ください。↓)

※ユーチューブ『戯作三昧』語り:西村俊彦 ※ナイス朗読で聞き惚れてしまう。↓

https://youtu.be/5EcQiICGFtI?si=mCwmPMZuKMbXXPzm (コピペして聴いて)

※青空文庫『戯作三昧』↓

https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/38_14487.html (コピペして読んで)

 

 さてそして、こちらは作中にあった式亭三馬の本歌取りとなります(…のかなあ?殆ど原文を引いただけだが)。なぜこの頁を引いたのかと云うとこの小説『戯作三昧』の設定自体が主人公・馬琴が銭湯(朝湯)に赴いたところから始まっているからで、そしてその折銭湯内の描写が老年に至った馬琴の心身の描写ともども卓越していると見たからです。ご存知、入れ込みの湯屋の猥雑さと、長年に渡る創作の(…人生の?)苦しみに辟易としている馬琴の老いた心の対比等…我が身に照らして感傷を誘われます。


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